くれーじーくえいる ぶろぐ

2010/11/25(木)23:33

不謹慎だが見てみたかったかもしれない

エセ軍事マニアの呟き(361)

 3年ほど前、香川県のさぬき市沖で太平洋戦争中に米軍が敷設したとみられる沈底機雷1基が発見され、その後海上自衛隊により現地で爆破処理されたことがありました。その後も瀬戸内海の各所で発見された機雷や不発弾の水中爆破処理が何度となく行われましたが、我が愛媛でも今年同様の事案が発生しました。  発端は去る7月6日、松山市の松山港外港吉田浜防波堤付近の海底で終戦後に投棄されたとみられる旧日本海軍の爆弾・砲弾・小銃等の爆発物が発見されました。爆発物には合計500kg以上の爆薬が残っているほか、爆弾には信管も付いており、移動すると爆発する危険があることが判明したため、国土交通省松山港湾空港整備事務所、愛媛県、海保6管本部松山海上保安部、自衛隊、漁協関係者等ら関係機関による対策連絡会での検討の結果、現地で海上自衛隊による水中爆破処理が行われることになりました。その後もダイバーによる潜水調査で新たな爆弾や弾倉が発見されるなどの動きを経て、今月25日に水中爆破処理が実施されることが決定しました。  そして、本日がいよいよその本番です・・・  今回の水中爆破処理は海上自衛隊呉地方隊の呉水中処分隊が担当し、満潮に近い1130頃をメドに実施されます。爆破および飛散物の危険に備えて爆破地点から半径600m付近までの海上部および陸上部は航行・立入禁止区域、半径3km区域は潜水・遊泳禁止区域となります。  不謹慎ながら軍ヲタの端くれとしては、愛媛では初めてという爆発物の水中爆破処理の瞬間を見てみたいところですが、上記の通り立入禁止区域が設定されていては見物どころか近付くのもまず不可能。望遠の利くレンズと現場を見渡せる撮影ポイントでもあれば遠距離から海面に上がる爆破の水柱くらいは撮れるでしょうが、あいにくどちらも管理人にはありません(笑)というかそれ以前に今日は仕事だし・・・(爆)まともに見られる可能性がほとんどないのにわざわざ会社休んでまで行くのは無理です。  というわけで、本日の水中爆破処理はWebのニュース記事で見ただけですが、現地には呉水中処分隊の水中処分母船YDT-04が展開して作業に当たったようです。爆破は1135過ぎに予定通り実施され、周辺への影響もなく無事終了したようでまずは一安心です。  なお、来る28日に松山港三津埠頭に海自の掃海母艦『ぶんご』(MST464)が来港して一般公開を行うようです。残念ながら昼勤の最終日で行けないのが残念・・・

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