カテゴリ:一億分の愛媛県西条市
<←閉店の日の夕方に撮影した『大屋デパート』の建物。ここもいずれ見納めか・・・>
去る8月31日、愛媛県西条市紺屋町の老舗デパート『大屋デパート』が閉店しました。 同店は1951年創業の老舗で、紺屋町商店街の中心商業施設として半世紀にわたって地元住民に親しまれてきましたが、近年はフジグラン西条や木村チェーン、香川県のマルナカやマルヨシセンター等々の大型郊外店の進出が相次いで業績が低迷していたようで、今回の閉店に至りました。 大屋デパートは管理人の住んでいる寮から徒歩5分程度の場所で、1階の食料品売場が非常に充実しており、ちょっとした買い物等によく利用していました。しかし、今年に入ってからちらほらと閉店の噂が聞こえ始め、先々月にはポイントカードのポイント付与が停止されるなどいよいよ不穏な雰囲気になってきていたのでまさかとは思ったのですが、ついに閉店となるとやはり一抹の寂しさを感じます。 そんなわけで、偶然にも閉店の日は夜勤明けの休みの初日だったため、何か最後の買い物でもしようと思い夕方に大屋デパートに足を運んでみたのですが・・・・・・一種清々しさすら感じるくらい何も残ってませんでした(苦笑) 2階の衣料品売場は26日に閉店し、1階の食料品売場では半額セールが行われていたのですが、流石に閉店日ともなると日用雑貨以外の食料品はあらかた売れてしまっていたようで、陳列棚すらほとんど撤去されて何とも閑散とした光景になっておりました。それでも食肉売場に国産牛ヒレステーキのパックがまだ数個残っていたので、欲張って2個もゲット(笑)普通なら1パック1,000円を絶対下らない国産牛のステーキですが、この日は1パック500円と文字通りの投げ売り価格。さらにポイントカードの残ポイント分割引されるので、普段なら3,000円近くになるステーキ2パックを800円ほどで買えてしまいました。こんな時でもなければこんな贅沢はできませんよね(爆) しかし、大屋デパートに併設されていたクリーニング屋の支店と伊予銀行のATMも一緒に閉鎖されてしまったため、今後色々と多少不便になってしまうのは困りものです。 なお、大屋デパートのある紺屋町商店街では現在再開発計画が進行中だそうで、再来年度までには跡地一帯に1階を店舗化した高層マンションを建てる計画が検討されているとのことです。 それでなくても空き店舗の多い商店街にとって、中心施設だった大屋デパートの閉店がさらに大きな影響をもたらすのは確実ですが、何とか地元住民にとって利便のよい施策が登場することを期待したいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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