1731143 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

くれーじーくえいる ぶろぐ

くれーじーくえいる ぶろぐ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009.05.10
XML
 ここ最近、リアルタイムでも録画でもディケイドを見てません(笑)まぁ夜更かしして朝が遅くなる管理人が悪いんですが、Veohでその日の内に動画がアップされてチェックできるのが大きな理由。あんまり動画サイトに依存しない方がいい気はしますが・・・(苦笑)

【第16話  警告:カブト暴走中】

 "カブトの世界"にやってきた士だが、この世界での彼は何やら戦闘服姿。それはこの世界に存在する秘密組織ZECTの兵士ゼクトルーパーのものだった。士はZECT隊員のアラタに連れられてZECT部隊に合流することに。だが、その様子を何故かもう一人の士が陰から窺っていた・・・
 一方、鳴滝はこの世界で今度こそディケイドの旅が終わると不気味に嗤う・・・

 出動したゼクトルーパー部隊は一人の男を追い詰めていた。そいつの正体はワームと呼ばれる謎の生命体で、正体を現したそいつはサナギ体からコレオプテラワーム・アージェンタムに脱皮してゼクトルーパーたちを蹴散らす。部隊を率いる隻眼の男・弟切ソウとアラタはそれぞれマスクドライダー・ザビーとガタックに変身し、クロックアップで高速攻撃するワームに同じくクロックアップで対抗するが苦戦を強いられる。だがその時、クロックアップする何かの赤い影がコレオプテラワームを蹴散らし、ザビーがライダースティングでトドメを刺した。ソウやアラタ、ゼクトルーパーたちはその赤い影を"カブト"と呼ぶ・・・

 士はアラタを光写真館に招いてこの世界について尋ねる。この世界では人間の姿や記憶までそっくりに擬態して社会に潜むワームに対し、秘密組織ZECTがマスクドライダーシステムを開発して対抗していた。だが、気が付けばそこにはもう一人の士が!? どちらかがワームと思われるが外見では見分けが付かず、二人の士は腕相撲や睨めっこやジャンケンで競うがさっぱりわからない。だが、夏海が"笑いのツボ"攻撃を食らわすと一人は笑い、もう一人は何故か泣き出して写真館から逃げ出した。逃げた方の士を追った士はディケイドに変身、逃げた士はワームサナギ体の本性を現して通りかかった少女に襲いかかろうとするが、そこへまたも現れたカブトによって瞬殺されたのだった。
 カブトが少女を守ったように見えた士と夏海は、その少女・マユを追う。マユはおばあちゃんと共に『天堂屋』というおでん屋を営んでおり、おばあちゃんは「世の中には慌てて飲み込んじゃいけないものが二つある。テレビの言うこととお正月のお餅だ」と格言めいた台詞を曰い、おでんの種にがんもどき・大根・卵しか使わないという頑固ぶり。そのおでん屋のTVではカブトによって起きたと思われる渋谷での爆発事故のニュースが報じられていた。カブトはクロックアップ機能の暴走によって常に超高速で移動し続けており、その正体も目的も不明だという。だが、カブトの名を聞いたマユは曰くありげな表情で拳を握り締める・・・
 士が写真を撮っていると知ったマユは光写真館で衣装替えしつつ写真撮影。士の二眼レフで撮ったその写真は相変わらず奇妙に歪んでいたが、マユは芸術的と大喜び。「おばあちゃんは言ってた。真の才能は少ない、そのことに気付くのはもっと少ないって」彼女に褒められて思わずにやける士であった。
 家への帰路、マユは士のことを自分の亡き兄に似ていると夏海に語る。マユの兄は"人を守る仕事"に就いていたというが、それが何なのかは彼女は知らなかった。そして、兄はカブトに殺されたのだという・・・
 その頃、ZECTではあるシステムを開発してカブトを捕獲する計画を進めていた。だが、ソウはカブトに敵意を抱いていた。どうやら彼はカブトに襲われて右目を失ったようで・・・

 マユを妹みたいと気に入った士は彼女のおでん屋の手伝いに赴く。だが、種を色々追加しようとする士に対し、おばあちゃんは汁の味が変わってしまうと怒り、この味は絶対変えちゃいけない、うちはこの場所でこのままでいることが大切なんだと店のおでんの味に並々ならぬこだわりを見せる。士と共に店を後にしたマユは、自分たち家族の好きな種をおでんに使おうと決めたことを語り、おばあちゃんは兄が生きていると信じているのかもしれないと言う。と、そこへワームサナギ体が現れ、士はマユを逃がすとディケイドに変身、脱皮したジオフィリドワームと戦う。ディケイドはカメンライドでクウガに変身して立ち向かうが、ワームのクロックアップには歯が立たない。ディケイドクウガはフォームライドでペガサスフォームとなり、超感覚でジオフィリドワームの動きを捉えてブラストペガサスで撃破した。だが、そこへザビーとガタックが現れ、ディケイドをこの世界を破壊する悪魔と見なして攻撃してきた。ディケイドはカメンライドで電王に変身してアタックライドカードを使うが、4枚どれもモモタロスたちの決め台詞とポーズが出るだけで役に立たない始末・・・ディケイドはザビーとガタックのクロックアップでメッタ打ちされるハメに。しかし、そこへ大樹がディエンドに変身して割って入った。クロックアップ機能をこの世界でのお宝と狙うディエンドはガタックに戦いを挑み、カメンライドでライオトルーパーたちを繰り出すが、ガタックはクロックアップで難なく一蹴。ディエンドはアタックライド・ディエンドインヴィジブルで透明化して姿をくらます。
 一方、マユはワームサナギ体の群れに追われていたが、その行く先ではディケイドとザビーが戦っていた。ディケイドはカメンライドでファイズに変身、フォームライドでアクセルフォームとなって加速してザビーのクロックアップに対抗、互角の戦いを繰り広げる。その時、マユがワームに襲われているのに気付いたディケイドは助けに入ろうとするが、ザビーは逃がすまいと針で攻撃、その流れ弾がマユに当たりそうになるが、そこへカブトが現れて彼女の目前で針を叩き落としてワームも撃破、ザビーをも叩きのめして一瞬だけマユの前に姿を現すとクロックアップで姿を消してしまった。
 カブトに敗れて変身解除したソウ。だが、その姿を見たマユは驚く――――――「お兄ちゃん!?」


□□□□□□

 士たちの"平成仮面ライダーの世界"を巡る旅も残り2つとなりましたが、今回は"カブトの世界"編。今回の脚本は平成ライダーシリーズ初参加となる古怒田健志が担当。古怒田氏は『ウルトラマンダイナ』を皮切りに超星神シリーズや『デビルマンレディー』など特撮・アニメ作品を中心に脚本家として活躍しており、ウルトラマンダイナ・ガイアでは怪獣へのこだわりや明快なストーリー展開に定評があったようですが、初参加となる平成ライダーではどんな脚本を仕上げるのか気になるところです。

 全体的には、人間に擬態して社会に潜むワームvsマスクドライダーシステムを擁する秘密組織ZECTというオリジナルの設定をほぼ忠実になぞりつつ、カブトやワームは一般社会に認知される存在となっているようで、オリジナルでの天道総司と日下部ひよりの要素をカブトに殺されたらしい兄を思うマユという形に置き換えた形になっています。ゼクトルーパー部隊の出動シーンでハンヴィーが出てきたり、マスクドライダーのキャストオフで分離したマスクドフォームのパーツが飛び散るエフェクトが遥か後方の器物にぶつかったり川に落ちたりと細かいところまで描かれているなど、映像的にもオリジナルを彷彿とさせるものがあったのは古怒田氏脚本ならではといったところか? ザビーに変身する隻眼の男・弟切ソウも、戦闘服がオリジナルのシャドウ部隊のものだったり矢車草ならぬ弟切草というネーミングがオリジナルのザビーこと矢車想をイメージしている感じです。ちなみに、冒頭で登場したゼクトルーパー部隊はオリジナルでは訓練生という設定の白色アーマーのブライトルーパーでしたが、本作では単なる一部隊の扱いなんでしょうか。
 ラストではソウが死んだはずのマユの兄?という結末になったわけですが、彼がカブトによって右目を失ったくだりや、正体不明のカブトがマユを守るような行動を取っている辺りからみて、ソウはマユの兄の姿を騙るワームであり、カブトこそが死んだと思われたマユの兄である可能性が容易に想像できますね。展開的にもオリジナルで"妹"たるひよりや樹花を守ることにこだわっていた天道のキャラと合致しますし。しかし、次回予告では何やらオリジナルでのひよりの正体だったシシーラワームが出てきており、まさかオリジナルと同様にマユも実はワームだったなんてオチが待ってる可能性も充分にありえますね。
 オリジナルでは登場しなかった"天道家のおばあちゃん"に相当するマユの祖母はベテランの佐々木すみ江が好演。一々格言めいた台詞を曰う辺りはオリジナルの天道の「おばあちゃんは言っていた・・・」へのオマージュっぽいですが、「世の中には○○が二つある」という言い回しはオリジナルの天道の台詞よりは何だか劇場版ポケットモンスター『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』に出てきた海賊ファントムの口癖臭くもありました(笑)
 あと、ワームサナギ体が擬態したニセ士が何か重要な役回りがあるのかと思いきや単なる噛ませ犬以下だった展開は、オリジナルで岬祐月に擬態したワームサナギ体を思わせるものがありました。

 バトル面では久々にディケイドならではといえる異種ライダーの能力対決が炸裂。思えば平成ライダーの中でも一、二を争うチート能力といえるカブトのクロックアップですが、現時点でカブトに変身できないディケイドやディエンドがこれにどう対抗するのかは気になるところ。ディケイドがファイズ・アクセルフォームの超高速機能でザビーのクロックアップに対抗するというのは事前に雑誌情報で知っていましたが、やはり上手い組み合わせといえます。また、クウガ・ペガサスフォームの超感覚でクロックアップしたワームの気配を察知してカウンターで一撃必殺というのは予想外の使い方で感心しました。あと、ディエンドがガタックのクロックアップに対してライオトルーパーを時間稼ぎに使いつつアタックライド・ディエンドインヴィジブルで逃げを打つ辺りは"敵わなくても負けなければいい"という点が如何にも大樹らしい感じです。東映サイトを見ると他にもクロックアップへの対抗策があるようですが、次はブレイドでスペード9(マッハ)のカードでもラウズしますかね?
 一方、思いっ切り見かけ倒しなリアクションで笑いが止まらなかったディケイドの電王アタックライドカード。モモタロスたち4人の決め台詞とポーズだけで何も起こらないって辺りは何だかポケモンのコイキングとヒンバスの定番ダメ技"はねる"を思わせます(苦笑)二人がかりのクロックアップでフルボッコされるディケイドに宙を舞うキンタロスのカード"NAKERUDE"が被さるシーンが実にそのまんまでシュール(爆)もしこれにジークも加わるとしたら、カードの台詞は"KOURIN MANWOJISHITE"(降臨、満を持して)か"ZUGATAKAI"(頭が高い!)辺りになるんですかね(笑)
 オープニング共々映画『超・電王』のPRありありなのが微妙なところではありますが、次の"響鬼の世界"編ではアックスフォームの出番があるとも聞くので、次はまともに活躍してくれることを祈ります(苦笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.11 11:23:48
コメント(0) | コメントを書く
[並行世界の旅日記/ディケイド関連(終)] カテゴリの最新記事


PR

Profile

ブラック・タロン

ブラック・タロン

Calendar

Category

Recent Posts

Comments

名無し@ Re[2]:ファイル43/風の名はアムネジア(02/10) ブラック・タロンさんへ 全く何も分からな…
坂東太郎G@ Re:コッペパンの思ひ出(07/13) 今回こちらのtitleです。 もしよろしかっ…
名無し@ Re:ファイル30/身の程知らずの挽歌(11/01) マーサの名前がナタリーに変わったのは「…
背番号のないエース0829@ デパート 「沖縄りうぼう・SNOOPY」に、上記の内容…
uraevmor@ cheap viagra iq ej viagra generic viagra pills <a hre…
mrxpfmor@ cheap viagra cz pt buy viagra buy viagra <a href=&quo…
vyhczmor@ viagra online kl xx cheap viagra buy viagra <a href=&q…
cvbgkmor@ buy viagra xc kv viagra 100mg viagra online <a href…
btewdmor@ viagra generic zz rm viagra online cheap viagra <a href…
http://buycialisky.com/@ Re:PLUTO広告キタ━━━(・∀・)━━━!!!!(03/31) melange cialis and viagracialis v viagr…

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

© Rakuten Group, Inc.