RTK測位u-bloxのEVK-6Tを2個とも1台のノートPCに接続してRTK測位の実験.単に別々のPCを用意するのも面倒だったので. ところが,u-bloxのGPSをUSBで2個接続するのは不可能でした. 同時には1個しか認識してくれません. そこで,片方のGPSをUARTで接続,電源はACアダプタを使ってUSBケーブルから供給. UARTの方は必要な信号を出力するように設定,デフォルトが9600bpsで遅くて間に合わないので速度も設定. 片方をUSB,もう片方をUSB-RS232C変換を使うことで別々のCOMポートとして認識できました. 次に,STRSVRでRKT2GoのNtripサーバーに片方から送信. RTKNaviでもう一方を移動局として入力,先ほどのNtripサーバーを指定してRTK測位. アンテナの方はまだちゃんと設置してないので,仮置きしてケーブルで室内まで引き込み再放射器で屋内に電波を飛ばし,u-bloxのアンテナをその前に2個ともおいて実験してみました. 基準局の座標も適当に入力.原理的には同じ場所なのでFixしやすいかと思って... その結果,Fixはしても値が動いてます.面白いことに,Fixした座標が直線上で動いているので割と限定的な誤差要因で基準局と移動局とも計算値が動いているのでしょう. というわけで,基準局の設置の方法は分かりました. おまけに,再放射器を使ってもRTK測位はできるらしいこともわかりました. 実際には,基準局のアンテナは別に設置した方がよいだろうと思います. --------------------------- 今日は研究室のある棟の屋上に上がってGPSアンテナを2機設置. 屋内への引き込みは,学校の施設課に許可を取って,天井の石膏ボードを外して窓の上にある換気扇用のダクトの取付部分の二重アルミサッシに1.5㎝程の穴を開けてアンテナ線を通し,雨水が入らないようにシール.あとで報告書を出します. 一つは再放射器のもの,再放射アンテナは研究室と教員室の両方に飛ぶように境界の窓際に取付け. もう一つはu-bloxのEVK-6Tのアンテナ.長さが少し足りなかったので天井から出して窓枠に超強力両面テープで固定.長いUSBケーブルでPCへ. というわけで屋内でも電波がビンビン入ります. RTK基準開設まであと少し. --------------------------- トラ技2018年1月号を読んでから,正月休みに勉強して,昨日からようやく基準局を稼働させてます. --------------------------- ー広告ー 【Autumnフェア、新発売記念特価】コリドー340/GPS(40mアンテナケーブル付)再放射距離30m♪屋内設置型GPSアンテナ中継器!国内ではご利用出来ません!※納期:2〜4週間※ ジャンル別一覧
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