22.05. 2004
諸　連　絡 　　　　　　 　　プノンペン補習授業校
1.図書管理の仕事、ありがとうございます。
昨年よりPTA組織ができ、図書係の班の人たちに整理の仕事を毎週手伝って貰っています。図書は寄贈された絵本などがおおかったのですが、昨年度は高学年用の名作なども購入し蔵書も充実させるよう努力しております。今年度は本棚をあつらえ、先週、PTAの図書班の人たちが重い本箱の移動などをして、西棟二階のホールは図書室らしく様変わりしました。週一回の補習校は学校でゆっくり本を読む時間はありませんので、貸し出しの仕事も図書班の方々がやっています。係の人たちは、本年度貸し出しの記録もしてくれていました。その記録を見せていただきました。なんと借りていくのが一番多いのは幼稚部の子供達です。幼稚部向けの本がたくさんあることもありますが、カンボジアでの生活にも関係がありそうです。小学生では三年生・五年生と本を借りていく子が多いのですが、高学年にもぜひ読書の楽しみをもてるような習慣ができるとよいなあと思います。それには今後も高学年向けの蔵書を購入しなければと思いますが･････。ご来校の折りにはぜひ図書室らしくなった西棟の二階ホールにお立ち寄りください。
2. さくら組のボデーペンテング･････　　　　　　　　　　
幼稚部のボデーペンテングがあるからと朝からパニックになるものと覚悟していましたが、トライした子の少なかったこと。今風の子供だから野性味がないのでしょうか。ワイワイキャアキャア････塗りたくりあうのかと思いましたが・・・・・。カンボジアに住んでいるせいでしょうか。
3.先週の学年発表は3年生でした。　　　　　　　　　　　
１５日の帰りの会に小学３年生の発表の順番が回ってきました。１週間前に発表で何をしようかと話したところ、木山浩平君から「１日が何秒とか、１年が何秒とか発表したい。来週までに僕が調べてくるから。」と言う提案がありました。ちょうどその日に算数で「１分は６０秒。１時間は６０分。１日は２４時間。」ということを勉強し、目をつぶって１分を心の中で数えて当てるゲームをしたのです。教科書には「紙飛行機を作って飛ばして飛んでいる時間が何秒か調べよう」というアクティビティもあったのですが、教室が「大混乱」に陥ることが容易に予想されたので、そこはパスしました。３年生の皆さん、それは自分のうちでやってみて友達と滞空時間競争をしてみてください。さて、発表ですが、普段は口にしないような（３年生ではまだ習っていない）大きな数を言うことになってしまい、誰が何を言うかで一もめ。じゃんけんで決め、発表用紙に書いて、発表の練習。発表当日はインターの行事で関島君と、山崎さんがお休みだったのが残念でした。しかし、残りの６人でがんばって発表しました。声もよく出ていました。１分間当てゲーム。普段はあっという間の１分ですが、いざ、目をつぶって数えるとなると意外に長く感じるものですよね。補習校には、ご両親の仕事の関係で日本から来て数年でまた日本へ戻ってしまう子どもたち、カンボジアで生まれ育った子どもたち、またそのどちらにも属さない子どもたちが混在しているのですが、３年生について言えば、計８人中の「日本組」と「現地組」の割合は４対４。母語も文化背景も異なる子どもたちのミックスクラスです。今後、その特徴がプラスに転換していくようなクラスになればと思っています。