おびやまロボット研究所 ~マイコン電子工作と自作ドローン~

2023/12/12(火)11:57

terasICのDE0を久々にWindows11で動かしてみた。

Alteraのツールが重たくなって最新バージョンでFPGAボードのDE0が動かせなくなって、 ノートPCを買い替えてWindows11にしてQuartus2を入れてなくて、それ以来使ってなかったけど、 最近の半導体ブームで以前作った教材の問い合わせがちらほらあったので、 久々にDE0を動かせるか試してみました。 まず、DE0に入ってDVDから起動するインストーラーでフリーバージョンを選んでみたけど、固まって動かず。フォルダの中のQuartus  freeのインストーラーを起動しても応答なしで動かず。 exeファイルの中身をいったんスキャンしてからインストールしようとしてるのかもしれないと思って、 quartusii_web_edition.exe をまるまるPCのハードディスクにコピー。 それから起動。変更加えていいか聞いてくるけど、そのまま続行したらインストールが始まりました。 その後は、ライセンスはfreeで使う選択をすると動きました。 verilogで簡単なand回路を書いて、コンパイルも無事通り、 waveform editor で波形を書いてシミュレーションもできて、 ピンのアサインをしていざFPGAボードに書き込もうとするとドライバが見つからない。 デバイスマネージャーでドライバ更新しようとしたけど、なんか拒否られてる。 詳細を開くと、 Windows セキュリティの [メモリ整合性] 設定でドライバーがデバイスに読み込めないため... という記述の後に、 Windows セキュリティの [コア分離] ページに移動します。 から移動、[メモリ整合性] 設定がでオフに設定。 それから再起動してみると、ドライバが使えるようになりました。 Quartus2のプログラマーを開いて、USB-bluster を選択して書き込みすると、 無事FPGAボード上でAND回路が動作。 1時間くらいかかりました。 ちなみに、いまDE0は買えません。 検索すると、 DE0-Nano Development and Education Board というのがありますが、 スイッチやLEDの数が少なくて実験・演習では使いにくそう。 写真で検索したら、 Xilinxから発売されている最新のArtix-7を搭載した教育用ボードがありました。 32,768円でちょっとお高いですが。 ​ Basys3 Artix-7 FPGAボード​

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