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去年の7月にオバマケアのskinny repealがトランプと共和党指導層の企みで可決されそうになった時に、病床から急遽駆け付けたジョン・マケインが決定的な一票を投じてオバマケアを一時的に救った(「オバマケアの命運」)。あれから1年、ヒーローは逝ってしまった。トランプと彼に阿る共和党議員たちによってずたずたに分断されてしまったアメリカに、今一番必要なのはマケインのような気骨のある共和党議員だというのに。
ジョン・マケインの冥福を祈り、長女、Meghan McCainが発表した言葉を張り付けておきたい。最初は、訳しながら脚色しようかとも思ったが、それでは失礼になるので、原文のまま置いた。最後の文、" The dream is ended: this is the morning"、はC. S. LewisのThe Last Battleからの引用らしい。自分の子供にこのような文章で送られるとは、ジョン・マケインはやはり僕のヒーローだ。 My father, United States Senator John Sidney McCain III, departed this life today. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
トランプに対峙してきたエピソードを聞くにつけ このタイミングで亡くなられるのは惜しいなと思います。
葬送の文は 平易であるがゆえ 飾らない普遍的な親子の温かみや 子供心に焼き付いた父の教えや 共に過ごした日々を確かに感じさせ 心を揺らします。羨ましいです。 (2018.08.29 22:07:22)
マケインのエピソードでよく流れるのは、あるタウン・ミーティングでオバマに対する不信感を吐露する共和党の支持者に対して、そんなことはない、オバマは素晴らしい人間だ、ときっぱりと否定する姿勢を示したのがあります。政治を越えた人間としてのマケインの誠実さ。現政権の嘘の上に嘘を塗り固めるプロパガンダ手法に比べて、なんと清々しかったことか。
上院議員マケイン氏の代わりを指名するのは、アリゾナ州知事だそうです。これもトランプに阿る決断をするものと思われます。最高裁の判事もかなり右寄りの人になりそうだし、かなり先行きは怪しいですね。 (2018.08.30 04:39:36) |
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