ＭＹ　ＤＡＹＳ

今夜が実家での最後の夜だ。
両親が首都圏に住んでいた時は、2ヶ月に1回会えばいい方で
会っても週末1泊か2泊するだけだった。

今は家が1000km以上離れている。
これからは実家に帰ってくる時は、今回のようにまとまった休みを取って
比較的長く滞在することになると思う。

今回も1週間両親とずっと一緒にいて、それに慣れてしまったので
恥ずかしい話だけど結構離れるのが寂しかったりする。

特に母親が、色んなことでストレスをためて吐き出す先が無く、つらく寂しい想いをしているからなおさら、もう少し側にいたいと思ってしまう。

でも私も社会人である以上、自分の生活に戻らなければいけない。
みんな、それぞれの現実にまた直面する時が来たのだ。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまう。
この世の中で、万人に与えられた時間には必ず限りがある。
やっと週末だと思ったらまた月曜日。
長い夏休み、途中どうやって過ごすか悩んだりしても、気が付けば終わっている。
人生もきっと同じなんじゃないかと、深刻なことを考えてみたりする。
皆、限られた時間の中で生きている。

楽しい夏休みが終わってしまうのはとても寂しい。
でも束の間でも家族で楽しい時間を過ごせたことをありがたく思いたい。

実家での最後の夜、見上げた星空はここ数年で見た星空の中で
一番キレイでした。（なんせ田舎なもんで…）
最後に天の川を見たのはいつだっただろう？
宝石を散りばめたよう、というのはこういうことを言うんだなぁ。
ダイヤモンドでいっぱいの宝石箱をひっくりかえしちゃったみたい。

３つの星が三角形になって一定の距離を保ったまますごいスピードで移動してた。
お兄ちゃんもお母さんも見た。
お兄ちゃん曰く人工衛星らしいケド、途中で見失ってしまった。
本当に人工衛星？　光が３つってのは宇宙ステーションか何かか？
あんなに速く移動するもの？？？？