カテゴリ:リンゴ使いは世界の片隅で哀を叫ぶ
昨年アップル社から発表されて話題となったインテル製CPU搭載のMacintoshが、今月10日に米サンフランシスコで始まった『Macworld Conference & Expo』においてついに発表されました!
今回リリースされるのは、ノート型のMacBook Duoとオールインワン型のiMacの2機種。両機種ともCPUにはIntel Core Duoを採用し、クロック数はMacBook Proが1.67GHz/1.83GHz、iMacが1.83GHz/2.0GHz。実行速度は従来のPowerPC G4搭載機と比較してMacBook Proが最大4倍、iMacが最大2倍というのがウリです。 MacBook Pro/1.83GHz iMac/2.0GHz 気になるソフトウェアの互換性ですが、インテル搭載Macintoshにネイティブ対応するアプリケーションはユニバーサルアプリケーションと呼称されています。インテル対応となったMacOS X 10.4.4"Tiger"にはRosettaと呼ばれるエミュレーション環境が搭載され、既存のPowerPC用アプリケーションのほとんどを動作させることが可能となっています。ただ、アップル社関係者の話を聞く限りでは、その実行速度はPowerPC G4の50~80%程度と見ておいた方がよさそうです。まぁ、実行速度はともかく、ユニバーサル版へアップグレードするまで暫定的にでも旧ソフトが使えるのは有り難いことです。当初の『2006年6月までにインテル搭載機発表』から大幅に前倒ししての今回の発表なので、ユニバーサルアプリケーションの発表もそれに合わせて早くなることを期待したいところ。 なお、インテル搭載MacintoshでWindowsが動作するかどうかについては、アップル社は「関知もサポートもしないが、Macintosh上でWindowsが動かないようにするようなことはしない」との方針のようです。ま、今後インテルアーキテクチャーへの移行が順調に進めば、放っておいてもMacintoshでWindows(またはその逆)を走らせようとするバカが出てくるでしょうけどね(笑) いよいよ始まったMacintoshのインテル製CPUへの移行には、"リンゴは余所のPCと違うからいーのだ!"と信じ続けているコアなMacファンからの反発も予想されますが、数多のリスクに負けることなく順調に進んでほしいものです。 問題は管理人が所有しているPowerMacintosh G4とiBook G3の買い換えのタイミング(笑)といっても、今更iMacに乗り換える気はないし、MacBookは高すぎるので、とりあえずはデスクトップ/タワー型モデルのリリースを待つことにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.13 15:02:19
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