テーマ:Macの総合情報(542)
カテゴリ:リンゴ使いは世界の片隅で哀を叫ぶ
(*タイトルは映画『沈黙の戦艦』でのトミー・リー・ジョーンズの罵声です 笑)
iPhone 6/6 Plusの発表から約1ヶ月余り経った昨日16日(米国時間)、米アップル社は自社のスペシャルイベントにて新製品の発表を行い、iMacおよびiPadシリーズの新製品と新OS2種を発表しました。 今回発表された新製品等は以下の通り。 ・iMac with Retina 5K display ・Mac mini ・iPad Air 2/iPad mini 3 ・OS X 10.10 Yosemite(ヨセミテ) ・iOS 8.1 ・Apple Payを米国時間10月20日からサービス開始 これらのうち、OS X YosemiteとiMacは同日からリリースを開始、iOS 8.1は今月下旬(米国時間20日)からリリース予定です。また、iPad Air 2/mini 3については日本ではNTTドコモ・ソフトバンクモバイル・auが取り扱いを発表し、ドコモとソフトバンクは18日から予約受付を開始します。 管理人的に注目なのは、ようやく正式リリースとなったOS X Yosemite。前のMavericksに続いて無償リリースなのは貧乏人には有り難いです(笑)早速手持ちのiMacとMacBook Proをアップデートしました。 Yosemiteはインターフェースデザインが大きく変わり、アイコンはiOSに似たフラットなデザインになり、欧文システムフォントは従来のLucida GrandeからHelvetica Neueに変わってこれまたiOSチックになっています。機能面でもMavericksからさらにiOSとの親和性を強化しているのが特徴で、OS XとiOSの間でブラウザの閲覧やテキスト製作といった作業を継承できるHandoff機能や、iPhoneにかかってきた電話やSMSのメッセージをMacで受けて返信、MacからiPhoneを操作してテザリングが可能なInstant Hotspot、OS XとiOS間でのAirDrop対応等が追加されています。また、Spotlight機能が強化されてWikipediaの項目なども検索可能になったほか、通知センターにカレンダーや時計、計算機等のウィジェットを組み込めるなど細かい利便性も向上しています。 無償にも関わらず大幅に機能向上が図られているOS X Yosemiteですが、残念ながら管理人のiMac(Mid 2007)とMacBook Pro(Mid 2009)ではスペックが不足していてその機能を生かし切ることが困難になっています。特にiMacは今回のアップデートではギリギリ対象という有様で、Yosemiteの動作はMavericks同様にかなりもたもたする感じがあり、次のメジャーアップデートでは今度こそ切られるんじゃないかと少々焦っているところです。特にiOSとのAirDropやHandoff、Instant Hotspotに対応するのは2012〜13年以降のモデルのため、来年にiPhoneへの機種変更を検討している管理人としては厄介な問題といえます。 ちなみにそのiMacですが、今回、新たに初の5K(5120×2880ドット)Retinaディスプレイを搭載した27インチモデルが登場しました。CPUは3.5GHzのIntel Core i5、ストレージに1TBのFunsion Drive(HDD+SSD)を標準搭載するほか、GPUにはNVIDIA GeForce系を搭載する従来機と異なりAMD Radeon系を搭載しており、もしかすると将来Radeon系に移行するための布石だろうかと邪推してみたり。管理人としてはメモリのユーザー増設が可能でGPUのBTOカスタマイズが可能な27インチモデルを考えていますが、現行の27インチモデルでGPUをBTOカスタマイズした場合と5K Displayモデルとの価格差が2万円近くなので微妙なところです。 先立つものがなく延々先延ばしにし続けているiMacの買い換えですが、今度という今度はいよいよ本気で検討しないといけないかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.18 00:53:53
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