テーマ:今日聴いた音楽(73695)
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半崎美子の「永遠の絆」を聴いてその意味をようやく把握するまでずいぶん時間のかかったこと、自分の国語の読解力はこんなに悪かったんだ、と今さながらであった。この手の歌は恋愛物だという既成観念にどっぷり浸かっていたのだろう、
いつからかあなたは新聞を読むときもと始まった時に、別れた初老の夫婦の歌だと勘違い、そのあとの 離れて暮らしたことであなたの優しさ身に沁みた辺りは、歌声に注目していて十分に理解していなかったんだろう、別れた夫のところに時々戻っているのか、変わった歌だなどと的外れの想像をしていた。いやお恥ずかしい、よく聴けばこれは娘が嫁いでから時々実家に帰る状況だったのか、とようやく方向転換。それでもまだ、最初に抱いた男女関係の観念に囚われていて、 いつからか私も 気づけばこんな歳での一連の流れを娘から父親への歌だと聴いてしまう。「あなた」という言葉を使うから異性だと感じてしまうのかな。 怖い夢を見た夜二人の間に割り込んだここに至って、いや父ではまずいかと思い直し、嫁いだ娘から母親への歌だと訂正を試みる。そしてこのあと いつか私にも子供ができたとしたらとあるので、まだ子供がいない、ただ自活している娘なのかもしれない、とついに全体像が見えてきたのである。 今日のヤフーニュースに「サザン桑田も激賞する“泣かせ歌” 36歳デビュー半崎美子の素顔」という記事に釣られてユーチューブで拝聴した半崎美子の「永遠の絆」、声は中音域がほんの少しハスキーがかって、そのほかの部分は普通に透明感があり、節回しや発音はわずかに癖があるのがこれも耳に残り、すごく丁寧に歌うので聴く人の心に響く。彼女自身の作らしいメロディーはごく普通のJポップのバラードでどうということはない。やはり彼女の歌と歌詞が共感を呼ぶのだろう。 ここまで書いて、さてリンクを付けようと、ユーチューブのライブ・バージョンをもう一度聴くと、彼女が歌前の語りで、この曲の歌詞が両親への思いであることを言っていた。つまり「あなた」は複数だったのだ。そうか、父への思いと母への思いが交ざっている、だから僕の解釈も揺れてしまったのかな、と国語力の脆さを自己弁護する次第だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんばんわ(^.^)♪
素敵な歌手を知るきっかけになりました♪ありがとう♪ 声も好みですが、歌詞に10年先とか 「先」を使う所が、気に入りました。 「二人の砂時計」も曲、と共に歌詞がよくて 心にジーンときて涙が(^.^; (2017.03.30 20:28:12)
るり♪♪さん
試したもらいありがとう! なるほど「先」の使い方がよかったですか。そうかもしれないですね、歌では「この先ずっと」くらいしか使わないかもね。「100年経っても」というのはあったけど。「砂時計」がお気に入りですか。僕は「おかえりの約束」の歌詞が好みかな。好きな個所は、「約束が泣いていても思い出が笑ってても、私の中に根を張ってるあなたを思い続けるでしょう」。実は、本ブログを書いた時、「永遠の絆」とこれと歌詞が混同していたのかも。こちらの方も、離れていた人を「おかえり」と迎える歌なんで。 (2017.03.31 01:58:35)
泣かせ歌と言われてますね?・・私はこの歌では泣けませんけれど、そういう時代を過ぎてしまい・両親は更に老いてしまったからかな。。
「明日へ向かう人」は聞いたことあります、アニメーションも見覚えがあってなかなかシュールだなと感じました。 「種」の中の「心に咲いた花を摘み取ることは出来ない」と言うフレーズに共感しました☆ 本日テレビにも出てましたので、デビュー前なのに凄い評判ですね! (2017.04.04 22:07:05)
tom☆さん
「永遠の絆」では確かに泣けませんね。僕の場合だと、「時々帰るから、その顔が見たいから」なんて思ったことがない(すみません、親不孝者でした)。ただ歌い方が丁寧なのでディナーショーとかで聴くと感動するかもしれない。「明日に向かう人」は中高生の好きそうな応援歌で、男性歌手では時々あるやつで、女性版ですね。ユーチューブには「石巻市、大川地区の「大川ふるさと祭り」へ歌いに行く前日、色々な思いを巡らせながら、家のキーボードへ向かったらこの、命の歌が生まれました」とありました。気持ちがよく入った歌詞ですね。 (2017.04.06 04:03:55) |
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