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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2007.12.02
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 東映TVの電王公式サイトに、最終回までの残り話数が出ました。現時点で残り6話ということは全49話? 50話? つか、残り6話で本当に全部片付くんだろうな?(笑)というわけで今週の電王は録画でチェックです。
 気になっていたOP曲は『♪えーやん、えーやん、スゴいやん!』と予想通りキンタロスの関西弁でしたねぇ(笑)

【第43話  サムシング・ミッシング】

 良太郎からオーナー経由で"分岐点"について問い合わせを受けたターミナルの駅長がデンライナーに持参した大きなアタッシュケース。一同が注目する中開けられたその中に入っていたのは・・・眩く輝く数々の黄金のスプーンセット!? "その一匙がチョモランマをも制するという神のスプーンフルセット"に一人で感激するオーナーを尻目に、すっかりシラケて席に戻るモモタロスたちであった・・・
 しかし、改めて良太郎に"分岐点"について問われた駅長は答える。「サービスとして結論を先に申し上げますと・・・桜井侑斗なる人物を"分岐点の鍵"とするのは疑問があります」

 アルビノレオイマジンを従え、ビルの屋上で一人愚痴るカイ。桜井侑斗一人を消すのに手間取っていることに不満たらたらのカイだが、「時間を変えるなんて簡単なんだけどなぁ」と呟くと、ある家にクリスマスプレゼントを手にした家人が入っていくのを見つけ、カレンダーノートから2006年12月17日のページを探して手でなぞる。するとその家は一瞬で燃え上がって瓦礫と化してしまった・・・
「"分岐点"さえ繋がれば、後は俺たちの自由だ」そう言ってビルの屋上から身を投げたカイを、同じく飛び降りたアルビノレオイマジンが空中で受け止める。そして、新たなイマジンのエネルギー体が犠牲者を求めて今日も飛び去っていく・・・

 デンライナーで駅長の答えを吟味する良太郎とオーナー。桜井が"分岐点の鍵"ではないなら、自身の存在を消してしまうゼロノスに矛盾はなくなるが、それだと桜井が時間の中を逃げ回る理由がわからない。桜井が失踪した前後に何かあったのではないか、そう考えたオーナーは例のスプーンセットを弄りつつ、良太郎にかねてから抱いていた疑問をぶつける。
 桜井の失踪も、その後の姉の記憶喪失も、実は良太郎の証言しか証明するものがない。良太郎は他のみんなは記憶が消えているからと言うが、オーナーはそこに疑問を呈する。「そう・・・しかし、そのたった一つの証言が間違っているとしたら?」驚く良太郎を尻目にオーナーは呟く。「どうも妙ですよ・・・何か重大なことが抜け落ちているような・・・」
 川の土手に座りながら考え込む良太郎と少女ハナ。確かに桜井のことに関しては自分の証言しかないのだが、良太郎には自分が間違っているという認識はない。そこへ幻影のモモタロスが鍛錬を持ちかけるが、割り込まれて起こったハナに蹴っ飛ばされる・・・
 一方、土管の並ぶ空き地にゼロライナーを停めて休息中の侑斗とデネブ。自分の記憶をなくしながらもコーヒーのレシピを完成させようとする愛理の言葉を思い起こしている侑斗に、デネブは焼き芋を手渡しつつ自分も何があっても最後まで侑斗と一緒に戦うと決意を新たにする。が、そこへ現れた子供たちに声をかけられ、デネブがまた自分に憑依してキャンディを配っていたことに気付いた侑斗は、愛想笑いで子供たちを撒きつつデネブにプロレスでお仕置きを・・・

 そんな中、街の片隅でチンピラの大崎がアルマジロイマジンに襲われていた。「痛~い斬り方と痛くない斬り方、どっちがいい?」「・・・痛くない方で」「わかりました~痛くない方の斬り方・・・なんてあるわけねーだろうが!」漫才みたいなやり取りをしつつ、暴力団と縁を切りたいという大崎の願いを勝手に解釈して彼に斬り付けようとするアルマジロイマジン。そこへ状況を察したモモタロスが憑依した良太郎がハナと共に駆け付けるが、アルマジロイマジンは大崎の過去へと飛んでしまう。過去へ向かおうとした良太郎とハナの前に、アルビノレオイマジンを従えたカイが現れて忌々しげに言う。「おまえさ、ずっとそれにくっついてるけど、いつまでも続かないってわかってる? イマジンの時間がこの時間に繋がらなかったら、おまえら根無し草みたいな奴らはヤッバいんじゃないかなぁ?」良太郎=モモタロスは相手にしようとしないが、カイは続ける。「そうだ、イマジンはみんな消える。消えるんだよ、こんな風に」カイは指を鳴らし、近くのビルを消滅させてみせる。それに驚いて元に戻った良太郎は幻影のモモタロスに触れようとするが、幻影は砂と化してしまう。動揺する良太郎にカイは笑いながら言う。「過去がない未来は存在できない。この時間が手に入らないなら消えるしかないだろ?」
 そこへデンライナーが到着し、良太郎は過去へと向かうが、車内で良太郎はモモタロスたちにカイの言葉について問う。モモタロスたちは曖昧にはぐらかすが、自分たちの時間を守ればモモタロスたちが消えるという事実に良太郎の動揺は消えない・・・

 2006年6月25日。街の路地でヤクザにぶっ飛ばされていた大崎の身体からアルマジロイマジンが実体化し、ヤクザたちを蹴散らして暴れ始める。そこへ到着した良太郎は電王ライナーフォームに変身してアルマジロイマジンと戦うが、戦えばモモタロスたちは消える、でも戦わなければ他の人々が消えるという矛盾に悩んで力が出せない。そして、電王は何を思ったかデンカメンソードを置いて素手でイマジンに立ち向かっていく。無論、良太郎の力では歯が立つはずもなく、鉄球とカギ爪を操るアルマジロイマジンに一方的に痛め付けられてしまう。アルマジロイマジンは偶然その場にいた桜井もろとも電王に一撃を食らわそうとするが、そこへゼロノス・ゼロフォームが駆け付ける。が、ゼロノスが助けたのは桜井ではなく電王・・・? そして、桜井は一人立ち去っていく・・・2007年の現代でそれに気付いたカイは首を傾げる。「何でアレより野上を?」
 デネビックバスターを撃ちまくるゼロノスだがアルマジロイマジンには通じない。ゼロノスは自分が隙を作って電王にデンカメンソードで必殺技を撃たせようとするが、電王は何故か必殺技を使わずにイマジンに挑んで逆に叩きのめされてしまう。そこへ間一髪でデンライナーが到着して二人を救出するが・・・

 デンライナーに戻ったボロボロの良太郎に、自分たちを無視して戦おうとしたことを怒るモモタロス。だが、良太郎は硬い表情で言う。「一緒に戦うわけにはいかないと思った」思わぬ言葉に気色ばむモモタロスに良太郎は続ける。「一緒に戦わないって言った・・・願いを言えばモモタロスたちは僕から出て行けるよね?」「てめぇ・・・!?」周囲が唖然とする中、良太郎とモモタロスは一触即発で睨み合う・・・
 その頃、時の荒野を走るデンライナーの外にアルマジロイマジンが貼り付いて隙を窺っていた――――――


□□□□□□

 駅長が持ってきた大仰なアタッシュケースの中身。眩い光の中から現れる"分岐点"の謎とは・・・・・・と思いきや、出てきたのはやたら豪華でヘンテコな形ばかりのスプーンのセットでした。

 いやもう大山鳴動して鼠一匹というか・・・・・・続きが気にならざるを得ないヒキで1週間引っ張っておいて「実は全然本編とは関係ないネタでしたぁテヘ♪」って何だそれはぁ!?(笑)
 ま、ある意味電王らしいといえばらしいですが(爆)

 さて、今回明らかになった(というか恐らく視聴者ですら今の今まで気付いていなかったであろう)、電王の物語が行き着く帰結。それは即ち、"良太郎たちによって未来が守られる"="2007年の現在とイマジンの未来は繋がらない"="未来から来た存在であるイマジンは存在基盤を失って消える"ということ。それは良太郎側のモモタロスたち4人も例外ではありません。モモタロスたちはどうやらそれを承知の上で良太郎に協力してきたようですが、それは逆に言えば、"自らの消滅を覚悟した上で戦う"という意味では侑斗&デネブと同じ。そんな重大な事実を認識してしまった良太郎の行動と決断が今回のキモになるようです。
 思えばほんの些細な偶然によってモモタロスたち4人のイマジンと出会った良太郎。超個性的な彼らに色々振り回されはしたけれど、電王として様々な苦難を乗り越えつつ共に敵イマジンと戦ってきた仲間であり、自分が行う戦いの帰結としてそれを失うというのは良太郎にとっては耐えられないことでしょう。しかし、かといって戦いをやめれば他の人々がイマジンの破壊行為によって時間から消えてしまうわけで、かつてその様を2度(ピアノの男性と侑斗)も目にした良太郎にはそれもできない選択・・・・・・かつて侑斗が彼に言った「時の運行を守るのは人助けとは違う」という台詞にはこれほど重い意味が込められていたのですね。
 悩んだ末、良太郎は非力な自身を承知でモモタロスたちの力を借りずに戦おうとし、それが逆にモモタロスを怒らせて両者の間に隙間風を吹かせてしまうことに・・・とはいえ、例えモモタロスの力を借りずに戦いを続けたとしても結局は"未来が守られればイマジンは消える"という帰結に繋がることに変わりはないわけで、要は良太郎が如何にしてその運命を受け入れてそれでも敵イマジンとの戦いを全うする決断をするかに収斂するものと思われます。

 一方、これまで物語の大きな基点となってきた"桜井侑斗の失踪"ですが、ここにきてその事実自体に疑問が生じてきました。そのきっかけは、駅長の「桜井侑斗を"分岐点の鍵"とするのは疑問がある」という言葉と、かねてから桜井侑斗の失踪という事実の根拠に希薄さを感じていたらしいオーナーの言葉。"分岐点の鍵"であるためにカイの魔の手から逃げているはずの桜井が過去の自分にゼロノスとして戦いを促しているのは矛盾がある、しかし、もしそうでないとすれば何故彼は過去の時間を彷徨っているのか? いやそもそも、桜井は本当に良太郎の言うように"失踪"したのか? そしてさらに、過去の時間で桜井と電王=良太郎が揃って危機に瀕したとき、駆け付けたゼロノスが助けたのは桜井ではなく電王=良太郎だったという事実は何を意味するのか? これらの事実を総合すると、真の"分岐点の鍵"は桜井ではなく実は良太郎であり、何かのきっかけでそれを知り、同時にカイの暗躍を知った桜井は自分がいかにも"鍵"であるかのように振る舞って過去を彷徨い、カイの魔の手を引き付けているのではないか?という仮説を導き出すことができます。仮にそうであれば、カイはまんまとその陽動に引っかかって延々と"鍵"ではない人間を追い回してきた大マヌケということになりますね(笑)そして、良太郎が認識している"桜井侑斗の失踪"という事実は半分は事実ではなく、何らかの理由で良太郎の記憶から抜け落ちた真相が存在することになるのでしょう。
 ただこの場合、その良太郎が電王としてイマジンと戦うことになったのは桜井にとっては果たして可とすべきことだったのかという気がしてきます。

 何だか終始一人ツッコミ漫才みたいな言動が印象的な今回の敵イマジンはアルマジロイマジン。スーツ自体は『仮面ライダー剣』のボアアンデッド&バッファローアンデッドの改造流用だそうで。イメージの元である『ザ・アルマジロズ・ソング』って何だ?と思って調べてみたらボリビアの童話『The Armadillo's Song』だとか。どこからそんなマイナーなネタを発掘してきたんだスタッフ・・・(笑)ちなみにこの童話、歌を唄いたいと願ったアルマジロが自らの命を犠牲にしてその甲羅を使った楽器となり素晴らしい音楽を奏でるという内容だそうで、何だか電王の物語と通じる部分があるような気も・・・
 一方、カイに付き従っていたのはこれまた以前のレオイマジンを塗り替えただけのアルビノレオイマジン・・・レオソルジャーまでまた出てくるのか? ただし声優は前回とは違うようですが・・・





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Last updated  2007.12.04 21:51:51
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