テーマ:仮面ライダー電王(403)
カテゴリ:時の世界の車窓から/電王関連(終)
ゴルフ中継によるお休みを挟んで1週間ぶりの電王は、久々にリアルタイムでチェックしましたわ。
そういえば、劇場版および7月分の放送で新たなイマジンが登場するのと情報が・・・声は三木眞一郎が担当するとのこと。果たしてコジロウかアサシンか~(笑) 【第21話 ケンカのリュウ儀】 デンライナーの車内で何故かリュウタロスと歩調を合わせながら良太郎に語るオーナー。侑斗が変身した戦士は"ゼロノス"といい、デンライナーにおける電王と同様なものだという。良太郎が3年前の過去で桜井を見たと聞いたオーナーは、現時点での状況を整理する。2007年に消えた桜井が過去のいくつかの時間に存在する一方で、2007年の現在には桜井侑斗を名乗る青年が現れ、しかも彼は消滅したはずのゼロライナーに乗り、ゼロノスの変身カードを持ち、イマジンと契約している・・・・・・オーナーは侑斗が十数年前の若い桜井ではないかと推測するが、良太郎には侑斗と自分の知る桜井が同じ存在とは思えなかった。いずれにせよ、現時点でわかることは何もない。いつか必ず桜井を連れ戻すと決意を新たにする良太郎に、オーナーは一連の事象に興味を示しつつ「何が起こっているかはその内時間が明らかにしてくれるでしょう。焦らないことです」と告げる。一方、ハナはゼロライナーと共に消滅したという時間が、かつて自分のいた時間ではないかと考えているようだ。 同じ頃、ゼロライナーでは侑斗がデネブを相手にカードゲームに興じたり、デネブにプロレス技で八つ当たりしながら過ごす。一緒に良太郎に謝りに行こうと相変わらず変な気遣いをするデネブを一喝した侑斗は、良太郎に言い返されたときのことを思い出し、「俺が何であいつなんかに・・・!」と何故か苛立ちを覚えていた。 デネブを殴った際に片手をケガしたままの侑斗はそのまま街へ。彼の体内からデネブが気分転換に良太郎と仲直りしようと声をかけるが、侑斗は自分で自分の頭をぐりぐりして黙らせる。と、その背後で七夕菓子セットの路上販売をしていた会社員・田中が突然倒れた。困った人を放っておけないデネブはすぐさま侑斗に憑依すると、田中を助け起こしてキャンデーをプレゼントする。 しかし、元に戻った侑斗は田中に構わず去ってしまう。実体化したデネブだが流石にこの姿を衆目に晒すわけにはいかないので、売場に置いてあったトラの着ぐるみを被って七夕菓子の販売の手伝いを始めた。 倒れた田中はベンチに横たわって休んでいたが、倒れた原因はどうやら二日酔いらしい。と、そこへエネルギー体が飛来して田中に憑依し、トータスイマジンが望みを聞いてきた。ぼんやりしている田中はこの仕事を回した課長への不満を漏らしてしまう・・・ デンライナーで消滅した自分の時間について良太郎に語るハナ。イマジンが時の運行を変えたために"特異点"だった彼女以外すべて消滅してしまったという彼女の未来。ハナはその手掛かりがゼロライナーにあると睨み、侑斗に問い質そうと考えていた。 そこへ、ナオミに車内の風呂から追い出されたモモタロス・ウラタロス・キンタロスが戻ってきた。愚痴るモモタロスはうっかりリュウタロスが食堂車の床に描き散らしていた絵を踏んでしまいドツキ倒されてしまう。と、ウラタロスが良太郎とハナにリュウタロスが描いた絵の一枚を見せる。そこには電王ガンフォームがゼロノスを攻撃する雑然とした絵が・・・ デンライナーを降り、何故か道路の排水溝の蓋の下から出てきた良太郎とハナは、リュウタロスが愛理の婚約者だという侑斗を敵視しているらしいと知って不安を覚える。 ますますリュウタロスの絵であふれかえる食堂車内。絵を踏むまいと四苦八苦するモモタロスたちにリュウタロスが「婚約者って結婚するんだよね?」と尋ねて回る。が、キンタロスの「結婚というのは大好きなもん同士がするもんや。女が男に惚れるんは強いからに決まっとる」という余計な一言を聞いたリュウタロスは、侑斗がそんなに強いのかと思い込んで不穏な雰囲気に・・・ 『Milk Dipper』では七夕を間近に控えて笹飾りの準備中。いつものように入り浸る尾崎と三浦が願いを書いた短冊を飾ろうとあれこれ言い合う中、侑斗が再び訪ねてきた。侑斗は愛理の前で自分の名前を明らかにするが、愛理は名前すら覚えていないのか反応を見せなかった。そこへハナと共に帰ってきた良太郎は、侑斗が自分の名前を愛理に明かしたことに驚くが、侑斗は「案外冷たいんだな」と冷ややかに言い残して店を後にしていった。 が、そんな侑斗に勝手に嫉妬したリュウタロスは突然良太郎に憑依すると、「おねえちゃん、僕を好きになってよ。強くなるから」と急に愛理に抱き付き、そのまま店を飛び出してしまう。 まだ田中の手伝いをしているデネブの元へ戻った侑斗は、そこで田中がイマジンに憑依されたことに気付く。デネブは他のイマジンを感知する能力が鈍いようだ。侑斗は始末を良太郎に任せるべく場を後にする。そしてその頃、トータスイマジンは外回り中の田中の上司を襲って痛め付けていた・・・ だが、街を歩く侑斗の前に、リュウタロスが憑依した良太郎がダンサーズを率いて踊りながら現れ、侑斗を取り囲む。「あのさ、おまえ僕より強いの? 強いからお姉ちゃん、おまえ好きなんだよね? でも僕、おまえやっつけて強くなるよ、いいよね?」良太郎は電王ガンフォームに変身し、逃げる侑斗を追い始める。 侑斗の異変に気付いたデネブは、再びトラの着ぐるみを被って走る! 一方、放っとかれた田中の前には再びトータスイマジンが現れて契約完了を迫る・・・ 逃げる侑斗と追う電王。駆け付けたハナの制止も聞かず発砲する電王に対し、侑斗は何故かゼロノスに変身しようとしない。実は、ゼロノスに変身できる回数には限りがあるのだ。しかし、容赦ない電王の発砲でハナがケガをしたのを見た侑斗は意を決してゼロノス・アルタイルフォームに変身! 「最初に言っとくぞ。俺はおまえより確実に強い!」 マシンデンバードに乗ってゼロノスを追う電王に対し、ゼロノスもゼロガッシャー・ボウガンモードで応戦し、さらにマシンゼロバードを呼ぶ。「やっぱり強いのは俺だな」「違うよ、僕だよ」双方バイクに乗ったゼロノスと電王がぶつかり合う―――――― □□□□□□ えー、記事タイトルはわかる人にはわかる藤村大河女史のアレです(爆) 『仮面ライダーアギト』以降の平成仮面ライダーシリーズではすっかりお約束となっている"ライダー同士の対決"。一部からは「もう見飽きた」等々と批判も出ていますが、管理人的にはあまり痛々しい内容でなければ文句はありません。 さて、今回のライダー対決は電王ガンフォームvs先週登場したばかりのゼロノス。といっても、ガンフォーム=リュウタロスがゼロノス=侑斗を愛理の婚約者と思い込んで一方的に嫉妬してケンカを売ってきたという顛末ですが、変身者である良太郎の意志ではないとはいえ、仮にも主人公側のライダーが相手ライダーにケンカを売るという展開はこれまた批判を呼びそうな気がしないでもない・・・ まぁどっちにしろ、今回ケンカをふっかけられた侑斗の怒りの矛先が当面良太郎に向いてしまうのはしょうがないだろうなぁ。これが井上敏樹脚本辺りだったら見ててイヤになるほどドロドロした展開になるんだろうけど、そこは電王だからとりあえず期待しておきたい(笑) 物語終盤にはカードが尽きて変身不能って展開もあるかと予想していたゼロノスのライダーベルトですが、どうやら本当に変身回数が限られているようです。侑斗が良太郎に敵イマジンの処理を任せようとしているのは、自分のゼロノスの変身回数を温存しておく目的があるものと思われますが、彼の一連の言動からしてそれは単なるカードの出し惜しみという理由ではないでしょう。今の所、やむを得ずゼロノスの力を使っている感のある侑斗ですが、いずれは自らゼロノスとして積極的に動くときが来るのでしょうか? 一方、相変わらず他人の世話焼きをやめられない律儀なデネブ。良太郎側のイマジンたちと違い実体化=完全な契約状態のためか姿を消すことができず、咄嗟に取った手段は手近にあったトラの着ぐるみ! 侑斗の聞きに駆け付けようと、道路の往来の真ん中をトラの格好で必死に走るデネブは相変わらずお茶目です(笑)あと、デネブはモモタロスたちと違って他のイマジンの気配を感知する能力が低いようですが、これは元々の特性なのか、それとも実体化の弊害か? しかし、オーナーの台詞の通り、現時点では二人の"桜井侑斗"の関係、消滅したはずのゼロライナーの存在とハナが失った自分の時間との関わりについて推測できる材料は何もありません。次回、侑斗はハナの問いに対して果たして何かの答えをくれるのでしょうか・・・? 二日酔いでダレてる会社員・田中がほとんどいい加減に上司への愚痴を漏らすという、多分今までで最もいい加減な契約内容で姿を現した今回の敵は、イソップ童話『ウサギとカメ』をモチーフにしたトータスイマジン。分身体を繰り出す変わった能力の持ち主ですが、カメモチーフのデザインながら分身体にはウサギの耳が付いているという童話そのまんまなデザインラインが印象的。 もっとも、田中と同じ会社の課長を痛め付けて帰ってきたトータスイマジンが契約者の過去への扉を開けなかったところを見ると、今回被害に遭った課長は田中の上司ではなかっただけなのか、それとも田中の言う課長への不満はもっと別のところにあるのでしょうか? 一方、今回は終始リュウタロスの言動に振り回され気味だった感のあるモモタロス他3人。外ではリュウタロスが勝手に電王ガンフォームとなってゼロノスを襲っているというのに、3人は床を埋め尽くす絵を踏むまいとするのに気を取られるばかりで全然役に立ってません(笑)まぁ前みたいにリュウタロスを良太郎から追い出そうとしても逆に弾かれるのがオチなんだろうけど。次回はリュウタロスと侑斗のゴタゴタの陰に隠れてしまっている敵イマジンの動向を追うためにウラタロスとキンタロスが動くようですが、実体化できない彼らは良太郎を使わずにどうするのやら・・・ あと、デンライナーって編成内に風呂が付いてるのね(笑)管理人が知る限り、実在の寝台列車とかで入浴設備があるものといえばJR4社共同運行のサンライズ・エクスプレスくらいかな? まぁサンライズのは風呂ではなく簡易シャワー室ですが。 ついでにもう一つ・・・・・・今回デンライナーから降りてきた良太郎とハナが元の時間に出てきた場所は何故か道路の排水溝(笑)デンライナーって扉か蓋という属性の付く物ならマンホールだろうが便所の蓋だろうがどこからでも乗れるのか?(爆)
Last updated
2007.10.06 22:55:03
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