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くれーじーくえいる ぶろぐ

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血の薔薇の記憶/キバ関連(終)

2008.07.23
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 今週からキバの放映後に仮面ライダー電王のキャラクター短編『モモタロスのまっかっか城の王』が始まりました。8月3日放送分まで1分間の短編3話を放映し、最終話は映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』との併映です。いや~やっぱりモモタロスたちはいいなぁ(笑)

【第25話  ファンファーレ・女王の目醒め】

 86年。すっかり音也と恋人同士になったゆりは、紅邸で音也に好物のオムライスを振る舞い、今までの詫びとお礼の気持ちを込めて"From YURI"と刻印した腕時計を贈る。音也はお礼に自分にしてほしいことはないかとゆりに問い、ゆりは「海が見たい」と応える。音也は「海ならここにある。俺の愛だ!」といつもの調子で豪語するが・・・

 現在。『カフェ・マル・ダムール』で一緒にお茶する渡と深央。深央の弁当屋でのバイトも順調のようで、渡は彼女のお弁当が食べたいと言う。店を訪れた恵はそんな二人にデートの指南を買って出るが、同じく居合わせた名護は「男女交際など二人には早すぎる。汚れた頭をクリアにし、人類のために、世界平和のために君たちのできることをまず考えなさい」と空気の読めない説教を・・・

 86年の『カフェ・マル・ダムール』。ゆりから次狼の一件についての報告書を受け取った嶋の手元には、その次狼から返されたイクサナックルがあった。嶋は新戦力として音也を正式に"素晴らしき青空の会"のメンバーに迎えることに決め、ゆりも大賛成する。すっかりいい雰囲気の二人に思わずコーヒーを吹く嶋だが、やることさえすれば私生活には口を出さないと言い、イクサナックルを音也に託す。だが、母の仇たる"ルーク"のことが頭から離れないゆりはどこか複雑な表情。そんな彼女の気持ちを察した音也は海に行く約束はやめるかと言うが、ゆりは首を振り、かつて母と一緒に行ったことのある思い出の海岸に行きたいと言う。音也は彼女がそこでなくした指輪を見つけてやると豪語してみせる。「俺を信じろ。奇跡を起こしてやる、愛の奇跡だ!」

 現在。いつものようにジムでトレーニングに汗を流す嶋は、恵にイクサのバージョンアップ計画について話すが、一方で装着者たる名護の資質を問題視し始めていた。「自分の中の弱さを知るのが真の戦士だ。名護君にはそれが欠けている」その言葉を柱の陰で密かに聞いていた名護は思わず歯噛みする・・・
 その頃、深央はいつものように弁当配達の仕事に励んでいたが、その配達先のアパートの男性が突然ライフエナジーを奪われて死んでしまった。部屋の扉にはファンガイアの仕業らしき奇妙な三日月状の亀裂が・・・突然の惨劇に恐怖した深央は慌てて弁当屋に逃げ帰ると先に仕事を切り上げようとするが、その目の前で弁当屋の従業員たちまでもが同じようにライフエナジーを奪われて死んでしまう・・・

 86年。公園の花壇で暇を持て余していた"ルーク"は、花を見て新たなタイムプレイを思い付く。同じ頃、"クイーン"こと真夜も何処かの地下道で人間を愛したファンガイアの男を処刑していた。そこへ偶然にも音也が通りかかり、二人は四度目の出会いを果たす。と、そこへ"ルーク"が現れ、胸にバラの花を挿していた音也に狙いを定めた。音也は真夜が狙われていると勘違いして彼女の手を取って逃走。物陰に隠れて何とかやりすごした音也は真夜が狙われていると告げるが、真夜はよくわからない。「いい女は狙われるもんだ。だが心配するな。おまえがお姫様なら俺が城だ」「私を守るって、どうして? 死ぬかもしれないのに?」首を傾げる真夜に「男とはそういうもんだ」と音也は言い切る。

 現在。自分の周囲で次々に人が死ぬという事態に恐怖した深央は、巻き込みたくない一心で紅邸を訪ねて渡に別れを告げてしまう。理由がわからない渡は自分のせいなのかと問うが、理由を明かせない深央はただ謝るしかなくそのまま出て行ってしまった。
 唐突な別れ話に、自分が頼りないせいだろうかと思い悩む入浴中の渡。「初恋とは実らんものだ」と冷静なキバットバットIII世に対し、いつの間にか紅邸に居着いたタツロットはやたら明るいテンションで渡を励ますが、先輩風を吹かすキバットが突っかかって湯船の中で取っ組み合いに・・・
 一方、路上を彷徨う深央は一連の怪死が自分のせいではないかと思い始めていた。そんな彼女の前に現れる不気味な雰囲気の男。それは"チェックメイト・フォー"の一人"ビショップ"だった。「運命からは逃れられませんよ、クイーン。貴女は自分でも知らないうちに人間どもを襲ったのです。抑えても抑えきれないクイーンの力によって」実は深央こそが現在の"クイーン"だったのだ。彼の言葉を信じようとしない深央だが、"ビショップ"は"クイーン"が倒すべき者たちのリストを差し出し、"クイーン"として生きるよう慇懃無礼に迫る。
 "クイーン"になどなれない深央は渡されたリストを焼き捨てるが、そこへスパイダーファンガイアこと糸矢僚が現れた。糸矢はシャークファンガイアを従え、役立たずの"クイーン"たる彼女をこの機会に始末しようと襲いかかってきた。シャークファンガイアの光弾攻撃で壁に穿たれる三日月状の亀裂。どうやら一連の怪死は彼らが仕組んだものらしい。深央は必死に逃げるが・・・

 86年。執拗に追ってくる"ルーク"から逃れる音也と真夜。一旦逃げ切った音也は真夜に自分のバイオリンケースを託すと様子を見に戻っていく。それと入れ替わるように真夜の前に現れた"ルーク"は、"クイーン"が標的と一緒にいたことに今頃気付いて驚くが、真夜はこのままゲームを続けるよう"ルーク"に促す。彼女はファンガイアが人間を愛する理由を知るため、音也の姿を通して人間とは何かを観察しようというのだ。
 そこへ戻ってきた音也は真夜を庇いつつイクサに変身、"ルーク"が変貌したライオンファンガイアに立ち向かうが、相手の圧倒的なパワーにまったく歯が立たず、さらにイクサシステム自体も過度の負荷でダウンしてしまい、ライオンファンガイアに投げ飛ばされて倒れてしまう・・・

 現在。糸矢とシャークファンガイアに追い詰められそうになった深央だったが、そこへ恵と名護が駆け付ける。憧れの恵を目にした糸矢は深央たちには目もくれず一目散に彼女に走り寄ろうとするがまるで相手にされない。一方、名護は素手でシャークファンガイアを妨害しつつイクサに変身しようとするが、吹っ飛ばされた恵にぶつかった拍子にイクサナックルを変身ベルトごと取り落としてしまい、挙げ句にそれを糸矢に拾われて持ち去られてしまう。
 尚も深央を追う糸矢とシャークファンガイアの前に駆け付けた渡が立ち塞がった。渡はキバに変身して2体のファンガイアに挑むが、スパイダーファンガイアからの糸攻撃で視界を封じられてシャークファンガイアに攻め立てられるなどやはり分が悪い。と、そこへタツロットが飛んできてファンガイアを牽制、キバはタツロットを左腕に装着してエンペラーフォームに変身すると、襲いかかるシャークファンガイアをエンペラームーンブレイクで一蹴! その姿に恐れをなしたスパイダーファンガイアは糸矢の姿に戻ると一目散に逃げ去っていった。

 86年。気を失っていた音也は真夜に声をかけられてようやく意識を取り戻したが、戦いのダメージのせいか記憶喪失に陥ってしまった。自分の名前すら思い出せない彼の頭に一つだけ残っているのは、愛する女性である"ゆり"の名前だけ・・・それを見た真夜はある思惑を秘めて彼を呼ぶのだった。「ねえ、私がゆりよ・・・」


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 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、本編に合わせてチェスの駒の一つ"クイーン"について。チェスにおけるクイーンは縦横斜めのすべての方向の任意のマスに動くことができ、日本の将棋における飛車と角行の価値を合わせ持つ最強の大駒でもあります。しかし、最後のオチはお約束の「女王様とお呼びっ!」ですか(苦笑)

 さて、今回は過去篇・現在篇共に『"クイーン"にとっての人間を愛することの意味』が大きなテーマといえます。
 過去篇では恋敗れた次狼=ガルルが去り、ようやく相思相愛となった音也とゆりの姿が。音也は嶋から正式に"素晴らしき青空の会"のメンバーに加えられてイクサを任されるなど、まさに順風満帆? しかし、今までの冷淡さから掌を返したようなゆりの音也へのデレデレぶりは何というツンデレというかバカップル(苦笑)とはいえ、視聴者的視点で見れば今回の音也とゆりの幸せな姿はある意味盛大な不幸フラグであり、所詮は一時の夢でしかないのでしょう・・・
 一方、人間を愛したファンガイアの処罰という己の役割に忠実に生きる"クイーン"こと真夜ですが、音也と実に4度も顔を合わせたことで、徐々に人間という存在に対する興味を抱き始めたようです。そこへ降って湧いた音也の記憶喪失!? "ルーク"=ライオンファンガイアに大敗した音也はダメージが酷すぎたせいか記憶を失ってしまい、僅かに覚えているのは自分の恋人たる"ゆり"の名前だけ。だが、真夜は驚いたことにそれに乗じて音也に自分を"ゆり"だと思い込ませるという行動に出ました。自分を仮の恋人と当て嵌めて自分に対する音也という人間の言動を観察し、それを通して人間というものを知り、人間を愛するファンガイアが後を絶たない理由を知りたいということなのでしょうか。ただ、音也が記憶喪失のまま真夜をゆりだと思い込んで一緒になるという巷の記憶喪失話にありがちな展開はちと考えにくいなぁ・・・まぁ何にせよ、これがいずれはミイラ取りがミイラになる結末へと繋がっていくのでしょう。

 一方、過去編ではついに深央が現在の"クイーン"であることが発覚。描写を見る限りでは、深央は自分が"クイーン"を継ぐファンガイアであることを自覚した上で自らそれを拒否し続けているようです。"クイーン"でありながら人間(とは厳密には呼べないが)の渡に好意を抱いてしまったのもある意味皮肉な運命。過去篇の"クイーン"=真夜が"道を踏み外しつつある者"だとすれば、現在篇の"クイーン"=深央は"すでに道を外れている者"ということか。しかし、そんな彼女を"クイーン"としての運命に引き戻そうと"チェックメイト・フォー"の一人"ビショップ"が暗躍する・・・"ビショップ"を演じるのは『仮面ライダー響鬼』で"童子"役を演じた村田充。またまた響鬼に縁のある出演者の登場ですね。追い詰められる深央はこのまま"クイーン"としての望まぬ運命に引きずられてしまうのか、それとも・・・?
 その"ビショップ"の暗躍と前後して動き始めたのが久々登場のスパイダーファンガイアこと糸矢僚。恐らくはシャークファンガイア共々"ビショップ"の当て馬扱いなのでしょうが・・・よく考えると、過去でゆりに、現在で恵に横恋慕している糸矢もまた"クイーン"の粛正対象になるはずですが、過去では真夜の追及から逃げ延びたのか、それとも何らかの理由で追及されなかったのか気になります。

 キバのエンペラーフォーム登場に合わせる形でか、現在編でイクサの新たなバージョンアップへの動きが出てきたようで、イクサにもいよいよ新フォームが登場するのでしょうか? しかし、ここにきて嶋は装着者たる名護の資質を問題視し始めている模様。何かと問題の多い名護の言動にも一見我関せずを装っていた嶋ですが、やはり気にはしていたらしい・・・というか、まともな上司ならあんな問題部下などとっくの昔に切っちゃってるでしょう(苦笑)
 しかも、当のその名護さん、渡と深央の恋愛ムードに水を差すKYっぷりを遺憾なく発揮したかと思ったら、嶋に資質を問われて苦悩しているところへ糸矢にイクサシステムを奪われてしまうという大失態を演じるハメに・・・ここからまたも名護2度目の転落が始まってしまうのでしょうか?
 しかし、もしこのまま名護が装着者の座を追われるとなると、はたして誰がイクサを任されるのか・・・






Last updated  2008.07.26 00:39:46
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2008.07.13
 今月24~27日、静岡県の鈴鹿サーキットにて毎夏恒例の『コカ・コーラゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレース第31回大会』が開催されます。
 近年の鈴鹿8耐といえば、2003年の『仮面ライダー555 Honda』以来、その年放映の仮面ライダーのタイトルを冠したホンダのワークスチームが毎年参戦しています。しかし、今年は場内イベントとして仮面ライダーキバの登場がアナウンスされている一方、現時点で出場エントリーの中にキバの名前を冠したチーム名はありません。例年なら6月中には参戦発表会があるはずですから、今年は残念ながら参戦なしとみてよさそうです。
 これまでの総合成績を振り返ると、2003年の『555 Honda』10位、04年の『仮面ライダー剣 Honda』4位、05年の『仮面ライダー響鬼 Honda』5位、06年の『仮面ライダーカブト Honda DREAM RT』および昨年の『仮面ライダー電王 Honda DREAM RT』6位と、毎回優勝を期待されながら中盤前後の成績に甘んじているのは否めず、この辺も今回参戦がない理由かもしれません。
 ちなみに、例年仮面ライダーチームのライダーとして参戦していた徳留和樹・山口辰也の両選手ですが、今回は徳留選手はDREAM Honda Racing Team 11の第3ライダー、山口選手はモリワキMOTULレーシングの第1ライダーとして出場するようです。

【第24話  皇帝・ゴールデンフィーバー】

 22年前。ゆりを独占しようとする次狼=ガルルに襲われて川に沈んだ音也。川岸に打ち上げられた彼を偶然通りかかった伸二と涼子が見つける・・・
 変わって現在。病室で年老いた涼子を介抱する伸二だが、医師からは彼女に回復の見込みがないと告げられ、彼の表情は冴えない・・・
 一方、『カフェ・マル・ダムール』では深央が渡、恵と共に無事モデルの仕事を終えたことを祝う。すっかりいい雰囲気の渡と深央を気遣って、恵は笑顔で席を外してやるのだった。

 22年前。オープンカフェに呼び出されたゆりを待っていたのは力だった。拡声器片手に大仰な言い回しで愛の言葉を喋りまくる力だが、ゆりは呆れると同時にそれが音也に吹き込まれたものだとすぐに見抜く。音也を探そうとするゆりだが、そこに現れた次狼は消えた男のことなど忘れろと冷ややかに言う。自分を愛している音也が消えるわけがないと反論する彼女に対し、音也はファンガイアに殺されたと次狼は言うが、ゆりは信用せず次狼に詰め寄る。しかし、次狼はゆりに当て身を食らわして気絶させると、「紅音也のことなどすぐに忘れさせてやる」と言って彼女を拉致してしまう。
 その頃、伸二と涼子に助けられた音也は伸二のアパートで息を吹き返していた。自宅に戻ろうとしていた伸二だったが、その前に"クイーン"こと真夜が立ち塞がる。おまえが神に殺されるまで逃げ切ってみせると言う伸二に対し、真夜は例え自分が死んでも次の"クイーン"が貴方を殺すと言い放つ。伸二はグリズリーファンガイアに変貌して挑もうとするが、そこへ現れた音也は真夜がファンガイアに襲われていると思い込んで自転車を投げ付け、ファンガイアは逃走。一見、白馬の王子が現れてか弱い女性を助けたといったところだが、仕事を邪魔された格好の真夜は大笑いしつつも言い寄る音也に「ほんのお礼よ」とビンタを一発食らわして去っていく。ますます彼女に興味を持った音也は後を追おうとして、自分を探していた力と遭遇することに・・・

 現在。深央と渡の親展ぶりに興味津々の健吾は渡に根掘り葉掘り聞こうとする。そんな中、余命幾ばくもない涼子を思う余り、伸二がまたも宝石店から指輪を盗んでしまった。逃げる伸二は追う名護と健吾に囲まれてグリズリーファンガイアの本性を現し、二人を蹴散らして逃げ去る。その様子を目の当たりにした渡は、涼子が入院している病院を訪れて伸二から事情を聞くことに。涼子に自分がファンガイアであることを隠しながら22年間ずっと一緒に暮らしてきた伸二だが、涼子のために何をすればいいのかわからず迷っていた。と、そこへ無理してベッドから出てきた涼子は二人の会話を聞き、22年前に二人で一緒に植えたネムノキを見たいと伸二に頼む。二人を思い出の地へ連れて行ってやろうとする渡だが、そこへ新たに弁当屋でアルバイトを始めた深央が配達用の車で通りかかり、渡は二人を連れて行くため深央に頼み込むことに・・・

 22年前。ゆりを拉致した次狼は何処かの森の奧へと彼女を連れて行き、そこで二人で暮らそうと告げるが、どうしても自分を受け入れてくれない彼女に苛立ちを募らせていく。そこへ二人の居場所を突き止めた音也が駆け付けた。音也がまだ生きていたことに激昂した次狼はゆりの目の前でガルルの本性を現し、ゆりを助けようとする音也を容赦なく叩きのめす。ゆりはそんな音也を必死に庇い、「私はこの男を、紅音也を愛している!」とついに自分の本心を叫ぶ。動転したガルルは自分のものにならないならとゆりを殺そうとするが、結局手を下すことはできず、次狼の姿に戻って去っていった。一方的に叩きのめされた音也だったが何とか無事で、ゆりは彼を抱き締めながらお互いの無事を喜び合うのだった。

 現在。渡と深央が見守る中、伸二は涼子を背負って山中にある思い出のネムノキを訪れた。すっかり大きく育ったネムノキを見上げながら、伸二は自分がファンガイアであることを明かそうとするが、涼子はすでに彼の正体を知っていた。そして、涼子は伸二にこれまでの22年間を感謝し、彼の背中で静かに息を引き取る。
 ついに訪れた妻の死に打ちひしがれる伸二の前に名護が現れる。伸二は悲しみに引きずられるようにグリズリーファンガイアとなり、イクサに変身した名護と壮絶な戦いを繰り広げる。両者の戦いに巻き込まれそうになる渡と深央だったが、その時、倒れ込んだ深央の掌に一瞬何かの紋章が浮かんだ。それを見たグリズリーファンガイアは渡たちに騙されていたと思い込んで深央に襲いかかる。何とかファンガイアを止めようとする渡だったが、聞く耳を持たない相手に深央が痛め付けられるのを目の当たりにしてキバに変身。しかし、グリズリーファンガイアの圧倒的なパワーに手も足も出ない・・・
 その時、キャッスルドランの奥深くでポーカーに興じていた次狼たち3人は突然城内が鳴動したのに気付く。それはキバの感情に呼応し、キバの真の力を覚醒させる力を持つ魔皇竜タツロットの目覚めの合図・・・「じゃっじゃーん! ドラマチックにいきましょー!」「びゅんびゅんびゅんびゅんびゅーん! テンションフォルティッシモー!」かくて、ハイテンションな声と共にキバの元へと飛来したタツロットはキバの身体を拘束する"カテナ"を断ち切って左腕に合体。キバは無数の金色のコウモリを纏いながら究極の姿・エンペラーフォームへと変貌した!
 エンペラーフォームとなったキバはグリズリーファンガイアを圧倒、最後はエンペラームーンブレイクでトドメの一撃を浴びせる。だが、キバがふと気付いたとき、深央の姿はどこにもなかった・・・

 思い出のネムノキを背に眠る涼子の亡骸。そこへ断末魔の伸二が這いずりながら寄り添う・・・「これからも、ずっと、一緒だ・・・」かつての妻の笑顔を思い起こしながら、彼女の手に自分の手を重ね合わせた伸二はついに力尽き、破片となって大地に還っていく・・・
 だが、その様子をどこか冷ややかな表情で見つめつつ去っていく深央の姿が――――――


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 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、過去編で伸二と涼子が植えていたネムノキについて。夜になると葉を閉じる就眠運動をすることで知られる植物ですが、同じく葉に刺激を与えると閉じることで知られるオジギソウもマメ科ネムノキ亜科です。なお、ネムノキの葉は触っただけでは閉じません。
 ネムノキといえば、おしべがハケのように発達したぼんやりした淡紅色の花が印象的。管理人は本日親父と一緒に所要で松山まで出かけてきたのですが、旧丹原町と東温市を結ぶ桜三里の道端にはあちこちにネムノキの花が咲き誇っておりました。

 さて、過去と現代に跨る3つの恋愛譚がひとまずの決着を見ることになった今回。余命幾ばくもない妻・涼子のために何をしてやればいいのかわからず、宝飾品ばかりを求めて強盗犯に身を堕としていた現在の伸二。しかし、彼が人外の存在であることをすでに知っていた(というか22年間も外観が変わらないならおかしいと考えるのが普通だな)涼子が望んだのは、22年前に二人で植えた思い出のネムノキをもう一度一緒に見ることでした・・・上でも書いている通り、ちょうど今がネムノキの花が咲く頃ですが、作中では撮影時期の都合か花を付けていなかったのはちょっと残念かも。
 渡たちの助けによって最後の望みを叶えた涼子は静かに息を引き取り、伸二はその後を追おうとするかのようにグリズリーファンガイアとして荒れ狂い、さらに些細な"誤解"によって深央にまで牙を・・・結局、渡ができたのはキバの真の姿たるエンペラーフォームを以て彼に最期の冥りを下すことだけでした。
 人間とファンガイアという本来相容れない種族の愛が行き着いた一つの帰結である伸二と涼子の物語。この二人が報われなかった例だとするならば、逆に報われる例となりうるのは・・・?

 案外早い登場のような気がするキバの究極形態・エンペラーフォーム。しかし、あまり格好良く見えないのはあの面構えとやたら金ぴかでマントまで羽織った外観だからか(苦笑)ちなみに、公式サイトの解説によればキバの鎧は本来はファンガイアの"皇帝"たる存在のために作られたものだそうで、つまりこれはキバと対を成すファンガイアのラスボスへの伏線?
 エンペラーフォームの発現役となる新キャラ・タツロットの声を演じるのは石田彰。しかし随分とはっちゃけたキャラのようで(笑)しかし、気になるのはキャッスルドラン内にいる次狼=ガルルたちがタツロットの存在を知っているのに、彼らの主ともいえるキバットバットIII世は「誰?」と首を傾げていた点。もしかしてキバットがキバのエンペラーフォームを見たのは今回が初なのか?

 一方、過去と現在の主人公サイドの恋愛模様はどちらも一応形にはなったものの、双方すでにあからさますぎるほどの悲恋フラグが・・・(汗)
 過去編ではついに相思相愛となった音也とゆり。まぁあれですね、一見鬱陶しいヘンな奴ほどやがて気になってくるというこの手の恋愛話ではお約束のパターン(笑)逆に言えば、急接近する二人に焦った次狼が第21話からあの手この手で起死回生を図ろうとして最終的に自ら盛大に墓穴を掘った格好でもあります。打ちひしがれた恋愛の敗北者・次狼は独り何処へ行くのか・・・
 しかし、視聴者的視点では音也とゆりがこのままハッピーエンドにはならないのはすでにわかっている話。次狼との三角関係がひとまず決着した今、恋多き男・音也の興味を少しずつ引き始めたらしい真夜の存在が二人の関係をどのように変えていくのかが今後の注目点ですね。しかし、ゆりに片思いしちゃった力=ドッガはこれからどうなるのやら・・・
 他方、現在編ですっかりいいカップルになったと思われた渡と深央ですが、こちらにも皮肉な運命の足音が・・・グリズリーファンガイアを"誤解"させた彼女の掌に浮かんだ紋章、それは"クイーン"たるファンガイアの証!? 過去編の真夜曰く、"クイーン"の力は世代を超えて受け継がれていくようで、予想通り深央がその"クイーン"たる者ということになるようです。今回のラストでの深央の冷ややかな表情を見る限り、彼女の中で徐々にファンガイアの側面が覚醒しつつあるのか? 渡にとっては"ルーク"に続いて心理的に最もイヤな形で上級ファンガイアと接した形になってしまうわけですが・・・

 こうして見ると、過去編・現在編共に"クイーン"=ファンガイアと人間の禁断の愛を裁く役割を担うという点が物語のカギになってきそうですね。






Last updated  2008.07.13 17:03:40
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2008.07.06
 間もなく公開となる劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』の主題歌が、相川七瀬によるスペシャルユニット『Crimson-FANG』の歌う『Circle of Life』に決まりました。
 相川七瀬といえば2004年の『仮面ライダー剣』で主題歌『Round ZERO』を担当したのが記憶に新しいところですが、今回は育児休業から復帰した彼女の本格復帰作第1弾ということになるようです。

【第23話  変奏曲・永遠の逃亡者】

 22年前。デートを終えて恋人と別れ、家路に就く一人の女性。だが、その前に"チェックメイト・フォー"の"クィーン"こと真夜が現れた。怯える女性の顔にはファンガイアの証たるステンドグラス様の模様が・・・「わからないわ・・・誇り高きファンガイアでありながら何故下等な人間を愛するのか・・・」真夜は赤い月を背負い、女性の命乞いを無視して冷徹に女性を処刑すると、次の標的を求めて歩き出す・・・

『カフェ・マル・ダムール』に帰ってきたマスターの木戸を何やら怖い形相で出迎えたゆりと次狼。だが、それは木戸の34歳の誕生日を祝うためだった。相撲Tシャツやおニャン子クラブのアルバムレコードをプレゼントされて大喜びの木戸。と、そこへ投げやり気味にバイオリンでハッピーバースデーを奏でた音也が、自分ももうすぐ誕生日だから祝えと要求。音也の額を拳でグリグリしたり嫌いな糸コンニャクを口に突っ込んだりと容赦ない次狼。一方、音也がいつも店でオムライスを食べているのを知っていたゆりは・・・
 変わって現在の『カフェ・マル・ダムール』。深央との仲の進展具合を知りたがる恵に、渡は赤くなりつつも逆に恵に彼氏について質問。"頭が良くて運動神経も抜群で顔もスタイルも超イケてて自分の信念を持って生きてる完璧な男"という自分の理想の男性像を語る恵だったが、それを聞いた渡から「名護さんじゃないですか」とツッコまれ、さらにその当の名護が健吾と一緒に来店してきて慌てて顔を隠すハメに・・・

 86年。ラモンと力が営んでいた路上マッサージ屋が無許可営業のため営業禁止処分を受け、行政当局により強制撤去されてしまった。路頭に迷うハメになった二人は、次狼の口添えで『カフェ・マル・ダムール』のバイト店員として働くことになった。すっかり馴染んでいるラモンに対し、力は屈強なガタイに似合わぬエプロン姿で、来店した音也も思わず固まる。一方、ゆりはカウンターで一人何やら料理に励んでいたが、あまり上手くいっていない様子である。
 そんな中、店内で待ち合わせをしていた一組の男女のカップル、竹内伸二と涼子。伸二は別れ話を切り出したい様子らしいが、涼子は彼の思いを知ってか知らずかコーヒーに砂糖を2つ入れてやると席を立ってしまう。何やらおどおどしている伸二は彼女の後を追うことも躊躇っているようで・・・
 その夜、自宅のアパートに戻った伸二を、先に部屋を訪ねていた涼子が食事の支度をしながら出迎えた。彼女に言わせればまだ伸二とは別れていないらしい。彼女にとっては勇気を振り絞っての訪問だったようだが、伸二は相変わらず優柔不断で、涼子はとうとう痺れを切らして出て行ってしまう。伸二はようやく彼女を追いかけて捕まえ、やっとの思いで一緒にいてくれないかと切り出す。何とかよりを戻せたらしい二人だったが、そのそばを静かに通り過ぎる真夜の姿が・・・伸二はその姿に表情を強張らせる。
 後日、何処かの森で小さなネムノキの苗木を植える伸二と涼子。伸二は自分たちがずっと一緒にいることをこの木に誓い、必ず逃げ切ってみせると決意する・・・
 一方、『カフェ・マル・ダムール』ではゆりがオムライス作りに挑んでいたが、出来上がったのはラモンでさえオエッとなってしまうような残骸の数々。ところが、力だけはそのオムライスの残骸を口にして何故か美味いと呟き、ゆりに人懐っこい笑顔を見せるが、ゆりはあまりのギャップに固まってしまうばかり・・・どうやらゆりに惚れてしまったらしい力に、ラモンは告白の台詞を教えてあげようと奮闘、話を聞いた音也もノリノリで「ビーナスでもオチるとっておきの台詞を教えよう」と豪語するが・・・
 そんな中、仲良く街を歩く伸二と涼子の後を真夜が音もなく追う。が、そこへ唐突に現れた音也が「やっと見つけた、俺の女神」と真夜に声をかけてきた。思わぬ再会に驚いた真夜はその拍子に伸二たちを見失ってしまい、音也を避けつつそのまま姿をくらます。次狼と共にその様子を見ていたゆりは音也の相変わらずなナンパ癖に呆れ返るが、音也曰く本命はあくまでゆりらしい。そして、呆れるゆりを尻目に音也と次狼はまたも見苦しい取っ組み合いを始める・・・

 現在。表の本業であるモデルの仕事に精を出す恵だったが、一緒に撮影をするはずだったモデルがドタキャンしてしまった。恵はその代役として深央に声をかける。深央は無理だと固辞するが、貴女はまだ自分の魅力に気付いていないという恵の言葉と渡からの励ましを受けてモデルの仕事に初挑戦する。最初は緊張のあまり笑顔が作れない深央だったが、楽しいことを思い出してみてという恵のアドバイスで、端から見守る渡を見ているうちに自然に笑顔になり、恵と共に上手く撮影をこなしていく。
 その時、撮影現場に通りかかった一人の男が小道具の真珠のネックレスを引ったくって逃走した。渡は後を追うが見失ってしまい、さらにそこへ突然グリズリーファンガイアが襲いかかってきた! 渡はキバに変身して立ち向かうが、相手の強大なパワーに圧される。キバットバットIII世はクマが相手ならオオカミだとばかりにガルルセイバーを召喚、ガルルフォームとなったキバは今度はグリズリーファンガイアと互角に戦うが、一種の隙を突かれて吹っ飛ばされ、その間に逃げられてしまった。
 逃げ去ったグリズリーファンガイアの正体は先程ネックレスを盗んだ男。それは22年前の伸二だった。昔と変わらない姿の伸二が訪ねた病院の一室には、重い病を患って伏せる年老いた涼子の姿があった。伸二は返事をする気力すら衰えてしまった彼女にネックレスを捧げる・・・

 86年。『カフェ・マル・ダムール』で音也に自分の作ったオムライスをごちそうするゆり。音也のためではなく店のためだと言い張るゆりだったが、一口食べた音也の評価は「まぁまぁだな」であった。
 その後、川原で一人バイオリンを弾く音也だったが、そこへ次狼が現れる。「美味かったか? ゆりのオムライスは・・・よかったな、最後の晩餐に美味いものが食えて。おまえは邪魔だ!」次狼はガルルの本性を現すと音也を容赦なく叩きのめして川へ叩き込んでしまう。「ゆりは俺のものだ・・・これで、俺のものだ!」


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 今回のキバットバットIII世の蘊蓄はオムライス。思えば、管理人が一昨年まで大阪で決行していたポケモン映画オフでは、カスミがオムライス好きってことで昼食はいつも梅田のHEPナビオファイブ7階にあるオムライス専門店『ポムの樹』でオムライスと決めてました(笑)でも今年も実行できそうにない・・・(無念)
 管理人的には、オムライスで一番難しいのはライスを卵でくるむテクニックだと思います。素人の腕ではなかなかお店のオムライスみたいにはいきません・・・

 さて、今回から展開が大きく動き出すと聞き及んでいたキバですが、まずはますます混迷を深めるキャスト陣の恋愛模様からか?
 まずは過去編。まずは34歳の誕生日を迎えたマスターの木戸さん。つまり現在編では56歳になるわけですが、髪型が変わってそれなりに老けた嶋(というか取って付けたようなヅラで30代を演じている41歳の金山一彦氏乙)とは対照的に、同じく還暦の一歩手前にしては眼鏡以外は22年前とほとんど変わっていないとは・・・(驚)まさか実はファンガイアでしたなんてベタなオチは用意されてないだろうな(汗)
 何だかんだと言いつつ音也の好物のオムライスを作ろうと躍起になっていた今回のゆり。そこへ、生活の糧を失ったラモン=バッシャーと力=ドッガが『カフェ・マル・ダムール』の店員として転がり込むハメに。ウェイターなラモンはなかなか可愛らしかったですが、力は・・・とりあえず野郎エプロンはやめようよ(爆)そんな力はゆりの作ったオムライスの残骸が口に合ったらしく(笑)、何やらゆりに惚れつつある模様? 前々回の合コンではいきなり女性に「俺の子を産め!」と言った挙げ句そのままエサにしてしまいましたが、本気で恋した女性相手にはどこまでも純情一直線な性格なんでしょうか。
 もっとも、肝心の音也はというとゆりが本命だと言いつつ、以前出会った謎めいた美女・真夜にも気安く声をかけてる始末(苦笑)しかし、皮肉にもその真夜は人間を愛するという"大罪"を犯したファンガイアを処罰する闇の処刑人であり、音也が彼女に声をかけたおかげで伸二と涼子は命拾いするという因縁めいた展開に・・・ファンガイアが人間を愛するという感情が理解できないと呟いていた真夜は、今の所音也も見覚えのある人物という程度の認識でしかないようですが、いずれは身をもってその感情の意味を知ることになるのかな? 
 そして、ゆりが少しずつ音也になびき始めているのを見て焦ったらしい次狼は、ガルルの本性を剥き出しにして音也を襲撃! 平成ライダーでは毎年恒例の水オチの登場ですが、殺す気満々のくせに川に投げ込んでから生死を確認しない詰めの甘さもこれまた恒例(爆)というか、どうせ殺すのなら何故ライフエナジーを奪わなかったんでしょうね? 音也のライフエナジーなんて不味くて食いたくないってか?(笑)
 次回は力の恋路にまで立ち塞がるらしい次狼ですが、いよいよゆりの前に彼の正体が晒されるのか? とりあえず一言・・・何事も強引な奴は嫌われるぜ(爆)

 一方、現在編ではこちらも渡と深央が純情一直線な恋愛模様を展開中。しかし、照れる渡の頬を二度もCGで赤く染めるのは少々やり過ぎな気も(苦笑)そんな二人を陰に日向に応援している恵ですが、"頭が良い・運動神経抜群・顔もスタイルも超イケメン・自分の信念を持って生きる完璧な男"という自分の理想の男性像を熱く語ったところ渡に「それって名護さん?」とツッコまれる・・・これってフラグ?(爆)恵が今まで何かと名護に突っかかってたのも、なまじ自分の理想像に合致する男だから余計に今の名護のキャラが気に入らないからだと考えればある意味納得かも(笑)

 そんな中、過去と現在を結ぶもう一つの恋愛模様が・・・過去編にて人間の女性・涼子を愛した奥手そうな青年・伸二の正体はヒグマがモチーフのグリズリーファンガイア。ちなみに、厳密にはグリズリーことハイイログマはヒグマの亜種です。
 真夜の影に怯えながらも涼子と添い遂げようとしている過去編での伸二ですが、22年後の現在まで生きているということは、とりあえず真夜の魔の手から逃れることはできたようです。だが、現在の涼子は年老いて重い病に伏し、伸二は昔と変わらぬ姿のまま彼女の看病を続けるという、ある意味では異種族婚故の逃れられない帰結ともいえる哀しい日々を生きているようで・・・

 次回、ついに解放される"皇帝"は禁断の愛に生きようとした哀しきファンガイアに如何なる結末をもたらすのか・・・というか、キバ新フォームの玩具情報出るの早すぎ(笑)






Last updated  2008.07.13 08:03:05
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2008.06.29
 キバで主人公・紅渡を演じている瀬戸康史君ですが、8月からTBS系で始まるドラマ『恋空』に桜井弘樹役で出演するそうです。
『仮面ライダークウガ』で五代雄介を演じたオダギリジョーがその後俳優として大ブレイクして以来、すっかり若手俳優の登竜門となっている感のある平成仮面ライダーシリーズですが、仮面ライダーと平行して他局のドラマでもレギュラー出演するのは2005年に『仮面ライダー響鬼』のヒビキ役とNHK大河ドラマ『源義経』の平重衡役を掛け持ちした細川茂樹以来ですね。

【第22話  序曲・運命の交差点】

 ――――――何処かの教会で結婚式を挙げる次狼とゆり。次狼はゆりのベールを上げて綺麗だと呟き、誓いのキスをしようとするが、そこへ何故かゆりの名前を呼ぶ木戸の声が・・・・・・実は『カフェ・マル・ダムール』のカウンターで居眠りしていたゆりの夢だった。木戸に幸せそうな顔をして寝てたと言われてゆりはますます思い悩む。
 一方、音也は先日の合コンで再会した幼馴染みの久美と『カフェ・マル・ダムール』で落ち合う。兄が足を骨折してしまい仕事をクビになるかもしれないと泣く久美に、音也は俺に任せろと豪語。
 その後、ゆりは街中の工事現場で何故か土方仕事に精を出す音也を見かけて唖然とする。どうやら兄の仕事の代わりを買って出たようだが・・・

 現在。『カフェ・マル・ダムール』で名護に先日の合コンの感想を聞く健吾だったが、名護は全くの時間のムダだったと冷ややか。が、そこへすっかり名護が気に入ったらしい合コンメンバーの女性が押しかけてきて、名護は慌てて店から退散するハメに・・・一方、健吾は合コンメンバーではなく会場の焼肉屋のアルバイト店員・深央にすっかりぞっこんの様子。それを聞いた渡は自宅で入浴しつつ二人が上手くいけばいいなと思うが、おまえが仲良くすればとからかうキバットバットIII世を思わずはたき落として照れ隠しする。
 健吾は深央をデートに誘うが、迫られると断れない性格の彼女は健吾がごちそうするお好み焼きを食べ過ぎてしまった上、池でのボート遊びに無理して付き合ってとうとうヘバってしまうのだった。

 86年。次狼はゆりを連れて『Lagjure』という高級ブティックでお買い物。何でも好きなものを買えと豪語する次狼だが、ゆりは高級品ばかりの品揃えに躊躇する。と、その店には音也の幼馴染み・久美の姿が。久美は店長の山下にお目当ての服を絶対売らないよう懇願していた。不審に思ったゆりがこっそりその服の値段を確認してみると何と25万円・・・
 その後、『カフェ・マル・ダムール』で音也は稼いだ金を久美に渡すが、久美は今度は兄が尾てい骨を折ったと言い出し、音也はまたも俺に任せろと安請け合い。そんな音也にどこか苛立つゆりであった。

 現在。深央が健吾とのデートでダウンしたと聞いた恵は、独りよがり気味な健吾では深央の引っ込み思案は治らないと考えたのか、今度は渡とのデートを提案。そこへタイミング悪く来店してしまった健吾は話を聞いて驚き、深央は青ざめて店を飛び出してしまう。だが、健吾に俺のことはいいから行ってやってくれと言われて、渡は急いで深央を追いかける。ベンチで再び二人きりになった渡と深央。自分のダメさ加減を悔やむ深央に渡は「人は変われます」と告げ、再び現れた豆腐屋からの誘いを断る。深央も何やら意を決し、渡に「付き合ってもらえますか?」と告げる・・・

 86年。再び久美と会って稼ぎを手渡した音也。ようやくお目当ての25万円を手にした久美は笑顔で店を後にする。ゆりは呆れ顔で音也に久美が『Lagjure』の服を買う金欲しさに近付いてきたことを告げるが、音也は気にも留めない。「あんた、本っ当にバカなんだな・・・」ますます呆れ返るゆりだが、そこへ嶋が来店。嶋によれば、『Lagjure』で服を買った女性客が次々とファンガイアに襲われているらしい。それを聞いたゆりと音也は久美に危険が迫っていると感じ、慌てて店を飛び出していく。
『Lagjure』を訪れた久美だったが、キープを頼んだはずのお目当ての服は一足早く誰かに買われていた。その後、店長の山下はその服を買った客の前に姿を現すが、その顔を見て仰天! 何とそれは女装した音也だったのだ。まんまと一杯食わされた山下はカメレオンファンガイアの本性を現し、怒りに任せて音也を襲うが、駆け付けたゆりのムチ攻撃を受けて姿を消して逃走する。「本当にバカなんだなあんたは。根っからのバカだ」自分を騙したはずの女性を自ら女装してまで助けるという音也の無謀ぶりに呆れつつも苦笑せずにはいられないゆりであった。

 現在。深央が渡と一緒に訪れたのはとある若者向けのブティック。いつも店員に勧められるままに服を買っていたという彼女は、今度こそ自分の意志でおしゃれを楽しもうと決意したのだった。渡が見守る中、出迎えた店長に色々と勧められる深央だったが、渡の励ましもあって迷いつつもようやく自分好みのワンピースを手にする。やっと自分の意志で服を買えたことが嬉しい深央は、アクセサリーの露店でイヤリングを買うついでに渡に指輪を選んでもらうのだった。
 その後、深央は自分で買った服とアクセサリーを着けて焼肉屋の仕事に励み、常連客にも綺麗になったと褒められる。その様子を窺う渡と恵は少し明るくなった深央の様子に安堵するが、それも束の間、またも客に冷麺を引っ繰り返してしまう失態を演じてしまい、とうとう店長からクビを言い渡されてしまう。
 店を飛び出して落胆する深央だったが、そこへ現れたのは先程のブティックの店長。そいつは22年前の『Lagjure』の店長だった山下ことカメレオンファンガイアだった。カメレオンファンガイアは深央に襲いかかるが、彼女に何を感じたのか「こ、この女は・・・」と動きを止めてしまう。そこへ"ブラッディ・ローズ"の共鳴を聞いた渡がキバに変身して駆け付け、深央を逃がしつつカメレオンファンガイアに戦いを挑むが、姿を消した相手の見えざる攻撃に苦戦を強いられる。キバはフエッスルでドッガハンマーを召喚してドッガフォームにチェンジすると、ハンマーの"トゥルーアイ"を展開して壁に張り付いているカメレオンファンガイアを捕捉、ハンマーを投げ付けて叩き落とし、必殺技ドッガ・サンダースラップで一撃の下に叩き潰したのだった。

 86年。公園で再びプロポーズの返事を求めてきた次狼に、ゆりは迷いながらも「貴方のことは嫌いじゃない、でも、今は結婚は無理」と断りの返事を下す。ゆりは指輪を返そうとするが手間取って外れず、次狼は「その指輪は外れない。俺とおまえは運命で結ばれている、その証拠だ」と豪語する。が、そこへ音也が割って入るとあっさり彼女の手から指輪を抜き取り、おまえたちの間には何の運命もないとその指輪を池に投げ捨ててしまった。唖然とする次狼に対し、ゆりは思わず苦笑い・・・

 現在。その公園のカフェで渡と会った深央は、急に外見だけ変わっても中身は変わらなかったと言い、私には早かったとテーブルに自分が買った指輪とイヤリングを置く。だが、それでも渡に選んでもらった指輪だけは着けておこうと決意したらしい。渡は彼女の右の薬指に指輪を填めてやると「似合ってます、とても」と素直に褒め、二人は何となくいい雰囲気になるのだった。


□□□□□□

 冒頭、まさかのゆりと次狼の結婚式シーンで流れてしまった幻のキバットバットIII世の蘊蓄。今回は前回の現在編での合コンでネタになっていた"王様ゲーム"について。要は複数のメンバーでクジを引き合って"王様"を決め、"王様"が番号で指定した相手に命令(罰ゲーム)を下して指定された人が必ず実行するというパーティーゲームですが、管理人は経験した記憶がないなぁ。ロシアの文豪イワン・セルゲーエヴィッチ・ツルゲーネフ(1818~1883)が1860年に書いた小説『初恋』にこれに似たゲームの描写があり、"王様ゲーム"の起源と考えられているそうです。ところで、この手のリアクション系のパーティーゲームといえば"せんだみつおゲーム"なんかも定番ですね(笑)

 さて、そのゆりと次狼の結婚式シーンは予想通りというかゆりの夢オチというブラフだったわけですが、キスしそこなった次狼のズッコケリアクションに吹きました(笑)
 結局、ゆりは次狼を悪くないと思う一方で音也にも心惹かれるものを感じているらしく、次狼のプロポーズを断ることになりました。しかし、視聴者的視点では音也とゆりが結ばれることはないとすでにわかっているだけに、今後この3人の微妙な三角関係がどのように推移していくのかますます気になります。次回予告では何やら力=ドッガまでこの三角関係に乱入の予感・・・?
 一方、音也は予想通り幼馴染みの久美にまんまと一杯食わされていた格好でしたが、騙されたと知ってもショックを押し隠すかのように明るく振る舞ってみせ、さらには女装してまでファンガイアに狙われるであろう久美を助けるという彼らしい正義感を発揮しておりました。ただ、視聴者的には音也を騙した久美がファンガイアに襲われず何らかの制裁も受けないままというのはカタルシスを感じられず不満に思えなくもないですね。
 ちなみに、久美のために音也が励んでいたのは土方仕事。『仮面ライダー555』最終回でのセンチピードオルフェノクこと琢磨逸郎といい、キバでの以前の健吾と渡といい、井上敏樹脚本は何だか土方比率が多い気がするのは気のせいですかね(笑)

 一方、現在編でも深央を巡って渡と健吾の三角関係勃発か?と思いきや、あっさり自ら身を引いてみせた健吾君。後々に引きずらないといいんですがねぇ・・・
 渡の励ましを受けて何とか自分を変えたいと張り切ってみた深央でしたが、外見はともかく性分はそうそう一朝一夕で変わるものでもなし。同じく引っ込み思案である渡共々、彼女もこれからどのように変わっていくのでしょうか。ただ、やはり気になるのは深央を襲ったカメレオンファンガイアが何故か驚いて攻撃を躊躇していたこと。どうやら深央は単なる一般人の準レギュラーではなく、恐らく自身も気付いていないであろう重大な秘密を内包しているようです。単純に考えると、実はファンガイアだったとか、あるいは渡のようにファンガイアと人間のハーフだったという可能性が浮かび上がりますが、もしファンガイアだった場合、下手すると2008年の現在における"チェックメイト・フォー"の"クィーン"だったという嫌な展開もありえるのがコワい・・・何しろ過去編での"クィーン"(=真夜)はいずれ"空席"となるであろうことが視聴者的にはわかってますからね。ただ、それだと以前の"大ちゃん"="ルーク"の鬱展開の二番煎じになってしまうので、もう一捻りか二捻りしてほしいところです。
 今回は前回の合コンについて愚痴ってただけで出番のなかった名護さん。しかし、そのクールさが何やらメンバーの女性にすっかりウケてしまったようです(笑)まさか今後もちょくちょく名護を求めて出てくるんですかねあの女性?

 ドラマ面が多かった分オマケ同然になってしまった最後の戦闘シーンですが、管理人的にはキバ・ドッガフォームは初登場回を見逃したので今回が初見でした。でっかいハンマーで巨大な拳の幻影を投影しつつファンガイアを真上からうりゃーと叩き潰す豪快無比なアクションは流石パワー系フォームですね。トドメがドッガフォームとなったのは、ある意味では前回の過去編でのドッガvsカメレオンファンガイアの決着編ということにもなりますか。






Last updated  2008.07.02 04:45:46
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2008.06.22
『仮面ライダー響鬼』の立花日菜佳役等で活躍した女優・神戸みゆきさんが、去る6月18日に亡くなられました(享年24歳)
 奇しくも現在放映中のキバでは『響鬼』で滝澤みどりを演じた梅宮万紗子がゲスト出演しましたが、一方で同じ響鬼出演者の訃報とは・・・24歳での夭折とは何とも残念な限りです。
『響鬼』で神戸さんが演じた日菜佳は甘味処『たちばな』の看板娘を勤める一方で"猛士"のサポート要員として主にバックアップで活躍し、トドロキとの絶妙な掛け合いが楽しかったです。

 謹んで神戸みゆきさんのご冥福を心よりお祈りいたします。

【第21話  ラプソディー・指輪の行方】

 1986年。屋台のラーメン屋で一緒にラーメンを食べる音也とゆり。以前音也に元気付けられたお礼にゆりがおごったらしい。ナルトを両目にくっつけておどけてみせる音也の相変わらずのバカっぷりにもゆりは楽しそうに笑い、どことなくいい雰囲気の二人。だが、そこから少し離れた場所で二人の様子を窺う次狼の姿があった。ラモンと力からも二人の仲良さそうな様子を指摘され、次狼は険しい表情に・・・

 現在。『カフェ・マル・ダムール』にいきなり名護を訪ねてきた健吾は何故か彼を先生と呼び、「あんたはホンマモンのロックンローラーや! キバもええけど俺はあんたにジンジンや!」と以前見た名護の戦いぶりに何やらすっかり惚れ込んでいる様子。健吾は自分にロック魂を注入してほしいと名護に弟子入り志願し、居合わせた渡も頭を下げてお願いするが、ロックに興味のない名護は取り合わず、世間の厳しさを教えると称して月謝を要求してきた。よっしゃと肩もみを志願する健吾だが、名護には相手にされず・・・

 86年。ゆりを呼び出した次狼は、「俺とおまえは結ばれる運命にある。初めて会ったときから決めていた、俺はおまえを妻にする」と彼女に婚約指輪を差し出してプロポーズした。左手に指輪を填められたゆりだったが、突然のプロポーズに困惑するばかり。嶋にも許可を取ったと言う次狼は、返事はすぐでなくていいと告げて立ち去る。
 ゆりは『カフェ・マル・ダムール』で嶋に抗議するが、嶋は結婚することで彼女にとってもプラスになる面が多いと考えているらしく反対する理由はないようだ。そこへ次狼からプロポーズの話を聞かされた音也も怒って乱入、あいつは化物だと訴えるがゆりには信じてもらえず口論になるだけだった。
 困ったゆりは友人の女性に相談。そこへすかさずアピールに現れた次狼の格好良さに驚いた友人は、何を思ったかゆりに合コンを持ちかける・・・

 現在。健吾が名護への月謝代わりとして考えたのは何故か合コンだった。居合わせた恵が早速興味を示し、渡も巻き込んで参加を表明。興味なさげに見えた名護も自ら行くと宣言するのだった。
 かくて、とある焼肉屋で催された合コンだったが、健吾が連れてきた女性2人以外は恵、渡、名護と見知ったメンツで、恵は来た意味ないじゃんと食い気に走る始末。一方、渡はその優柔不断さが参加者の女性に何やら気に入られている様子。名護はまるっきり興味なさげな態度で説教ばかりしているが、そのクールな印象が逆に女性にウケているようだ。
 そんな中、彼らのオーダーに応対するアルバイト店員の深央は注文を聞き間違えたり、オーダーを間違えて持ってきたり、持ってきた杏仁豆腐を引っ繰り返して名護と渡にぶつけてしまうなど失態続きで・・・

 86年でも何処かのレストランにてゆりと次狼、さらに音也を交えて計6人での合コンと相成ったが、男性陣の中には何故か力の姿が。ゆりを巡ってみっともない牽制を繰り返す音也と次狼だったが、その音也に見覚えがあるらしい参加メンバーの女性・久美。どうやら幼稚園時代の幼馴染みらしい。幼稚園の頃の約束話を思い出してすっかり意気投合する音也と久美だが、ゆりはどうも面白くない。かと思えば、クールな次狼に言い寄ろうとする別の女性に掴みかかって「私の婚約者だぞ」と言ってしまったりと、どうにもどっちつかず。
 そんな中、力は自分に声をかけてきた女性に「おまえ、俺の子孫、産め」といきなり要求し、怒った女性が席を蹴って出て行くと密かに先回りしてドッガの本性を現して"食って"しまい、「まだ、足りない」と言ってさっさと中座してしまった。一方、音也と次狼はゆりたちをそっちのけで見苦しい鍔迫り合いを繰り広げる・・・
 そんな中、街中でとある女性を襲うカメレオンファンガイアの姿が! そいつは表向きはブティックを営む男で、自分の店で服を買った女性を襲っているらしい。そこへ現れた力はファンガイアへの怒りを露わにしてドッガへと変貌し、自慢の怪力でカメレオンファンガイアを追い詰めるが、カメレオンファンガイアは姿を消して逃走。ドッガはファンガイアが襲っていた女性を自ら襲ってライフエナジーを吸い取ってしまった。

 現在。度重なる失態で店長に怒られてしまった深央は思わず店を飛び出してしまう。彼女が気になった渡は席を外して外で深央に追い付く。酷く人見知りな性格で、新聞も5紙も取ってしまったという彼女に、自分も同じだと何だか親近感を覚える渡だった。
 そんな中、現在でもカメレオンファンガイアが蠢動を開始。女性を襲っていたカメレオンファンガイアの前に名護がイクサリオンに乗って駆け付け、イクサに変身して戦いを挑むが、カメレオンファンガイアは姿を消して逃走する。林の中に逃げ込んだファンガイアだったが、今度はそこへキバが現れて猛攻。キバはダークネスムーンブレイクを放とうとするが、カメレオンファンガイアはまたも姿を消して逃げ去ってしまう。

 86年。合コンも終わり、夜の街を一緒に歩く音也と久美。頼みがあると何やら親しげに接してくる久美にすっかり燃えている様子の音也だが、陰から次狼と共にその様子を窺うゆりの表情は冴えない――――――


□□□□□□

 新展開を予感させた前回から1週置いて、過去編・現在編共に『仮面ライダーカブト』第11話以来の合コンネタとなった今回。オチに豆腐屋が出てくるところまでカブトと同じです(爆)
 そんなわけで、今回のキバットバットIII世の蘊蓄も『合コン』(合同コンパ)の由来について。元々、学生や書生の風俗が確立した明治期に同窓の者たちが親睦を深めるために宴席を設ける習慣が生まれ、これが戦後の大学制度に受け継がれてやがて学生たちの風俗として定着したのがいわゆるコンパで、従来は男性あるいは女性同士だったのが、1970~80年代に男女の出会いを狙って男女合同で行われるようになったのが合コンなのだそうです。

 しかし双方の合コン、過去編では何故か引っ張り込まれた力ことドッガがこっそり暴れてるし、現在編に目をやれば一見興味なさげな名護が(多少認識はズレてるものの)意外に積極的に参加してるなど、どちらも何だかカオス化してたような・・・(笑)ところで、過去編の合コンで席を蹴った女性を密かに襲っておいて他の面々には「食っちゃった」という力の台詞ですが、子供向けヒーロー番組でこういう暗喩的なネタを出していいもんなんでしょうかね(苦笑)

 そんな中、それぞれのキャスト陣の恋愛模様も何やら波乱の予兆が・・・
 過去編では微妙に音也といい雰囲気になっていたゆりですが、次狼からの唐突なプロポーズ攻勢に困惑。当の音也は幼稚園時代の幼馴染みらしい女性・久美と合コンで再会してすっかりいい雰囲気になり、ゆりの苦悩は深まるばかり・・・しかし、この久美という女性、東映サイトの次回予告を見る限りでは何やら裏がありそうな・・・
 一方、現在編では合コンでその奥手な性格が逆に女性にウケていた渡ですが、そんな彼がふと気になったのは合コン会場となった焼肉店のアルバイト店員・鈴木深央。演じるは『仮面ライダー555』の園田真理役以来の仮面ライダー出演となる芳賀優里亜嬢です。引っ込み思案同士故にか意気投合しつつある渡と深央ですが、次回は深央にぞっこんらしい健吾の乱入で嵐の予感・・・?
 深央は一発ゲストキャラかと思いきや公式サイトのキャスト紹介に載っており、今後どのように物語に関わっていくことになるのでしょうか。まさかぢつはファンガイアでしたなんて"大ちゃん"の二番煎じなオチはやめてよ(爆)

 さて、今回ようやく初登場となった力ことドッガの怪人体。公式サイトによれば、ドッガたちフランケン族はかの"フランケンシュタインの怪物"を祖とするアームズモンスターのようです。19世紀のメアリー・シェリーの小説を原典とする"フランケンシュタインの怪物"は、自らを生み出した医学生ヴィクター・フランケンシュタインに自分の伴侶となる女性の人造人間を造るよう要求して拒否されましたが、キバの世界観では何らかの形で自分の伴侶を手に入れて種族として定着していったのでしょうか。ちなみに、ボリス・カーロフの怪演により"フランケンシュタインの怪物"のイメージを定着させた古典的名作映画『フランケンシュタイン』(1931年)の続編として制作された『フランケンシュタインの花嫁』(1935年)では、"怪物"の伴侶として"花嫁"たる女性の人造人間が造られるものの、"花嫁"は"怪物"を拒否し、"怪物"は"花嫁"と彼女を造った科学者共々研究所ごと自爆するという悲劇的結末で知られています。
 一方、柳ユーレイが人間体を演じる今回の敵はカメレオンファンガイア。表向きはブティックを経営して顧客の女性を襲っているようで、現在編でも性懲りもなく登場・・・?

 全体的に何となくとっ散らかった印象が拭えなかった今回ですが、次回以降は急展開するという情報もあるようなので、どうなることやら・・・






Last updated  2008.06.27 00:29:01
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2008.06.08
 今夏公開予定の劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』の連動企画として、7月11日から完全新作のスピンオフムービー『ネット版仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王』全5話がWebの動画配信サイトで配信されるそうです。第1話は無料配信、第2話以降は有料コンテンツとなるようですが、YouTubeやニコニコ動画とかでも見られるのかな?(というか勝手に上げるバカが大勢いるでしょうが 笑)
 思えば、平成仮面ライダーシリーズでTV本編および映画以外の番外編的エピソードが制作されるのは『仮面ライダー龍騎』のTVスペシャル『13 RIDERS』以来じゃないでしょうか。

【第20話  夜想曲・愛の救世主】

 名護と健吾を捕らえたレディバグファンガイアの前に現れた、音也の憑依した渡。だが、レディバグファンガイアは電撃を放って牽制するとそのまま姿をくらましてしまう。
 紅邸に戻った渡=音也は工房で作りかけのバイオリンの胴板の加工に勤しむ。戻ってきたキバットバットIII世は渡であって渡でない何者かの正体を訝るが、渡に憑依した音也はキバットが"キバットバットII世"の子供だと見抜く。父・II世から音也の名前を聞かされた記憶のあったキバットは、その音也の魂が渡に憑依したとしって驚くばかり・・・
 一方、レディバグファンガイアは名護と健吾を縛り上げて倉庫に監禁し、イクサが来るのを待ち構える。

 ファンガイアに敗れた恵は、何の異常もないのに何故か左脚が動かなくなり、入院を余儀なくされていた。そこへイクサナックルを手に現れた渡=音也は、恵が麻生ゆりの娘だと知ると、イクサナックルを返しつつも恵の左脚の異常を仮病だと看破する。イクサとして戦う自信がない心の弱さが無意識のうちに仮病になって表れているのだと。怒った恵は渡を病室から追い返すが・・・

 1986年。またしてもルークを逃がしてしまったゆり。声をかけてきた音也には「後一歩の所まで追い詰めたのに」と強がってみせるが・・・

 現在。病院の外で松葉杖を突いて歩行訓練に励む恵だったが、やはり左脚は言うことを聞かない。そこへインターネットで揃えたという何やら似合わない青いジャケットを纏った渡=音也が現れる。歩けるようになろうと必死の恵に渡=音也は「普通の人に戻れ。それがおまえにとっての幸せだ」と告げ、渡であって渡でない彼の正体を問う恵に「愛の救世主だ」と豪語してみせる。
 恵は尚もプールで遠泳に挑む。アロハシャツ姿の渡=音也はプールにアヒルの玩具や浮き輪を投げ込みつつ、戦うことを止めれば足も治ると言うが、恵は戦士として絶対に止めないと言い返し、動かない足を必死に動かして泳ぎ続けるのだった。
 一方、囚われの健吾は名護の縛めを歯で噛み切ろうと必死になっていた。そんな彼を「なかなか根性があるじゃないか」と珍しく褒める名護。健吾にファンガイアと戦う理由を問われた名護は、一点の曇りもない俺の理想郷を作りたいと応える。健吾はそんな名護に格好良さを感じつつもキバ程じゃないと付け加え、名護は「見る目がないな」と呆れる・・・

 86年。ゆりを探してとある教会の結婚式にやってきた音也は、ゆりと間違えて一人の美女に声をかけてしまい、その謎めいた雰囲気に思わず見惚れてしまう。と、そこへ花嫁を殺すタイムプレーを続行中の"ルーク"が現れて花嫁に襲いかかった。音也は"ルーク"に飛びかかるもあっさり投げ飛ばされて気絶してしまい、それを見ていたゆりもイクサナックルを手にしながら飛び出す勇気がなく逃げ出してしまう。
 教会内で花嫁を追い詰めようとした"ルーク"だったが、それを阻んだのは黒いフードを目深に被った先程の美女。"ルーク"から真夜と呼ばれた彼女はこれは私の仕事だと告げ、"ルーク"は"チェックメイト・フォー"の"クイーン"の頼みなら仕方ないとあっさり引き下がる。実は花嫁の正体はファンガイアであり、真夜の役目は人間を愛したファンガイアの処刑だった。「貴女は掟を破った。貴女の夜が来る・・・」真夜は昼を夜に変えて赤い満月を背負うと、チェスの"クイーン"の刺青が入った左掌から強烈な衝撃波を放って花嫁を一瞬で消滅させ、そのまま姿をくらますのだった。
 水辺にうずくまって落ち込んでいるゆりのそばに寄り添った音也は「泣きたいなら泣けばいい」と告げる。「本当は怖かったんだろう? それでいい、自分の弱さをわかればそれでいいんだ」彼がそれを自分に気付かせるために敢えてイクサを渡したと察したゆりは思わず泣き出し、音也の肩に頭を預ける。そんな二人の様子を遠巻きに見つめる次狼の姿があった・・・

 現在。恵は動かない左脚を引きずって泥まみれになりながら競技場のグラウンドで特訓を続けていた。そこへ自転車に乗って現れた渡=音也は、こんな物があるからと再び恵から取り上げたイクサナックルを焚き火の中に放り込んでしまう。慌てた恵は焚き火を蹴っ飛ばしてイクサナックルを取り返すが、その左脚は何事もなく動いていた。渡=音也はそんな恵に指摘する。「自分の弱さを受け入れろ。普通の人として生きるか、あくまで戦士として生きるか。それにしても似てるな、ゆりに・・・」

 倉庫では待ちくたびれたレディバグファンガイアが名護と健吾を襲おうとしていた。そこへ戦う覇気を取り戻した恵が駆け付けてレディバグファンガイアに立ち向かう。「私は戦士として生きる! 生きてみせる!」苦戦しつつも恵はボウガンで名護と健吾の縛めを破ると、名護にイクサナックルを託す。名護はイクサに変身し、恵と連携してレディバグファンガイアを追い詰めていく。そんな彼女の姿を物陰で見守っていた渡=音也は、戦士としてしか生きられない親子の姿に苦笑しつつその場を後にするが、そこで渡の意識が戻る。
 イクサ・ジャッジメントでレディバグファンガイアを倒すイクサ。だが、ファンガイアの魂はそのまま巨大な"サバト"へと変貌してしまった! 元に戻った渡はキバに変身してフエッスルでキャッスルドランを召喚するが、何故かなかなか現れない。イクサがパワードイクサーを呼んで"サバト"に立ち向かうが苦戦する。と、そこへキャッスルドランが何故か地面を割って現れ、パワードイクサーを捕まえて自分の背中のドランマウントに合体させると一緒に"サバト"に集中砲火、最後は宙に舞ったキバとイクサがトドメのキックを見舞って"サバト"を撃破した。キバを乗せて飛び去っていくキャッスルドランをイクサは腑に落ちない様子で見上げる・・・

 事件が終わり、やっと元の渡に戻ったことに安堵する静香だが、当の渡はその時の記憶がまったく記憶がなく何が何だか。一方、恵は渡じゃない渡にまだ会いたい様子。そんな中、渡は工房の机に置かれたバイオリンの胴板を見て、自分がずっと悩んでいた線が完成していることに驚くが、それを為したのが自分に憑依した父・音也の賜物だとは知る由もなかった――――――

 86年。赤い月を背に夜の街を一人歩く真夜。その周囲をキバット族とおぼしきコウモリの影が飛び回る――――――


□□□□□□

 今回久々にオミットされたキバットバットIII世の蘊蓄は、バイオリンの本体内に組み込まれた魂柱と呼ばれる一本の棒について。ちなみに、バイオリンの音色は本体自体の他、表板で弦を保持する駒(ブリッジ)、本体内の魂柱、表板の裏側に張り付けられた力木、表板のf字孔の働きによって弦の振動が共鳴することによって生み出される、非常に繊細なものだそうです。

 さて、過去と未来、それぞれの時間で念願のイクサを手にしながら思うように戦えず悩んでいたゆりと恵の母子でしたが、そんな彼女らの心の弱さをズバリと指摘して自ら受け止めるようアドバイスしたのは、何の因果か過去と未来双方に関わることになった音也でした。それによって恵はようやく戦う気概を取り戻し、ゆりもひとまず懊悩からは救われたようです。これを機にゆりと音也の関係も次狼を巻き込みつつ新たな段階に動く予感がします。
 しかし、過去であれほどゆりにぞっこんだったにも関わらず、現在の恵がゆりの娘と知っても変に詮索せず平然としていたり、さらに現在のキバットバットIII世の父たる"II世"を知っていたところを見ると、渡に憑依したのは少なくとも"キバに関わってからの音也"ということになるのか・・・?
 一応22年前の人間なのにインターネットに馴染むなど現在への適応力を見せた音也ですが、その服装が過去編で音也が着ていた青いジャケットそのまんまで、しかも微妙に渡の体格に合ってない辺り、如何にも過去の人間がそのままそこにいるという演出になっていて上手いですね。

 一方、その過去編の音也が偶然出合った謎めいた美女・真夜。しかし、その正体は"チェックメイト・フォー"の一人"クイーン"! ファンガイア族にとって最大の罪とされているらしい"人間との恋愛"に至った同胞を処罰する役割を担い、一見どこぞの深窓の令嬢を思わせる丁寧な物腰とは裏腹に怪人体に変異せずとも圧倒的なパワーでファンガイアを瞬殺するその麗姿は確かに"女王"の異名に相応しい・・・昼を夜に変えて赤い満月を背負ったり、さらにキバット族らしき影を従えている辺りにキバと繋がるものを感じさせます。はたして彼女の怪人体は何がモチーフでしょうか。
 しかし、標的の花嫁が自分の同族と気付かなかった"ルーク"って案外マヌケ?(笑)何はともあれ、これで残る"チェックメイト・フォー"は"ビショップ"と"キング"ということになるようですが、真夜でさえ"ルーク"に無条件でケツまくらせるほどですから、残る二人は果たしてどれほどの存在なのやら・・・

 一見何の変哲もない、しかしパターンとしては結構ありがちな音也と真夜の邂逅。ですが、もし真夜こそがいずれ渡の母、つまり音也の妻となるのだとしたら、それは即ち、人間を愛するというファンガイア族にとっての"大罪"を裁く立場の彼女自身がその大罪を背負うことになるわけで、二人の運命はこれから如何なる変容を辿って現在へと繋がっていくのか・・・これまでの音也とゆりの決して浅くはない関わりもあるだけに、今後昼ドラ並みにドロくて重い展開が待ってそうな予感も(汗)

 クライマックスの戦いでは今回初のキバとイクサの共闘が実現! というか"サバト"相手に劣勢のイクサ&パワードイクサーにキバ&キャッスルドランが強引に手を貸したというのが正解か?(笑)案外すんなり合体しちゃったパワードイクサーとキャッスルドランですが、ありがちなイクサによるキャッスルドラン乗っ取り展開でなくてよかったよかった(爆)しかし、キャッスルドランは一体何を思って空を飛ばずに地中を掘り進んできたのだろうか・・・? 地面を割ってどかーっと出てくるシーンは春の劇場版『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』のラストの時の荒野でのバトルを彷彿とさせますね。そのうち今度は海中から現れたりして(笑)
 それにしても、「俺は俺の理想郷を作りたいんだ、一点の汚れもない美しい世界を」という自分の戦う目的を健吾に語っていた名護ですが、今の所病める正義バカの域を出てないあんたが言うとえらく胡散臭く聞こえていかんわ(爆)

 プロデューサー曰く20話くらいから面白くなってくるとのことだったキバですが、いよいよその通りになってきた感がありますね。


 なお、来週のキバはこの時期恒例の全米オープンゴルフの中継のためお休みです。






Last updated  2008.06.08 13:58:56
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2008.06.01
 今日のキバは夜勤明けにリアルタイムでチェック。今回からエンディングテーマが変わったようで・・・

【第19話  フュージョン・オーラの嵐】

 1986年。自分へのご褒美と称してまたもパフェに舌鼓を打つ"ルーク"。たまたま通りかかった女性を襲った彼は、女性が持っていた結婚雑誌を見て花嫁を標的にした新たなタイムプレイを思い付く。
 とある教会で行われていた結婚式の場に現れた"ルーク"は、花嫁を襲ってライフエナジーを奪い取る。そこへ偶然参列していたゆりは、ファンガイアスレイヤーを振るって母の仇たる"ルーク"に敢然と立ち向かうがまったく相手にされず、教会の扉に叩き付けられた上に顔の横にスレイヤーを投げ付けられてその場にへたり込んでしまった。"ルーク"は怯える彼女に悠然と近付くも、それ以上相手にせず立ち去っていった・・・
 そして現在、奇しくもその剣の刺さった痕が残る教会の扉を渡と静香が通りかかっていた。

 今日も静香と共に公園でニスの材料集めに励む渡だが、今回の材料はカタツムリの殻らしい。端から見ればアヤシいことこの上ない二人は、通りかかったガラの悪い男子高校生3人組に絡まれてしまう。が、そこへ颯爽と現れて渡たちを救ったのは襟立健吾だった!
『カフェ・マル・ダムール』で再会を喜び合う渡と健吾。健吾は以前自分を救ってくれた謎の戦士キバの勇姿に自分の目指すべき新たなロックを感じているらしい。キバの正体に興味津々の健吾に対し、自分がキバだと言い出せるはずもない渡は閉口するしかない。だが、そこへやってきた名護はキバをかつて人類を破滅に追いやろうとしたファンガイア以上の脅威だと断言して譲らない。そこへ恵も加わって「キバはかつてのキバとは違うのかもしれない」と名護に反論。そこで、健吾は以前祖母の遺産を見つけてくれたという知り合いの霊能力者にキバの正体を霊視してもらおうと思い付く。渡は渋るが、何やら名護も乗り気なようで、結局連れて行かれることに。
 かくて、渡たちはその自称霊能力者を訪ねるが、見るからにアヤシげな自称霊能力者は結局失敗して気絶。が、何故か渡まで気を失ってしまう。自宅に戻されてやっと意識を取り戻した渡だったが、何やら人格が一変していた。恵たちを泥棒と勘違いしたのか「そうか、俺の心を盗みに来たのか、ほら盗め」などと妙にキザな台詞で恵に迫るが、すぐに元に戻る。何が何だかわからない渡は、それが自分の父・音也の魂だとは知る由もない・・・

 86年。何としても"ルーク"を倒したいゆりは『カフェ・マル・ダムール』で次狼にイクサを貸してほしいと懇願するが、おまえでは無理だと相手にされず、怒って店を後にする。そんな次狼は音也がいきなり差し出してきたおニャン子クラブメンバー・山本スーザン久美子のサイン色紙を見てマスターの木戸と一緒に思わず狂喜するが、よく見ればそれは音也の書いた偽物。浮かれていた次狼はその隙に音也にイクサナックルを奪われたことに気付いて歯噛みする・・・
 音也はゆりを追いかけると「気がすむまでやればいい。おまえの後ろにはいつも俺がいる」と彼女にイクサナックルを手渡す。ゆりは感謝しつつ音也に当て身を食らわすと、イクサナックルを手に"ルーク"を探す。やがて、またも教会で花嫁を襲っていた"ルーク"を発見したゆりはイクサナックルを構えて立ち向かおうとするが、平然と構える"ルーク"を前にして威圧され身動きできない自分に愕然とし、結局そのまま見逃してしまうのだった。

 現在。買い物を終えて帰宅途中の渡と静香は、先程健吾に撃退された不良高校生3人組にまたも絡まれるが、その時再び渡に音也の魂が憑依。「この世で嫌いなものが二つある。コンニャクとアホなガキだ」音也が憑依した渡は軽やかなフットワークで高校生たちを蹴散らすと、唖然とする静香を置いて一人街を闊歩する。自分が遥か未来の2008年にいて、しかも見知らぬ青年の姿になっていることに驚く音也だったが、偶然誘われたメイド喫茶で可愛いメイドたちにご奉仕されてすっかりご満悦。が、そこで憑依が解けて元の渡に戻る・・・
 その時、例の高校生3人組がレディバグファンガイアに襲われた! 気配を察して駆け付けた渡はキバに変身、指で挑発しながら軽快な戦いでレディバグファンガイアを圧倒するが、相手もやられたと見せかけて背後から高圧電流で不意打ちする狡猾ぶりを見せる。キバはバッシャーマグナムを召喚してバッシャーフォームとなり、空を飛ぶレディバグファンガイアを銃撃で撃退する。だが、変身解除した渡はまたも音也の魂に憑依されていた。戸惑うキバットバットIII世を裏拳で追い払った渡=音也は、自分が未来の息子に乗り移っていることなど知る由もなく・・・

 その頃、健吾は名護にもキバについて聞こうとまとわりついていたが、そこへキバに追われて逃げてきたレディバグファンガイアが現れた。名護はイクサナックルから光弾を放ってレディバグファンガイアを叩き落とすが、相手の反撃に遭いイクサナックルを落としてしまう。それでも名護は素手で反撃、さらに駆け付けた恵もボウガンを手に加勢する。健吾は連携してファンガイアに立ち向かう二人の姿に思わず魅了される。
 だが、イクサに変身できない名護はやがて恵共々レディバグファンガイアに叩きのめされ、加勢しようとした健吾も一撃で昏倒させられる。負傷した恵は咄嗟に落ちていたイクサナックルを拾うが、レディバグファンガイアは相手が多くの同胞を倒してきたイクサだと知ると、名護と健吾を人質に捕まえて「イクサとして戦いに来い」と彼女に挑戦状を叩き付ける。
 しかし、恵が気を失った直後、そこへ音也が憑依した渡が現れた。この時代にもまだファンガイアがいることに呆れた様子の彼は、レディバグファンガイアの誰何の声に悠然と「紅音也だ」と名乗る――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、過去編でも度々ネタになっている1980年代の伝説のアイドルプロジェクト・おニャン子クラブについて。今時の若い世代は彼女たちを生み出したTV番組『夕やけニャンニャン』の存在すら知らないんだろうなぁ・・・活動期間自体は2年半と決して長くはありませんでしたが、その瞬間湯沸かし器的な人気沸騰によって良くも悪くもいわゆるアイドルビジネスの方向性を大きく変えた存在といえます。

 さて、今夏公開予定のキバ劇場版では渡と音也および恵とゆりが時を超えて共演するようですが、それを先取りするかのようにTV本編でも渡と音也の共演が実現!?
 久々に登場した襟立健吾は以前の渡への誤解もすっかり解けたようでまずは一安心。自分を助けたキバの勇姿に新たなロックの魂を見出そうとしているらしい彼は、知り合いだというアヤシげな自称霊能力者の力を借りてキバの正体を探ろうと試みますが、それが渡に思わぬ事態をもたらすことに・・・果たして健吾がキバ=渡と知る日は来るのでしょうか?
 そして、その自称霊能力者のヘンなまじないのせいか、渡に何故か父・音也の魂が憑依してしまうという予想外の展開が! 何だか電王を思わせる今回のお話ですが、思えば春の映画電王&キバでも渡がモモタロスに憑依されてワイルド化したのは記憶に新しいところです。電王で1人4役を演じ分けた良太郎役の佐藤健君の演技は実に見事でしたが、今回の瀬戸康史君の音也へのなりきりぶりもなかなかのものでした。しかし今回の渡、ニスの材料にカタツムリを試そうとするという久々の電波ぶりを発揮・・・(笑)エスカルゴなら煮て食っても美味いんだろうけどなぁ(何)
 レディバグファンガイアとの最初の対決で指で相手を挑発するなどいつもと一味違う戦いを見せた今回のキバですが、もしかしてこの時すでに音也に再憑依されてたのかな? もし音也が憑依した状態でのこの戦いぶりだとしたら、22年前でイクサとして戦った経験の賜物ということなのかも。もっとも、キバットや渡を知らない辺り、少なくとも"渡の父となった時代"あるいは"渡の前のキバが存在する時代"の音也ではないようですが。それにしても、22年前の感覚では想像すら付かないであろう現在のメイド喫茶にもすんなり馴染んでる辺りは何というか流石音也ですね(爆)
 何はともあれ、音也にしてみれば遥か未来である2008年の世界、そしてその存在すら予想も付かない未来の我が子と接することになったわけですが、これは22年前の展開にも何らかの影響をもたらすのかな?

 前回はヒドいコワれっぷりだった名護ですが、今回は流石に元に戻った様子(笑)まぁキバに対する敵視っぷりや渡に持論を押し付ける態度は相変わらずですが、キバの正体を霊視してもらおうという健吾の提案に「FBIの未解決事件も霊能力者の働きによって解決したことがある」と乗ってみせる彼らしからぬ一面も。ところで、名護が言っていた「かつてキバは人類を破滅へと追い込もうとしたファンガイア以上の脅威」という台詞はキバを敵視するあまりの脳内妄想(爆)なのか、それとも過去に実際に起きたキバを巡る仄暗い出来事の暗示なのか・・・しかし、今までの名護の行状を見てると圧倒的に前者に思えてしまうのは何故なんでしょうね(笑)

 母の仇たる"ルーク"を倒したい一心で念願のイクサを手にしたものの、"ルーク"の圧倒的な存在感に恐怖が先走って戦えなくなってしまった22年前のゆり。一方、イクサを敵視するレディバグファンガイアに名護と健吾を人質にされ、手負いのままイクサとして戦いに来るよう挑発された現在の恵。それぞれの時間軸で念願のイクサを手にしながら敵を前にして思わぬ苦悩に陥った母子に救いの手を差し伸べるのは、時を超えて活躍する音也なのでしょうか・・・?

 今回の敵はテントウムシがモチーフのレディバグファンガイア。過去に多くの同胞を倒してきたイクサに並々ならぬ敵意を抱いているようですが、22年前の初代イクサでさえ初戦でイヤーウイッグファンガイアを倒すほどの性能だったことを考えると、その後のイクサシステムの改良が良好に推移したことが窺えます。しかし、イクサを敵視している割りにはあっさりキバに負けたかと思いきや背後から不意打ちを食らわしたり、恵と名護相手に押され気味になるなど、狡猾なんだけど強いんだか弱いんだか今一つわかりません(笑)
 人間体が登場しないファンガイアは第11話のイヤーウイッグファンガイア以来2度目ですが、今回は去年の電王でのジェリーフィッシュイマジン役など特撮でも印象深い役柄をこなしている中尾隆聖が声を担当。やはり狡猾系のキャラには中尾氏の色気のある声がよく似合います(笑)
 レディバグファンガイアは"サバト"を召喚する能力を持っているようなので、次回は"サバト"とキャッスルドランの対決も楽しめそうです。そういえば、今回はバッシャーが召喚されるシーンで初めてキャッスルドラン内でのアームズモンスターの射出シークエンスが描写されてましたな。

 さて、次回は22年前の音也の前に謎めいた女性・真夜が登場。もしかしてこの女性が・・・・・・?






Last updated  2008.06.02 10:14:08
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2008.05.26
 今夏公開予定の映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』ですが、ネプチューンの堀内健に続くゲスト出演としてギャル曽根が登場するようです。ホリケンが演じる劇場版の敵役・アークの手下であるモンスター"メデューサ"の人間体役だそうで、レストランで音也に口説かれて変化するシーンのみの登場らしいですが、キャラがキャラだけに劇中でも大食いするんでしょうか。
 さて、今週のキバは善通寺に出かけていたので録画でチェック。

【第18話  カルテット・心の声を聴け】

 イクサにガルルセイバーを奪われて一方的に攻撃され、遁走を余儀なくされるキバ。だが、追おうとしたイクサもシースターファンガイアを取り逃がしてしまい、変身解除した名護は怒りに任せて壁に血が滲むまで拳を叩き付けるのだった。
 一方、這々の体で逃げ延びた渡も「もう戦いたくない」とますます落ち込んでいく・・・

 1986年。マミが見守る中、イクサを賭けての音也と次狼のビリヤード対決だが、ルールすら知らない音也は華麗なプレイを見せる次狼に手も足も出ない。次狼のミスショットでやっと順番が回ってくるも、ジャンプショットを試みてキューの先をへし折ってしまう始末。が、偶然にもその先端が手球を掬い上げて8番と9番の的球をポケットに落とし、流石の次狼も唖然とする。音也はすかさず「覚えとけ、演奏とはひらめきだ!」とこじつけ気味にマミにアドバイスする・・・

 現在。ファンガイアが女性アスリートばかりを狙っていると嶋から聞かされた恵は、以前空を飛ぶ不思議な牙に襲われたというマミの話を思い出し、彼女の保護に動く。が、その頃マミは湖畔でアーチェリーの練習中にシースターファンガイアに襲われていた。紅邸でも"ブラッディ・ローズ"がファンガイアの出現を知らせるが、戦う気力を失った渡は動こうとせず、キバットバットIII世の呼びかけにも応じない。しまいには唸る"ブラッディ・ローズ"を壊してしまおうとするが寸前で思い留まる。痺れを切らしたキバットは自分一人で向かおうとするが、まだ体調が戻っておらずフラフラと落っこちてしまう・・・
 逃げようとして右手首を負傷してしまい絶体絶命のマミ。そこへ恵が駆け付けてシースターファンガイアを迎え撃つが歯が立たない。さらに名護も現れてイクサに変身し、遮二無二な猛攻でファンガイアを圧倒する。元に戻った坂口から執拗にボタンを奪おうとする名護はマミの通報で駆け付けた警官にまで殴りかかり、公務執行妨害で坂口共々逮捕されてしまう。

 86年。思わぬ逆転負けにムキになりつつビリヤード勝負を続行しようとする次狼。と、そこへゆりが現れてマミにウソを吐いていた音也を非難。音也の言動が全部ウソだと知ったマミは怒って逃げ出そうとするが、後を追う音也はマミに鋭い指摘をぶつける。彼女がスランプに陥っているのは親の期待に応えようと突っ張っているから。そして、「演奏とは心で弾くものだ。余計なことは考えるな、ただ弾きたいと思って弾けばいい」とアドバイスを贈る。

 現在。『カフェ・マル・ダムール』で恵は嶋にシースターファンガイアこと坂口が警察に掴まったことを報告、嶋は警察上層部とのコネクションを使って手を打とうとする。そこへ訪れた渡は恵からマミがケガを負ったことを知らされ、自分がキバとして戦わなかったために彼女がファンガイアにやられたのかと苦悩する。
 一方、名護は坂口を護送しようとしていた警官を当て身で黙らせ、坂口を車ごと連れ去ってしまう。名護は坂口から念願のボタンを奪うと、坂口にドツキ倒されて逃げられるのも構わずにボタンを手にして狂ったように笑い続けるのだった・・・

 86年。音也とゆりが見守る中、いよいよオーディションに臨むマミ。だが、当の音也は居眠りしかけてはゆりに引っぱたかれるばかり。途中、弦の一つが切れるトラブルが起きるが、マミは動じることなく演奏を終え、見事オーディションに合格する。
 その後、音也とゆりはマミと共に山の展望台を訪れる。ゆりに言わせればこれが約束の音也とのデートらしい。思わず憤慨する音也にマミは合格のご褒美としてバイオリンの演奏を聴きたいとせがむ。音也は「後悔しても知らないぞ?」と意味深に呟きつつ応じる・・・
 現在。マミは右腕の負傷を押して湖畔でアーチェリーの練習を続けていた。そこへやってきた渡は彼女にそこまで無茶をする理由を問う。脳裏に響く音のせいで調子を落として以来、現役を続けるかどうか迷っているというマミは、渡も何か迷いを抱えていると見抜く。やりたくもないことをやっていると答えた渡に、マミは幼い頃の自分を思い出しながら言う。彼女もまた周囲に言われるままにやりたくもないことをやっていたが、ある人物の言葉をきっかけにやめたのだと・・・
 86年。その幼い頃のマミは音也のバイオリンの演奏を目の当たりにして「私にはこんな凄い演奏はできない」と思わず圧倒され、ついにバイオリンからの決別を決意する。親に言われるままにバイオリンをやってきた彼女だったが、バイオリンを本当にやりたいと思ったことは一度もなかったという。そんなマミに音也は最後のレッスンとしてアドバイスを贈る。「これからは本当にやりたいことだけをやるんだ。心の声に耳を澄ませろ、心の声に・・・」

 現在。マミの幼い頃の話を知った渡は自宅で"ブラッディ・ローズ"に語りかける。自分が本当にやりたいのはバイオリン作り。だが、一方で戦えという声に導かれてファンガイアと戦ってきた。だが、自分は本当に戦えという声だけで戦ってきたのか・・・? そんな渡に今までを思い出せと声をかけるキバット。これまでのキバとしての自分の戦いを思い返した渡は、ようやく自分の心の声に耳を傾ける。その時、再び"ブラッディ・ローズ"の弦が唸る。渡は決意も新たにキバットと共に戦いへと赴く!
 その頃、マミはまたも襲ってきた脳裏の音に苦しみながらもアーチェリーの弦を引こうとしていた。そこへシースターファンガイアの不気味な笑い声が迫るが、マミは「おまえなんかに負けるか!」と振り向きざまに矢を放つ。だが、二本、三本と撃ち込まれてもシースターファンガイアは一向に怯まない。そこへ急行する渡。「僕は自分の心の声で戦ってきたんだ。これまでも、そしてこれからも、大切なものを守るために!」渡はキバに変身してシースターファンガイアに立ち向かうが、相変わらずキバットが不調なためか苦戦を強いられる。キバットは出血大サービスとばかりに3つのフエッスルを吹き鳴らし、それに応じてキャッスルドランからガルル・バッシャー・ドッガが射出され、キバと一体となってドガバキフォームを発現! キバはドッガの防御力でシースターファンガイアの放電攻撃を寄せ付けずドッガハンマーで叩きのめすと、続いてバッシャーの擬似水面で相手の動きを封じつつバッシャーマグナムで滅多撃ちにし、さらにガルルセイバーで容赦なく斬り付け、最後はダークネスムーンブレイクでシースターファンガイアを撃破した!

 事件が終わり、すっかり傷も癒えてアーチェリーの練習に励むマミを遠くから見守る渡と恵。マミは自分が本当にやりたいことをやっていると改めて思い返すことで例の脳裏の音を克服できたという。そんな彼女を感慨深く見守る渡だったが、彼女に心の声をアドバイスした人物こそが自分の父・音也だったことなど知る由もなく――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、アメリカを代表する世紀の発明王トーマス・アルバ・エジソン(1847~1931)の名言「天才とは1%の霊感(ひらめき)と99%の汗(努力)」について。この言葉は努力の大切さを表すものとして一般には解釈されていますが、後年のエジソン曰く取材した記者が努力の美徳を強調するニュアンスに書き換えたものだそうで、真の語意は「1%のひらめきがなければ99%の努力もムダになる」というものでした。エジソンは自分自身を宇宙という存在からメッセージを受け取る受信機に例えていたそうですが、数多くの努力を費やした果てに問題の解決に繋がる一瞬のアイデア=ひらめきを見出すという彼のスタンスを表す言葉といえます。

 さて、戦いに嫌気が差してついには父・音也の遺した"ブラッディ・ローズ"を叩き壊そうとするところまで精神的に追い込まれてしまった渡でしたが、結果的にはその音也が残した「心の声に耳を澄ませろ」という言葉によって戦いへの気概を取り戻すことになりました。父の言葉が22年の時を超えて悩める息子を救ったということになるのでしょうか。
 "大切なものを守る"という自身の戦う理由を見出した渡。そういえば以前にもファンガイアと戦うことについてキバットに「おまえには自分の意志がないのか?」とたしなめられたことがありますが、今回ようやくその答えを導き出したわけですね。
 予想通りというか同一人物だった22年前のバイオリン少女マミと現在の倉沢マミ。前回、渡がバイオリン職人と聞いて何やら微妙な顔をしていた現在のマミですが、彼女に影響を与えた人物が父・音也であることを渡が最後まで知ることがなかったのと同様、彼女も恐らく渡が自分の人生に影響を与えた音也の息子だとは知らないままなのでしょうね。
 それにしても、「俺はしたいことをしてるだけだ」と豪語してその一見ハチャメチャな言動で周囲を振り回しているかと思いきや、幼いマミに対して「本当にやりたいことだけをやるんだ」と真摯にアドバイスしてみせた音也。自分の心に素直に生きるというのは方向性を間違えると自分勝手の傍迷惑に陥ってしまうわけで、音也も半分はそうなってるわけですが(笑)、一方でゆりや音楽に関しては絶対に譲れない何かを常に持っており、それが彼を単なるウザいキャラに貶めないポイントになっていると思います。ただ、惜しむらくはゆりにそれがほとんど伝わっていないことでしょうか(苦笑)

 今回の見所は相変わらず調子の悪いキバットが繰り出したキバ・ドガバキフォーム! 一応略称らしいですが、いやぁ平成仮面ライダー史上最も投げやりなネーミングではないでしょうか(爆)アギトのトリニティフォーム、電王のクライマックスフォームに続く寄せ集め系フォームですが、設定によれば変身者およびアームズモンスターたちへの負荷が非常に大きく、5分以上変身を続けると全員共倒れになる危険な形態だそうで、電王クライマックスフォームほどは活躍しなさそうな予感・・・せめてアギト・トリニティフォームみたいな今回1回こっきりはやめてほしいなぁ(笑)
 ヒトデがモチーフのシースターファンガイアがバッシャーの擬似水面能力で動きが止まったのが気になりましたが、よく調べてみたらシースターファンガイアはヒトデのくせに水が苦手なんですね(笑)

 一方、前回にも増してコワれっぷりが尋常じゃない我らが名護さん。キバもシースターファンガイア=坂口も取り逃がした苛立ちから拳が傷付くまで壁を殴り付け、坂口を捕まえようとしてまた警察に逮捕され、さらには護送される坂口を強引に拉致ったかと思いきや倒すんじゃなくてボタンを取るだけで、逃げる相手にも構わずボタンを手にバカ笑いという・・・いやホントマジで大丈夫か?(汗)
 ところで、「警察の上層部にも"素晴らしき青空の会"のメンバーはいる」と嶋さんが言ってましたが、以前警察に逮捕された名護がすんなり釈放されたのも嶋の組織と警察のコネクションによるものなんでしょうか。軍用のパワードスーツをベースにイクサを作ったりするくらいの組織力や資金力があるくらいですから、対ファンガイア活動を円滑に行うために警察当局と密かに連携していても不思議ではありませんが・・・
 そういえば、今回初めてカフェでニアミスした渡と嶋でしたが、顔を合わせなかったのはちょっと残念。もし渡があの紅音也の息子と知ったら嶋がどんな反応をするのか密かに気になってます。






Last updated  2008.05.29 10:08:56
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2008.05.18
 前述の通りiMacのトラブにつき、iBookでの書き込み。いやもうiMac Intel Core 2 Duoのスムーズな環境に慣れてたからiBook G3の表示速度のトロいことトロいこと・・・(苦笑)
 まぁそれはともかく、本日のキバは夜勤帰りにリアルタイムでチェック。

【第17話  レッスン・マイウェイ】

 ライオンファンガイアとの戦いで深手を負い、キャッスルドランに回収された渡は、バラの花に包まれながら傷を癒すしばしの眠りに就く。その様子を窺う次狼、ラモン、力。この子を始末すれば自分たちは解放されるのかと不穏なことを言うラモンに力も同意するが、次狼は応じなかった。「それはできん。音也との約束がある」
 次狼の言葉が妙に耳に残った渡だったが、ふと目が覚めるとそこは自宅の工房のソファーの上だった・・・

 傷は癒えたものの、仲良くなったはずの"大ちゃん"までもがファンガイアだったことに打ちのめされる渡。自分が出会う人々は何故かファンガイアばかり、自分は何のためにファンガイアと戦っているのかと深く悩む。風邪引きで調子の上がらないキバットバットIII世は「面倒なことは考えるな!」と一喝するが・・・
 その頃、名護は現金輸送車を襲っていた連続強盗犯・坂口を逮捕しようとするが、相手のボタンを取ることに気を取られた隙に散々殴り返されて逃走されてしまう。名護は怒りに任せて坂口の車を追うが・・・
 一方、何やら酷く落ち込んでいる渡を心配した静香は恵に相談相手になってもらうよう頼んで一緒に紅邸を訪ねるが、渡は『しばらく旅に出ます。探さないでください』と書き置きを残して姿をくらましてしまっていた。

 22年前。音也はゆりから知り合いの少女マミのバイオリンの先生になってほしいと頼まれる。バイオリニスト一家の娘だというマミはオーディションを間近に控えながらスランプになっているという。乗り気でない音也だったが、少女をオーディションに合格させたらデートするという条件をゆりに飲ませて依頼を受け、少女の自宅へと向かう。が、そこで待っていたのはマミが自室に仕掛けたトラップの数々とマミの小生意気な言動だった。相変わらずへらへらした言動の音也をマミは相手にせず自宅を飛び出すが、後を追った音也は彼女がオーディションに受かって自分がゆりとデートできればお互い万々歳といつものお気楽ぶりを発揮する。

 現在。マシンキバーで一人走る渡はとある湖畔に辿り着き、そこでアーチェリーの練習をする女性に出会う。渡に声をかけられた女性は、見よう見まねでアーチェリーに挑戦する彼の言動が気に入った様子だが、渡がバイオリン作りをしていると聞いて何やら微妙な表情を浮かべる・・・
 女性に誘われてスポーツクラブにやってきた渡だったが、そこで偶然にも渡を探していた恵と遭遇。渡を連れ戻そうとする恵は女性を散々おばさん呼ばわりし、怒った女性も応じて渡を挟んで大ゲンカを始めてしまう。
 一方、何処かのテニスコートでテニスの練習をしていた女性をシースターファンガイアが襲った。その正体は例の強盗犯・坂口。坂口を追う名護は二度にわたって逮捕を試みるが、ファンガイアの本性を現した坂口に手も足も出ない・・・

 22年前。お腹を空かせたマミを『カフェ・マル・ダムール』に連れてきて食事をさせる音也だが、マスターの木戸はツケはダメだよと釘を刺し、払えないなら便所掃除しろと要求。音也は演奏のための為の筋力作りだと称してマミに便所掃除を押し付ける。そこへ次狼が現れ、音也はイクサを返すよう要求。かくて、二人はマミも巻き込んでビリヤードで勝負することに・・・

 現在。結局、女性のトレーニングに付き合うことになった渡と恵。アーチェリーでも抜群の腕前を披露した恵は女性と射を競い合うが、彼女のアーチェリーの腕前を見て、彼女がアーチェリーのオリンピック選手だった倉沢マミであることに気付く。と、急に頭痛を訴えて倒れ込んでしまうマミ。実は、彼女は以前ファンガイアに襲われそうになったことがあり、それ以来唐突にその時の恐怖感に襲われるようになってしまい、今回のオリンピック選考会もそのせいで敗れたという・・・
 そんな中、ジョギング中の女性をシースターファンガイアが付け狙う。"ブラッディ・ローズ"の唸りを感じた渡は戸惑いながらも現場に駆け付け、キバに変身して戦いを挑むが、心の迷いに加えてキバットの調子が出ないせいもあってか動きに切れがなく、シースターファンガイアに圧されてしまう。そこへ駆け付けた名護はイクサに変身すると、青いフェイクフエッスルをイクサナックルにセットしてキバットが召還したガルルセイバーを奪い取り、ファンガイアそっちのけで猛然とキバに斬りかかった! イクサの容赦ない攻撃にキバは手も足も出ないまま翻弄されていく・・・・・・


□□□□□□

 今回は井上敏樹氏ではなく『仮面ライダーカブト』のメイン脚本でお馴染みの米山正二氏が脚本を担当。井上脚本じゃないキバは今回が初かな?

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、19世紀のイタリアのバイオリニスト、ニコロ・パガニーニ(1782~1840)について。"バイオリンの鬼神"とまで言われるほどの卓越した演奏技術の持ち主だったそうで、「悪魔に魂を売り渡して演奏の腕を手に入れた」と人々から噂され、死後も教会から埋葬を拒否されて亡骸は56年間も各地を転々としたという逸話も残っているとか。ちなみに、パガニーニが愛用したバイオリンの名器"カノン"は彼の死後、他人に譲渡・貸与しないという遺言付きで故郷ジェノバ市に寄贈されたものの、20世紀に入ってからは遺言を無視する形で定期修理を兼ねて他のバイオリニストへの貸与と演奏が行われているそうです。ある意味、キバで取り上げるには相応しいかな?

 それにしても、予想通りというかイタい、イタすぎるぞ名護さん(苦笑)強盗犯の坂口ことシースターファンガイアに散々コケにされて必死になって追い回すものの、いざキバを目の前にするとまたもファンガイアそっちのけでキバをフルボッコする始末・・・前回のあの過剰なまでの自信&微妙な格好良さはどうした?(爆)
 今回のイクサはフェイクフエッスルの一つでガルルセイバーをキバから奪うという新たな能力を披露しましたが、やはりイクサはキバの能力を参照して22年かけて機能強化されてきたんでしょうか。しかし、それでファンガイアじゃなくてキバに斬りかかるんだからもうどっちが悪役なんだか・・・(呆)

 "大ちゃん=ルーク"の件をきっかけに、キバとなってファンガイアと戦うことに疑問を感じ始めた今回の悩める渡。キバットバットIII世がまたも風邪で調子が上がらないのも追い打ちになってファンガイアとイクサ相手に踏んだり蹴ったりですが、彼はこの苦難を乗り越えて己の戦う意味を見いだすことができるのでしょうか。
 よく考えると、キバットは今まで渡に対して"ファンガイアと戦う理由"らしきものを明確に語ったことはありません。キバットもまたファンガイアの打倒を目的としているはずですが、その意志や目指す帰結を"キバを継ぐ者"たる渡に対して今のところ明確に示していないように見えるのは何かストーリー上の意味があるのでしょうか?

 一方22年前では、音也がゆりとのデートを条件にバイオリニスト一家の娘というワガママ少女のレッスンを引き受けることに。初見で散々振り回されたお返しのつもりか(笑)、一見いい加減でぐうたらな指導とも呼べない言動で少女を振り回してますが、元より音楽に関しては人一倍の情熱を秘めている音也だけに、まるで真剣にバイオリンの練習に取り組まない少女の裏に潜む何かを見抜いているのか・・・?
 そういえば、22年前のワガママ少女の名前は"マミ"、現在で渡が出会った女性アーチェリー選手の名前も"倉沢マミ"。もしかしてこれって・・・?

 今回、22年前でイクサの所有権を巡ってビリヤード対決に臨んでいた音也と次狼=ガルル。しかし、現在で深手を負ってキャッスルドランに回収された渡に対して、殺っちゃおうかと物騒なことを呟くラモン&力ですが、この辺にもキバと彼らアームズモンスターたちの繋がりがあくまで"盟約"に過ぎないことが窺えます。一方、次狼は二人の言葉を「それはできん。音也との約束がある」と却下。過去編において、対立の果てに音也と次狼の間に訪れるであろう結末がどんなものであるかを匂わせる意味深な台詞です。
 そういえば、イクサに掻っ払われたガルルセイバーに「あのバカオオカミ!」と毒づくキバットがウケましたが、これもキバットがアームズモンスターたちをあくまで"手段"としてしか認識してないことの現れか?






Last updated  2008.05.20 16:07:00
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2008.05.11
 先日から愛媛でも公開中の映画『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』の本編終了後に、今夏8月9日公開予定の恒例の夏の劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』の特報映像が少しだけ流れています。今回はTV本編の番外編なのかパラレル設定なのかまだわかりませんが、妙にバンパイアじみた雰囲気の渡、何故か同じ画面内にいる渡と音也等々、どんな展開になるのやら・・・
 そういえば、この夏の劇場版ではネプチューンの堀内健が仮面ライダー役で出演するとのこと。ホリケンが演じるのは歴代最大級(途中で巨大化した仮面ライダーJを除く)となる身長3.2mの劇場版限定仮面ライダー・アークだそうですが、変身前の役者が示されてるってことは要はスーツアクターなのか?

【第14話  プレイヤー・非情のルール】

 現在。ライオンファンガイアのパワーの前に手も足も出ないキバ。だが、ライオンファンガイアは急にガルルセイバーを落とすと頭を押さえて苦しみ始め、そのまま逃げ去ってしまった。
 22年前。次狼が変身したイクサはライオンファンガイアのロケットクロー攻撃で変身解除してしまい遁走を余儀なくされる。遅れて現場に駆け付けたゆりは、次狼が落としていったイクサナックルを見つける・・・

 22年前。路上でスケボーに興じる青年たちを見つけた"ルーク"は、彼らを標的に新たなタイムプレーを思い付き、あっと言う間に青年たちを襲ってゲームをクリアする。
 現在。渡や静香と共にボール遊びに興じていた"大ちゃん"は、ふと見かけたスケボー遊び中の青年たちに何かを感じた様子。と、そこへ先日出合った定食屋の娘・恵里子が通りかかり、3人は彼女の定食屋で食事のご相伴に与る。"大ちゃん"は恵里子の父・照義が蕎麦を打つ様子に興味を持ち、照義に勧められて生地捏ねに挑戦。彼の様子が気に入ったらしい照義と恵里子は"大ちゃん"を店のアルバイトとして雇いたいと言い、渡と静香は多少不安を感じるも"大ちゃん"は快諾する。

 22年前。退院した音也の前に次狼が現れ、ゆりのために力を貸すよう持ちかけてきた。母親の敵たる"ルーク"が現れたことでゆりは自制心を失い、イクサナックルを手に奴を追っている。だが、相手はファンガイアの頂点に君臨する"チェックメイト・フォー"の一人。事情を知った音也は一度きりだと言って共闘に応じる。

 現在。照義の定食屋で働くことになった"大ちゃん"は、多少失敗しつつも何とかこなせている様子。さらに、自転車のブレーキが壊れて事故りそうになった恵里子を助けたりして何やらいい雰囲気に。ますます"大ちゃん"が気に入った照義は紅邸を訪ね、"大ちゃん"を店の跡継ぎに迎えたいと渡たちに頼み込む。
 公園で白鳥ボートに乗ってデートする"大ちゃん"と恵里子の様子を窺いつつ、心配していた渡と静香はひとまず安堵する。ただ、渡は"大ちゃん"の記憶が戻ったときにどうなるかがまだ心配だった。そんな中、水場の噴水を目にした"大ちゃん"は急に何かを思い出す。彼が思い出したのは"赤いタイルの噴水"・・・

 22年前。ゲームクリアのご褒美のパフェに舌鼓を打っていた"ルーク"は、風船を持つ子供を見かけてまた新たなタイムプレーを思い付く。
 一方、ゆりは辺り構わず仇を探し回っていたが、音也と次狼がそれを制する。ゆりはあくまで自分の手で仇を討とうとしていたが、音也はやむなく手刀を食らわしてゆりを気絶させ、イクサナックルを回収した次狼と共に"ルーク"を探す・・・

 現在。『カフェ・マル・ダムール』を訪れた渡は"大ちゃん"が言っていた噴水の手掛かりをどうやって探すか悩む。その背後では徹夜明けでやつれた様子の恵が22年前のファンガイアによる未解決事件のプロファイリング作業に取り組んでいた。そこへ名護が訪れるが、以前と違って何やら機嫌がいい様子。すかさず茶化してきた恵に、名護はイクサが自分に相応しい新たな力を獲得したと豪語する。その時、渡は恵が机の上に散らかした資料の中に"赤いタイルの噴水"の写真を見つける。
 恵里子も交えて"大ちゃん"と共にその"赤いタイルの噴水"を訪れた渡。その噴水の赤いタイルには奇妙な傷が残されていたが、それは22年前に"ルーク"が風船を配るキャンペーンガールたちを襲おうとしたファンガイアの牙によるものだった。傷をなぞっていた"大ちゃん"は急に頭を押さえて苦しみ始める・・・
 22年前。そのキャンペーンガールを追い詰めていた"ルーク"の前に音也と次狼が現れる。「悪いな、ゲームは終わりだ。いや、新しいゲームかな。俺がおまえを倒すという」すかさず次狼がイクサに変身して挑むが、ライオンファンガイアとなった"ルーク"のロケットクローにあっけなく吹っ飛ばされる。音也はイクサナックルを拾って光弾攻撃を食らわすがライオンファンガイアは回避、逆にロケットクローに翻弄される。そこへゆりが現れて母を殺した理由を問うが、ライオンファンガイアは襲った相手のことなど一々覚えていないと相手にせず、激昂したゆりはファンガイアスレイヤーで斬りかかるがまったく歯が立たず投げ飛ばされて気を失ってしまう。怒り心頭の音也と次狼はそれぞれイクサとガルル怪人体に変身して立ち向かうが、こちらもまったく太刀打ちできない。二人を追い詰めたライオンファンガイアだったが、そこで腕時計のアラーム音が鳴り、タイムオーバーを悟ったライオンファンガイアは音也たちを無視して姿をくらます・・・
 現在、頭痛に苦しむ"大ちゃん"は恵里子と共に定食屋に戻ろうとしていたが、苦痛が頂点に達したとき、その顔に不気味なステンドグラス様の模様が!
 自宅で"大ちゃん"の身を案じていた渡だったが、その時、壁の"ブラッディ・ローズ"の弦が唸ってファンガイアの出現を知らせる。導かれるままに定食屋に駆け付けた渡は、豹変した"大ちゃん"が恵里子や照義、店の常連客たちを襲ってライフエナジーを奪うのを目の当たりにする。"大ちゃん"がファンガイアだと知って愕然とする渡。
 ついに記憶を取り戻した"大ちゃん"、いや"ルーク"はライオンファンガイアに変貌。渡は意を決してキバに変身。「ほう、おまえがキバを受け継ぎし者か。面白い!」そしてキバとライオンファンガイアの戦いが始まるが、相手の圧倒的なパワーの前にキバはまるで歯が立たず、ロケットクローで腹を貫かれて深傷を負ってしまう。ライオンファンガイアはトドメを刺すべく他のファンガイアの魂を呼び出して巨大なオーラ体"サバト"を出現させる。深傷を負ったキバは身動きもままならず、キバットバットIII世はフエッスルでキャッスルドランを召喚する。一方、キャッスルドランの姿を目撃した名護はイクサに変身、フェイクフエッスルで新装備パワードイクサーを起動させる。
 "サバト"と対峙するキャッスルドランだったが、そこへ現れたイクサの乗るパワードイクサーがキャッスルドランの尻尾を噛んで投げ飛ばして戦いに介入。パワードイクサーは"サバト"の攻撃を素早く回避すると掴みかかって猛烈な勢いで回転しながら投げ飛ばし、イクサポッド爆雷を連続で投射して"サバト"を撃破! 一方、キャッスルドランはその間に気絶したキバを自分の体内に回収して飛び去っていった。

 キャッスルドランの城内の廊下を、気を失った渡を抱えた次狼=ガルルが奥へと進んでいく――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄はチェスの"ルーク"の語源について。ルークと言えば塔や城の形をした駒の印象が強いですが、元々は戦車(といっても現代のではなく古代の戦闘馬車。いわゆるチャリオット)を意味するペルシャ語のrokhまたはサンスクリットのrothが語源だそうです。元々チェスの起源はインドと言われ、ペルシャやアラビア文明を経てヨーロッパに伝わって今のチェスの形式へと変遷していくうちに各駒の役割や名前が変わっていき、元々チャリオットを表していたルークは城塞へと変わったようです。

 さて、今回はイクサの新装備・パワードイクサーが本格登場! キバのドラン族等に相当する存在ですが、こちらはモンスターではなく一応人造のメカ。重機みたいな見た目とは裏腹にアクロバティックな動きでファンガイアの巨大オーラ体をあっさり撃破してみせました。
 公式サイトによれば、パワードイクサーもゆりの母・麻生茜が設計したもので、"ファンガイアの進化や形態の方向性が特定できないため、もし常識を越える大きさの巨大ファンガイアが現れたら?"という嶋のif的発想が開発の発端だとか。何ら明確な根拠がない中でそういう発想ができるとしたら、嶋さんってすっげぇ先見性の持ち主だよなぁ。それにしても、人間の作ったメカに投げ飛ばされる異界の怪物って何かすっげぇ情けないぞ(苦笑)というか、設定全長42mのキャッスルドランがシュードラン並みのサイズ(全長12.7m)のパワードイクサーに軽々と投げ飛ばされるってのは科学法則的にどうなのよ(爆)
 22年前の初代イクサはルーク=ライオンファンガイアにまるで歯が立ちませんでしたが、現在のイクサVer.10+名護ならどこまで戦えるのか気になりますね。今回は珍しくキバ打倒一辺倒ではなくファンガイアの"サバト"掃討に集中して久々にキバからお株を奪った名護イクサでしたが、次回は何やらガルルセイバーを奪ってキバに八つ当たり気味な攻撃でまた株を下げちゃうんだろうか・・・(爆)

 一方、ついに現在でも復活してしまった"大ちゃん"もとい"ルーク"によって予想通りというか定食屋一家に惨劇が! というか思った以上にあっさり展開してしまった感が。記憶が甦った途端につい先程までの親密ぶりから一変、何の躊躇もなく定食屋一家を餌食にしてしまう"ルーク"が恐ろしい・・・過去編でのスケボーや風船、噴水の描写もすべては2008年での"ルーク"の再覚醒への巧妙な伏線だったわけで、鬱展開を容赦なく描く井上敏樹脚本恐るべし。まぁ渡と記憶喪失のままの"大ちゃん"(ルーク)がお互い敵同士と知らないまま仲良くなったり戦ったりするという展開でも面白かったとは思いますが、それだと今の名護と渡の関係と被っちゃうから避けたのでしょうか。
 ファンガイアとはいえ父・音也との縁をきっかけに改心した大村とは信頼関係を築くことができた渡ですが、今度は逆に生まれつつあった信頼を記憶喪失の反作用とはいえ一瞬でぶち壊された格好だけに、根っからの悪たる"ルーク"に対して今後どのように向き合っていくのでしょうか。次回早くも挫折しかけてしまうようですが・・・

 そういえば、現在のライオンファンガイアはキバに変身する渡を見て「おまえがキバを受け継ぎし者か」と言ってましたが、これはつまり22年前の過去編でもいずれキバが登場する伏線なのか?






Last updated  2008.05.20 16:07:27
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