テーマ:テニス(3333)
カテゴリ:カテゴリ未分類
楽天ブログには検索機能が付いていて、自分が書いた内容をよく覚えてない僕は、この機能を使って自分の書いた記事を検索することが時々ある。今日も、テニスの線審判定システム、ホークアイについて昔書いた記事を読もうと、探したのだが、出てこない。その時カタカナで「ホークアイ」と書いたのか英語で「Hawk-Eye」としたか、あるいは「鷹の眼」と訳したのか覚えてなかったので、いろいろ試したが、どれもヒットしなかった。仕方がない、全部探しても600件の記事だ、ブログを始めた2004年から順番に見て行こうと、リストを原始的に探してすぐ見つかった。2007年6月のこと、「ウィンブルドンでの鷹の眼」という題、記事内では「Hawk-Eye(鷹の眼)と名づけられた」としてあった。何でこれが見つからなかったのだろう。
楽天ブログの検索はグーグルの検索エンジンを借りてることはわかっている。ということはグーグルでも見つからないのかと検索してみたら、案の定見つからなかった。 10年以上も前の記事だからなのかと考え、いくつか古い記事のキーワードを検索したがそれは見つかった。ということは「鷹の眼」という単語が何らかの理由で検索できないということだ。グーグル検索の方法がどういう仕組みなのか、これは今や人類最大の謎であり、解明することなどできない。(ちなみに、別の検索エンジンBingでは「cozycoach 鷹の眼」でちゃんと検索できた。) とにもかくにも、この「鷹の眼」の記事は今後ちょっと必要なので下に張り付けておく。 ウィンブルドンの鷹の眼 (2007年6月16日) テニスにもリプレー制度を取り入れるべきだ、他のスポーツではみんな導入されている、技術的には可能で、「サーブの軌跡を複数のカメラ?からデジタイズしてPCに取り込みIn/Outの判断をする・・・」(Jawsさん、2004年10月20日の僕の日記へのコメントより)、という話をしていたのがつい3年ほど前、そのコンピューター画像によるリプレー制度がついに伝統を守るウィンブルドンにもやってきた(センターとコート1だけ導入)。 Hawk-Eye(鷹の眼)と名づけられた、コンピューター画像による線審判定システムは、2006年の全米(US)オープンでグランドスラム・デビュー、それに続くオーストラリアン・オープンでも使用され、いよいよウィンブルドンに登場するわけだが、そもそも開発したのはイギリスの会社(Dr. Paul Hawkins)で、クリケットでは2001年から使用されている。もっとも、クリケットでの使用はテレビ放映時のコメンテーター用で、フィールドでの判定のためではないようだ。 BBCのサイトの説明によると、屋根に据え付けられた5台の高速カメラでボールを撮影し、そのビデオ画像をコンピューターで計算処理して、三次元での位置を特定するらしい。誤差は3ミリほどだという。 費用的には、一面のコート一週間でおよそ2万ドルから2万5千ドルほど、サービス・ラインの判定をするCyclopsが一面一週間で1万5千ドルから2万ドルだから、妥当なところだろう。 これで、グランド・スラム中 Hawk-Eye を使わないのはフレンチ・オープンだけとなるが、フレンチはクレー・コートだから、ボールの痕がはっきりと赤土に残る。興味深いのは、Hawk-Eyeと球の痕が一致しなかった場合にはどうなるか、という点で、これは技術に対する信頼度とも関わるわけだから、あそこで導入するのはかなり困難なことだろう。 Hawk-Eye技術を開発したのはRoke Manor Research Limitedだったが、2021年の現在はHawk-Eye Innovationsと名前を変えているようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
かつての会話を引用頂いて光栄です。懐かしいですね。
2010年頃でしたか 日本の某メーカーS社がHawkEyeの技術を買収したと記憶してます。 (2021.05.07 03:35:45)
JAWS49さんへ
確かに、Hawk-Eye InnovationsのウェッブページのAboutを見ると、小さくS社の一部であると書かれてありますね。ご指摘ありがとうございます。線審はもうすぐ全廃されてしまうのじゃないかという話があって、この記事を書いたころがその歴史の黎明期ということですね。ちなみに、僕は線審の全廃には反対です。というのも、その流れがあちこちに広がると、AIによる判断がすべてという社会になりそうで、それはちょっと恐ろしい。 (2021.05.07 04:17:36) |
|