カテゴリ:携帯獣たちの時間/ポケモン関連
今月16日からいよいよ全国東宝系で公開が始まった、2005年劇場版ポケットモンスター『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』。
管理人は8月に大阪で映画鑑賞オフ会を実施する予定ですが、その前に一足先に見ておくことにしました(^^ゞ ミュウ付特別前売券の処理もあるし(笑) 夜勤中の昼間に行くのは少々無謀だったけど・・・(苦笑) <以下ネタバレに付き未見の人は閲覧注意> まだ1回しか見てないので適切な評価が下しにくいですが、今回は去年よりはまとまってたように思います。 今回のメインポケモンであるルカリオ。主として信頼していたアーロンに何の理由も告げられずに突如封印され、やがて目覚めた数百年後の世界でミュウと共に消えたピカチュウを探すサトシたちに同行することになるわけですが、アーロンや人間に対する不信感を抱えていたルカリオの心が、"友達"としてピカチュウを大切に思うサトシとの衝突と和解、そして"世界のはじまりの樹"の中心部に残されたアーロンの真実を知ることによって氷解していく流れは、どこか重いけれど感じさせるものがあります。 当初なかなか意思疎通できないサトシとルカリオは取っ組み合いのケンカまでしてしまうわけですが、人間とポケモンが真っ正面から取っ組み合うってのは過去のポケモンアニメでは見られなかった描写だと思います。前作でのデオキシスのダメージ描写といい、劇場版では敢えて過去のアニメではやらなかったような描写に挑戦しているのかなと思ったり。 サトシとケンカした後、例によって孤高を決め込んでいたルカリオにチョコレートを分けて気を遣うマサトがいい味出してました。しかし、エンディングで勇者アーロンまでチョコレートを囓ってたのは一体何故なんだか(笑) ポケモン劇場版のゲスト声優では初めて2作連続出演となったベッキーが演じる今回のゲストキャラ、女性冒険家キッド・サマーズ。オルドラン城内で人目を忍んでミュウの動向を探る姿は何やら一癖ありそうに見えましたが、終わってみれば結構いい人だったので安心しました(笑) オルドラン城といえば、アーロンを讃える祭のダンスパーティーのシーン、キッドに声をかけたものの結局ダンスはリードを取られているタケシが情けない・・・(笑)勇者役のためダンスホールの上座で一人壁の花状態だったサトシも同様ですが、サトシとハルカとダンスするシーンがなくてよかった~とか思ってるサトシ×カスミ支持者は少なくないはずだ(爆) 一方、ルカリオと並ぶ今回のメインポケモンであるミュウですが、結局何をやったのかというと、キッドのマニューラにダメージを負わされたピカチュウとロケット団のニャースを一緒に"世界のはじまりの樹"へと招待して遊んでただけでした(笑) 他に細かなツッコミどころを挙げると・・・ *ハルカとマサトにピカチュウと仲良くなったきっかけを話していたサトシ・・・って、ホウエン中を一緒に旅していながら今の今まで話してなかったのかよっ!?(爆) *城の塔から落ちそうになったピカチュウを助けたニャースの一言「おミャー意外に重いニャ・・・」 そりゃそうだ、あのサイズで5kgの米袋より重いんだもん(笑)そんなものを肩や頭に載せて平気な顔で歩いてるサトシって一体・・・ *エンディング映像でちょこっと登場した、『七夜の願い星』のバトラーとダイアン。世界観の繋がりを感じさせるこういう演出には好感が持てます。 お馴染みロケット団トリオは例によって今回もスチャラカでしたが(笑)、"世界のはじまりの樹"の自己防御システムである葉白球に飲まれそうになったムサシを助けようとするコジロウは何だか格好良く見えました♪ 何だかムサシ×コジロウ派が喜びそうだなぁ・・・(笑) 今回のキーワードである"波導"。ポケモン世界に存在するすべてのものが持つ、オーラや"気"に相当する力で、アーロンとルカリオはその波導を自在に感じ取る能力を身に付けた"波導使い"でした。アーロンとサトシの"波導"が同じ波長を持つってのは、クライマックスでサトシがルカリオと共にミュウに"波導"を放つシーンに繋げるためのご都合主義の匂いもしますが(笑)、逆に考えれば、サトシでも鍛錬次第で"波導使い"になれるのではないかと。まぁクライマックスのアレは「何の鍛錬もしてない奴がいきなりそんな力を使えるか?」とツッコミたくなるところですが、アーロンの手袋が"波導"を引き出すためのデバイスになってるのだろうと好意的に解釈しておきます(笑) パンフレットに書かれていた設定を見る限りでは、ルカリオ以外のポケモンや人間でも、鍛練を積めば"波導"を"はどうだん"のような攻撃的手段に使えるのではないかと想像でき、二次創作で結構使えそうな設定だなぁと思ったりしている管理人なのです(^^ゞ でも、想像力が変な方向に働いてしまう管理人が真っ先に思い付いたのは、『スター・ウォーズ』におけるフォースの光明面vs暗黒面よろしく、"波導"を善に使う存在と悪に使おうとする存在の対決ネタだったりする・・・(笑) (で、よく考えたら、ルカリオを演じる浪川大輔は『スター・ウォーズ』エピソード2・3でアナキン・スカイウォーカーの吹き替えを担当してたりする) まぁ何はともあれ、8月のオフ会でもう一回見て、改めてみんなで評したりツッコんだりしてみようと思います(笑) ・・・ところで、毎度恒例のエンディング後の予告映像。『ポケモンレンジャー ダイヤモンド・パールへの道』とは一体何を意味するのであろうか・・・? アニメ・ゲーム・映画に連動する新しい試みのようですが、サトシが主人公の今のアニメシリーズから繋がるのか、まったく新しいコンセプトで始まるのか、今のところ予想がまったく立たぬ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.21 16:43:08
コメント(0) | コメントを書く
[携帯獣たちの時間/ポケモン関連] カテゴリの最新記事
|
|