公立小学校に英語活動導入可になって5年目。自分の教えたいように教えられる英語の専門学校や英会話学校の講師はしていたけれど、日本の英語教育に幻滅して中学高校の英語の先生には絶対ならない!という固い信念(?)できた私にとって小学校への英語導入は本当に青天の霹靂でした。もしかしたら日本の英語教育も変われるのかもしれない!という熱い期待のもと、6年前に小学校で英語を教えるようになったものの、現実は何も整備されていない現場丸投げのいい加減な導入でした。
英語の教科化も騒がれていますが、今まで稼動してきて、「英語が苦手/嫌いだから小学校の先生になったのに…」という声のなんと多いことか。そりゃそうですよね、英語好きだったら英語の先生になってますって(苦笑)。英語って音楽などと同じで特殊だから専科扱いにするのが妥当で、担任に英語を教えろっていう方が間違ってると思うんですが…(保護者からも反対の声が大きい)。本来専任講師が配属されて担任とTT(Team Teaching)という形が理想だと思います。中学の英語の先生が来ればいいか…っていうと、中学英語と小学英語とは根本的に違うので、これもまた無理があるし。だいたいねぇ、教える人間の確保も整備も育成もしないで教科化しよう!なんてどーかしてる!決定権のある組織(教育委員会や文科省など)ってどうしてこう現場とかけ離れちゃってるのかなぁ…?
それにしても、「英語は嫌いだから絶対に話しません」と断言された担任とどうやってTT授業をしていけばいいのか…。また新たな問題が…!?(トホホ…)
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