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くれーじーくえいる ぶろぐ

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血の薔薇の記憶/キバ関連(終)

2008.05.04
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 今週のキバは昼勤中のため録画でチェック。今日の夜に岩国に出かけるので、とりあえずその前に一通り見ておきました(^^ゞ

【第15話  復活・チェックメイトフォー】

 22年前、ガルルとバッシャーのダブル攻撃に敗れて変身解除してしまった音也。危うくガルルにトドメを刺されそうになるが、そこへ音也を探すゆりの声が聞こえてきたためバッシャーは退散。ガルルは次狼の姿に戻ると、駆け付けたゆりに音也がファンガイアにやられたらしいと告げ、気絶して倒れた音也からイクサナックルを回収するのだった。
 その頃、街中で革ジャン姿の大柄な男が何やら怒ったような様子で「罰ゲームだ、俺は俺に罰を与える!」と言って近くの電柱から電線を引きずり出して自ら感電してしまう。驚いたサラリーマンの男性が声をかけるが、革ジャンの男は「何か面白いことはないのか?」と唐突に男性に尋ね、相手が呆気に取られるばかりと見るや空中からキバを突き立ててライフエナジーを奪ってしまった!
 一方、大ケガを負った音也は入院。見舞いに来たゆり曰く、音也がイクサを使ったことで身体が受けるダメージのサンプルデータが取れたという。しかし、「病名は恋の病だ。特効薬は、おまえだ」と相変わらず口達者な音也に「貴方の病名はバカだ。バカに付ける薬はない」とゆりも毎度の如く呆れるばかり・・・

 現在。22年前の革ジャンの男が川原に座り込んでいるが、22年前と様子がまったく違う。よれよれのコートを纏い、どこかぼんやりした表情で川の中のザリガニを見つめている。そこへ通りかかった渡と静香が様子を窺っていると、男は急に川に入っていって深みに足を取られてしまった。慌てて駆け付けた渡たちによって男は助けられるが、ザリガニが溺れてたから助けようと思ったと妙なことを言う。わけがわからない渡立ちは足早に立ち去ろうとするが、男は何故か後を付いてくる。名前も家もわからないと言う男はどうやら記憶喪失らしい・・・

 22年前。ラモンと力のマッサージ屋を訪ねた次狼は二人にイクサを取り戻した礼を述べるが、あんまり面倒に巻き込まないでとラモンは素っ気ない。自分たちはそれぞれの種族の最後の生き残りだと言う彼らの言葉に、次狼も昔の記憶を思い出す・・・・・・かつて、次狼と同じウルフェン族の仲間たちを皆殺しにした一人のファンガイアの男。手の甲と革ジャンにチェスの"ルーク"をあしらい、バイクに乗って去っていったそいつの顔を次狼は忘れてはいなかった。
 その頃、その"ルーク"の男は満開の桜を見て新たな殺人ゲームを思い付き、腕時計のタイマーを20分にセットする。そして、通りかかった桜色のスーツ姿の女性を襲ってライフエナジーを奪い取る。

 現在。結局紅邸までやってきた例の記憶喪失の男。警察に任せるべきだと相談し合う渡と静香を余所に、男は工房内をきょろきょろと興味深げに見回し、渡がニスの材料用に鍋で煮込んでいた椎茸のダシ汁を飲み干してしまう。おかわりを要求する男はどうやら空腹らしい。壁の巣箱から首を傾げつつその様子を窺うキバットバットIII世だったが、何やら風邪を引いているようで・・・

 22年前。ピンク色の服を着た人間ばかり立て続けに7人も襲われたという事件の情報は、早速『カフェ・マル・ダムール』の嶋たちの元にもたらされた。いつもとは一味違うファンガイアの動向に警戒を抱きつつ、ゆりは自ら桜色の衣服を纏って囮となる。その背後に例の"ルーク"の男が近付くが、そこで腕時計のアラームが鳴ってタイムオーバー。男は口惜しげにゆりを見逃すと、またも自らに罰を与えるべく鉄塔の高圧線を切断して感電。そして、通りかかったジョギング中の男性に「何か面白いことはないか?」と尋ね、相手が「ない」と答えるやライフエナジーを奪ってしまう・・・
 一方、ゆりは病院に音也を見舞うが、音也は病院食が不味いからと枕に齧り付き、ゆりが「あーん」で食べさせてくれるなら食ってやってもいいと言い出す始末。ゆりは捜査中に通りかかっただけだと言いつつお望み通りに食べさせてやる。音也はそんなゆりを見て、かつて次狼にイクサを返すよう土下座したときの彼女の姿を思い出し、何故ファンガイアを倒したいのかと尋ねる。かつて母を"ルーク"の刺青のファンガイアに殺された記憶を思い起こすゆり・・・

 現在。記憶喪失の男に食事を振る舞う渡と静香だったが、男は食器の使い方すら覚えていないのか、まるで幼児の如く食卓を引っ繰り返してしまう。やむなく渡と静香は男の面倒を見てやることに決め、大柄だからという理由で"大ちゃん"と呼ぶことにするのだった。

 22年前。街を歩く"ルーク"の男は偶然宝くじの売店を見かけて新たなルールを思い付く。と、そこへゆりが通りかかり、"ルーク"は彼女に唐突に「宝くじで3,000万以上当たったことがあるか?」と尋ねる。何が何だかわからないゆりだったが、ふとその男の顔に既視感を覚える。さらに、ゆりをルール外と見て立ち去ろうとするそいつの背中に"ルーク"の絵を見て、そいつが母の敵のファンガイアだと気付いたゆりは慌てて後を追うが見失ってしまう。
 "ルーク"は別の場所で3,000万円の宝くじを当てた男を見つけ、ライフエナジーを奪う。これで時間内にルールをクリアしたらしい"ルーク"は「俺は俺にご褒美を与える」と呟く・・・

 現在。工房でバイオリン作りに取り組む渡だったが、"大ちゃん"は手伝いを試みようとして製作中のバイオリンの胴を壊してしまい渡に叱られてしまう。しょげて家を出て行った"大ちゃん"だったが、偶然自転車のチェーンが外れて立ち往生している女性を見つけ、自転車を直そうとする。探しに出てきた渡もそれを見て手伝いに加わり、何とか自転車を修理。定食屋の娘だという女性・恵里子は大喜びし、丁重に例を言って去っていく。
 修理にかまけて足を痺れさせてしまった渡を背負って帰路に就く"大ちゃん"。渡は先程きつく叱ったことを詫び、"大ちゃん"も改めて「ごめんなさい」と頭を下げるのだった。

 22年前。自分へのご褒美としてパフェに舌鼓を打ってご満悦の"ルーク"の男。そこへ現れたゆりが母の仇を討つべくファンガイアスレイヤーをムチのように振るって戦いを挑む。その一撃でパフェを切り飛ばされた"ルーク"は怒って逆襲、ゆりは圧倒されて気を失ってしまう。そこへ駆け付けた次狼は、そいつが自分の仲間を殺した仇であり、"チェックメイト・フォー"の"ルーク"と呼ばれる存在であることに気付く。次狼は怒りに任せてガルルに変身、"ルーク"も相手がウルフェン族の生き残りと知るやライオンファンガイアへと変貌! 戦いを挑むガルルだったが、ライオンファンガイアの強大なパワーに圧倒されて変身解除してしまう。それでも怯まず今度はイクサに変身して立ち向かうが、それでもまったく歯が立たない・・・

 現在。紅邸を出て一人街の中で頭を押さえて苦しんでいる"大ちゃん"。通りかかった女性に声をかけられた途端、その姿がライオンファンガイアに変貌! 反応を察して駆け付けた渡はキバ・ガルルフォームに変身して戦いを挑むが、ライオンファンガイアの圧倒的なパワーに手も足も出ず、逆にガルルセイバーを奪われて一方的に追い詰められてしまう――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世のトリビアは"チェックメイト・フォー"にちなみ、将棋の"詰み"に相当するチェス用語のチェックメイトの語源について。ペルシア語で『待ち伏せに遭った王、打ち負かされた王』という意味の"Sha:h Ma:ndan"が語源とされているそうで、一般には『死んだ王』という意味での解釈もあるようですが、これは単語Ma:ndanをアラビア語のma:taと誤解釈したもので正しくないとか。
 そういえば、今回は何やら風邪引きらしいキバット。単なるギャグオチかと思いきや今後への伏線だという話で・・・?

 さて、1986年にてガルルとバッシャーとの戦いに敗れてイクサを奪い返され、大ケガで入院するハメになった音也。まぁそれでもイクサを使用した人体が受けるダメージのデータソースにはなったようで。次回は一転して次狼=ガルルと手を組んで再びイクサとなるようですが、相手があまりにも強大すぎる気が・・・

 その新たな敵、ファンガイアの中でも最強級という"チェックメイト・フォー"のルーク。ライオンファンガイアである彼はゆりにとっての母の仇だけでなく、次狼にとってもウルフェン族の仲間を多数殺した仇敵。しかし、上位のファンガイアらしくその圧倒的なパワーたるやガルルやイクサもまるで寄せ付けない・・・22年前は一定時間内に特定の条件の標的を襲うというゲーム的な行動を繰り返していたようで、ルールをクリアすれば自分へのご褒美とパフェを食い、クリアできなければ自分への罰だと自ら高圧電流に感電するというなかなかワイルドなキャラクターです。特定のルールに沿った殺人という展開は『クウガ』でのグロンギの"ゴ"集団を思わせますね。
 ところが、2008年でのルークは一転して何故か記憶を失っているらしく、22年前のワイルドな外観&言動からは想像も付かない赤ん坊じみた行動で知り合った渡や静香を唖然とさせる始末。結局、なりがデカいからと"大ちゃん"という名前で渡と共同生活を送ることになりましたが、唐突に苦しみだしたかと思うとライオンファンガイアに変貌、駆け付けたキバ・ガルルフォームを圧倒する強さを発揮。名護=イクサに続いてお互いの正体を知らないままの対決という構図が・・・
 そういえば、公式サイトのキャスト紹介での"チェックメイト・フォー"の項目に載っている他の3人は、駒のシルエットを見る限りでは"キング""ビショップ""ポーン"のようです。イメージとしては下っ端の感じがする"ポーン"が入っているのも不思議なら、逆にボス格扱いになりそうな"キング"が普通に入っているのも意外だし、定番と思われた"ナイト"と"クイーン"がないのも予想外です。管理人は"チェックメイト・フォー"のクイーン格が渡の母ではないか?と最初予想してたのですが、これを見るとハズレっぽいなぁ・・・何にせよ、ルーク=ライオンファンガイアでさえこれだけ強いとなると、他のメンバーはどれほどの強敵なのか気になります。

 22年前はお見舞いを通じて音也とゆりの距離が1mmほど近付いたかと思いきや、奇しくも同じ相手が仇ということで次狼とゆりの結束にも新たな影響が出そうな予感です。
 一方現代でも、お互い敵同士であることを知らない渡と"大ちゃん"の関係、そして一見純粋無垢な"大ちゃん"が気に入ったらしい定食屋のお嬢さんとの交流の行く末ははたしてどうなるのやら・・・何だか壮絶な鬱展開が待ってそうな気がします。

 あと、今回出番のなかった名護も次回は新兵器パワードイクサーを引っ提げて復活!? ただ、頼むからキバとファンガイアの戦いに空気読まずに乱入するような出方はやめてほしいなぁ(爆)



 ・・・・・・あれ? 健吾は?






Last updated  2008.05.07 10:00:30
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2008.04.27
今週のキバ、視聴失敗 orz


 ・・・・・・ええ、例によって夜更かしが響いて目が覚めたときには0900前でしたよ(不覚)
 起死回生を狙ってYouTubeとニコニコ動画を当たってみましたがヒットなし。流石に本編丸々アップは最近はないかなぁ。ま、後日上がってくるようなら見てみます。


 つーわけで、今週のキバ第14話のレビューはとりあえずなしです(_ _)






Last updated  2008.04.27 09:38:33
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2008.04.21
 今週のキバは朝から松山に行っていたので録画でチェック。帰ったときにはヘロヘロ状態でしたが、一寝入りして何とか気力を取り戻してからやっと見ました(笑)

【第13話  未完成・ダディ・ファイト】

 キバとの対決に敗れてフラフラと彷徨う名護。荒れ気味の彼は助けの手を差し伸べる恵も振り払ってしまう。恵はイクサがキバに敗れたことをトレーニング中の嶋に報告するが、嶋は特に反応を示さない。イクサの敗北をすでに予想していたのだろうか?
 一方、初のライブが大成功に終わり、今日も意気揚々と廃工場のアジトで練習に励む健吾・渡・静香の"イケメンズ"。そんな彼らを怪しげなサングラスの男が物陰から遠巻きに見つめる・・・

 健吾のアパートに招かれた渡は、健吾お手製の関西風お好み焼きをごちそうになる。渡という友人を得て久々に充実した日々を実感する健吾は、渡と二人でプロのロックミュージシャンを目指そうと意気込む。
 夕刻、健吾のアパートを後にした渡は、廃工場で彼らの様子を窺っていた男・三宅からいきなり「君はダイヤの原石だ!」と声をかけられる。三宅は渡を喫茶店に招き、夢を追いかける若者に力を貸したいと渡にプロデビューの話を持ちかける。だが、渡は健吾をプロにしてあげてほしいと丁重に辞退、三宅は至極残念そうな顔をするが・・・

 22年前。とある怪しげな雰囲気の街頭マッサージ店で、ラモンと力はそれぞれ靴磨きとマッサージ師を営んでいた。人間とファンガイア双方から身を隠しつつ人間世界の中で地味に生きることを選んだ二人に対し、悠然とベッドに俯せになって二人に作業させている次狼は「情けない奴らだ」と冷ややか。次狼の目的は単に人間と組んでファンガイアを倒すだけではなく、いずれは自分たちウルフェン族を復興させ、この大地を自分たちの子孫で埋め尽くすという壮大な野望に燃えていた・・・

 現在、自宅で入浴中の渡は、健吾の夢と自分の夢の間で思い悩む。キバットバットIII世は彼の頭をシャンプーで洗ってやりつつ自分の夢を大事にしなくてどうすると励ますが・・・
 一方、例の自称スカウトマンの三宅は、勿体ないと呟きつつスカウトし損ねた渡の写真を手の中で燃やす。彼の目の前には奇妙なことに多数の写真立てが・・・

 22年前。プールで水泳トレーニングに励む次狼をゆりがサポートする。わざと水中で溺れたフリをしてみせる次狼にゆりもちょっとだけ怒りつつ二人でいい雰囲気になりかけるが、そこへビート板を手にバタ足で泳ぐ音也が乱入。ゆりが溺れたときに助けられるよう練習していると豪語するが、二人には相手にされない・・・

 現在、紅邸を訪ねてきた健吾に、渡は父を超えるバイオリンを作るという自分の夢を語る。渡は健吾と出会ってロックを始めたことで、夢に向かって進む健吾の姿に救われたと感じ、自分も自身の夢に進もうと決意を新たにしていた。最初は納得がいかない様子だった健吾も、渡が奏でる"ブラッディ・ローズ"の音色に聞き入って素直に感動。自分の方が勝手に夢を押し付けていたと考えを改めた様子で、二人でそれぞれの夢に向かって一直線に頑張ろうと改めて友情を誓い合うのだった。
 とはいえ、紅邸を後にした健吾はまたも振り出しに戻った先行きにふと不安を覚える。と、そこへ「君はダイヤの原石だ!」と渡の時と同じ言葉で三宅が近付いて・・・

 いつものように定食屋で食事を済ませた恵は、路上を猛スピードで走り去る車を目撃する。と、その前方にフラフラと名護が現れた。名護は片脚で車を制止すると、乗っていた相手が指名手配の強盗犯であることを確認、車を捨てて逃げようとする男を猛然と追いかけて殴る蹴るの暴行を加える。恵の制止も聞かず、己の強さを誇示せんとばかりに相手を殴り付ける名護だったが、通報を受けて駆け付けた警察官に取り押さえられて連行されてしまう。あまりの荒みぶりに声も出ない恵。

 22年前、どこかの山道で極上のモカの薫りが漂うらしい女性を付け狙う次狼だったが、その意図を察した音也が立ち塞がる。だが、音也から「おまえは化物なんだから化物のメスと付き合ってろ」と言い捨てられた次狼は瞳の色を変えて激昂、「おまえに何がわかる!?」と音也をメチャクチャに叩きのめしてしまう。だが、その拍子に懐からイクサナックルを落としたことに気付いていなかった・・・

 現在、渡はとある工事現場でバイトに励む健吾を見かける。例の三宅にスカウトされた健吾は、プロデビューには資金が必要という彼の口車に乗ってバイトを始めたらしい。渡は健吾の夢を応援しようと自分も一緒にバイトを手伝い始める。その後、自宅に戻って筋肉痛に顔をしかめる渡から話を聞いた静香は驚きつつも、デビューに金がいるという話に胡散臭いものを感じた様子。しかし、渡は人を疑うのはよくないとすっかり信じ込んでしまっているようだ。

 とある場所で絵を描いていた一人の画家志望の青年。彼は三宅にいつ個展を開いてくれるのかとせがむが、三宅は不気味に呟く・・・「素晴らしい、夢に賭ける君の情熱はやはり本物だ・・・その情熱、私が心ゆくまで味わってあげましょう!」そして、本性を現した三宅はライノセラスファンガイアに変貌し、青年を襲ってライフエナジーを吸い取ってしまった!
 工事現場でバイト中にファンガイアの波動を感じた渡は、作業を放り出して現場へと走る。キバットを呼んでキバに変身し、ライノセラスファンガイアに戦いを挑むが、敵がやたら強靱なのに加えて筋肉痛で調子が出ないためか圧されてしまう。焦るキバはフエッスルでバッシャーマグナムを召喚、キャッスルドラン内でドミノに興じていたラモン=バッシャーはドミノの駒を蹴倒して出陣していく。残された次狼=ガルルは何故か手にした駒をポリポリと食べてしまう・・・
 バッシャーフォームとなったキバだったが、バッシャーマグナムの銃撃の雨をものともしないライノセラスファンガイアに手も足も出ず叩き伏せられ、そのまま逃げられてしまう。

 22年前、どこかの地下道で女性を襲ってライフエナジーを食らうガルル。次狼の姿に戻った彼の前に音也が現れる。ゆりも食うつもりかと冷ややかに問う音也に対し、次狼は悠然と己の野望を語る。次狼はゆりに自分の子孫を産ませようと企んでいるのだ。「あの女は強い。強い子孫を生んでくれるだろう。そして何より、この俺を愛している」それを聞いた音也は「ざけんな!」と怒りに任せて後ろの次狼の顔に頭突き一発。怒った次狼はまたも一方的に音也を叩きのめそうとするが、音也は彼が落としたイクサナックルを手にしていた。「俺のゆりには手出しはさせない・・・変身!」驚く次狼の前で音也はイクサに変身、殴りかかる次狼の右拳を軽々と受け止めて逆に捻り返して投げ飛ばす。次狼はガルルの姿となって反撃するも、イクサは余裕で攻撃をかわし、「楽にしてやるぜ」とイクサナックルにフエッスルを装填、ライズアップを発動して光球を放つ!
 追い詰められて万事休すのガルルに太陽の如く輝く光球が襲いかかる――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は"ロックンロール"の語源。一般には『rock(揺らす)とroll(転がす)で音楽的な躍動感に由来する』と説明されてますが、ぢつは本来はセックス(自主規制)を意味するアメリカ英語の俗語・・・ってのはお子様向け番組で書ける話じゃないよなぁ(苦笑)

 さて、渡の本来目指す夢がバイオリン作りと知っても素直に受け入れ、すっかり渡との友情を育みつつある健吾。自分の目指す音楽とは方向性が真逆なバイオリンの音色にも素直に感動できる感性を持ってるようなのでちょっと一安心。でも内心ではまだ諦めきれてないのが彼らしいというか・・・
 しかし、そんな健吾の夢を食い物にしようとする外道ファンガイア、三宅ことライノセラスファンガイアの魔の手が! 演じるのは『仮面ライダー龍騎』で香川教授を演じた神保悟志ですが、いやもう見るからにアヤシいおっさんぶりで・・・
 そのライノセラスファンガイアは見た目ですぐにわかるサイモチーフで、バッシャーマグナムの銃撃すらものともしない頑丈さを誇る強敵。見るからにパワー馬鹿系の敵に対して筋肉痛で疲れてる(苦笑)のと装備選択の間違い(バッシャーフォーム)で手も足も出なかった今回のキバですが、これが次回のパワー系新フォーム登場への布石となるわけですね。しかし、それを召喚すべき紫のフエッスルを取ろうとして一瞬躊躇って止めたように見えたのは気のせいじゃないよね? 単に筋肉痛で重たい武器を使いたくなかったのか、それとも新フォームへの変身は他フォームとは比較にならない負担なのか?
 そういえば、城内で出陣していくラモンを見送った次狼が何故かドミノの駒を食っちゃってましたが、あれもキャッスルドランが食ったファンガイアのライフエナジーでできてるんでしょうか。
 一方、渡も健吾の姿に触発され、初期の"この世アレルギー"姿からは想像できないほどどんどんいい方向に変わっていっている様子。が、他人を極端に恐れなくなったのはいいものの人を疑わなさすぎるのはちと考え物か(苦笑)

 "自分の夢を目指す若者とそれを踏みにじる外道の対極"というテーマは、同じ井上敏樹氏脚本である『仮面ライダー555』でのスネークオルフェノクこと海堂直也のエピソードが印象に残っていますが、今回はどんな顛末を辿ることになるのでしょうか。

 そんな中、キバに敗れたショックも醒めやらぬまま、己の盲信する正義が空回りしてますます凋落の一途を辿っている名護さん。こちらも次回は何やらイクサ強化への布石が・・・? しかし、イクサがキバに負けたと聞いてもすでに予期していたのか顔色一つ変えない嶋さんは相変わらず食えない人です。

 一方、過去編では地味に人間世界を生きているらしいアームズモンスター2人の姿が登場。しかし、力=ドッガがマッサージ師なのはまだいいとしても、ラモン=バッシャーが靴磨きっていつの時代の戦災孤児ですか(苦笑)次回は音也・ゆりとの接点も生まれるようですが・・・
 一方、2人とは対照的に、人間を利用して宿敵ファンガイアの打倒だけでなくウルフェン族を復興させるという壮大な野望を鮮明にし始めた次狼=ガルル。ゆりが自分に好意を寄せているのを利用して彼女に自分の子孫を生ませようというのが彼の計画のようですが、"強い女性"が選定基準という辺りが何だか野性的です。しかし、まさか現在の恵がそのウルフェン族の血を受け継ぐ子孫だなんてベタすぎなオチじゃないだろうなぁ(笑)音也に「化物のメスと付き合ってろ」と小馬鹿にされてブッキレたのは、「今の俺にはその付き合うべき同族すらいないんだよ!」という種族の最後の一人故の怒りなのかと深読みしてみる。
 が、怒りに気を取られてついうっかりイクサナックルを落としてしまったのが次狼の運の尽き? 前々から相手の所持品を掠め取る才能に妙に長けている音也ですが、今度は驚いたことに初代イクサを手に入れてしまいました。なお、イクサベルトまでいつの間に奪っていたかについてはツッコまない方がいいでしょうか(爆)
 相変わらず普段の言動はおちゃらけている音也ですが、ゆりと音楽を巡る事象に対しては一気に格好良くなるそのギャップがいい(笑)次狼があくどい側面を見せ始めただけに、今回最初に一方的にボコられたお返しとばかりに音也イクサがガルルを手玉に取る展開は燃えるものがあります。でも、あのあからさまに思わせぶりなヒキではガルルはまず死なないのがお約束(爆)
 しかし、「なかなかいい着心地だ」とか余裕ぶっこいてましたが、アームズモンスターである次狼ですらぶっ倒れてしまう初代イクサの過大な負荷に音也は果たして耐えられるんでしょうか。次回予告では何やらガルルとバッシャーに挟まれてフルボッコの予感が・・・






Last updated  2008.05.18 08:57:56
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2008.04.13
 毎年恒例のオロナミンCと仮面ライダーのコラボCMが今年のキバでも登場しました。今年のは渡(瀬戸康史)が自分の目標を宣言する子供たちを励ますというコンセプトのようで、昨年の電王(良太郎)バージョンと同様に子供の視点で作られている印象があります。
『仮面ライダー剣』の頃から始まったらしいこのオロナミンCのCMですが、管理人が一番気に入っているのは響鬼(ヒビキ)バージョンですかね(^^ゞ

【第12話  初ライブ・黄金のスピード】

 激闘の末にイクサの痛撃を食らって川に転落したキバ。一方、這々の体でイクサから逃れて人間体に戻ったスパイダーファンガイアこと糸矢僚は、川岸に打ち上げられて気絶しているキバを見つける。恐る恐る木の棒で突いてみるが反応がないと知った糸矢は喜びに小躍りしつつ石を持ち上げてトドメを刺そうとするが、キバが身じろぎしたのに驚いて慌てて逃げ出す。
 何とか起き上がったキバだったが、そのまま川原に倒れ込んで変身解除。しかし、渡は左肘にケガを負ってしまっていた・・・

 22年前、イクサとなってイヤーウイッグファンガイアを倒した次狼に、ゆりがイクサとなった理由を問い質すが次狼は答えない。ゆりは『カフェ・マル・ダムール』で母が設計したイクサは自分の物だと嶋に食ってかかるが、嶋はイクサは人類の物であり、それがわからない限りイクサは任せられないと取り合わない。完全に怒ったゆりは"素晴らしき青空の会"を辞めてやると豪語して席を蹴る。そこへ次狼が来店、ゆりはイクサを返すよう詰め寄るが次狼は拒否。ゆりは貴方の顔なんか見たくもないと叫んで店を出て行ってしまう。

 現在。トレーニングジムで汗を流す嶋にキバを倒したと報告する名護。そんな許可を出した覚えはないと呟く嶋だが、名護は後はファンガイアをすべて殲滅するのみと言い、"青空の会"の更なる拡大が必要だと提案する。さらにはいずれ自分が組織の長となり、ゆくゆくは世界のあり方を管理していくためと自らの野望を悠然と豪語する。嶋は「これはまた、大きく出たもんだな・・・」と意味深に呟くばかり・・・

 "イケメンズ"のアジトの廃工場で演奏の練習に励む健吾、渡、静香。しかし、渡は左肘のケガのせいで上手くベースを弾くことができず、初ライブを目前にした健吾は苛立ってしまう。
 公園の芝生で一休みする健吾と渡。左肘の不調を隠している渡に、友達なんだから何でも遠慮せずに言えと励ます健吾。そこへ何やら上機嫌な名護が現れ、二人に飲料のペットボトルを差し入れる。渡が左肘をケガしているのに気付いた名護は、渡の肘のズレを入れ直して吊り布代わりに自分のマフラーを巻いてやる。しかし、傍らに置いてあるギターケースを見た名護は急に不満そうな顔になり、音楽など止めて世の中のために何ができるかを考えろと言い出す。健吾はペットボトルのお礼にとギターで自慢の一曲を披露するが、何が気に入らないのか怒った名護は健吾を張り倒して去って行ってしまう。
 そんな中、スパイダーファンガイアがまた人を襲った。駆け付けた名護はイクサに変身しようとするが、スパイダーファンガイアは急に命乞いをして糸矢の姿に戻ると、キバがまだ生きていることを告げる。驚いた名護は糸矢を殴り倒し、命が惜しければ自分の言うことを聞くよう強要する・・・

 22年前、どこかの庭園でバイオリンを奏でていた音也の前に、珍しく拍手を送りながらゆりが現れる。何の気まぐれか音也をデートに誘ったゆりは、3kgの特大ハンバーグを食いまくったり、遊園地で絶叫マシーンに乗りまくったり、池で無茶苦茶に手漕ぎボートを漕いだかと思えば急に池に飛び込んだりと何だかやりたい放題。終始翻弄されっ放しの音也だったが、どこか様子のおかしいゆりに気付き、「今日のお前は好きじゃない」と告げて一人去っていく。
 その夜、次狼の前に現れた音也はゆりにイクサを渡すよう要求するが次狼は断る。思わず殴りかかる音也だったがあっさり拳を受け止められ、今度は雨の降る中土下座して頼み込む。そこへゆりも現れてイクサを渡してほしいと一緒に土下座する。何故そこまでイクサにこだわるのかと次狼に問われたゆりは、かつて自分の目の前で斃れた母の姿を思い起こし、イクサの力があればきっと母の手を握ることができると答える。次狼はそれは違うと呟くが、急にその場に倒れ込んでしまう。
 病院に運ばれて昏睡状態の次狼。そこへやってきた嶋は、次狼が倒れた原因がイクサにあることを告げる。まだ未完成であるイクサは装着者の身体に凄まじい負担を与える代物であり、嶋がゆりにイクサを任せなかったのもそのためだったらしい。意識を取り戻した次狼は、自分がイクサとして戦い、いずれ本当にイクサが完成すればその時は彼女に任せると告げ、それまで自分をサポートしてほしいと頼む。ゆりは次狼の手を取って思わず涙ぐむのだった・・・

 現在の『マル・ダムール』。渡が左肘のケガでベースを使えないと知った健吾は渡にボーカルを勧める。だが、人前に立つのが苦手な渡にボーカルができるのか? それにベースの代役は? と、そこへ健吾のベースを手に恵が現れ、自分が引き受けると宣言。華麗なベース捌きを披露する彼女の姿に一同唖然・・・
 かくてベースを任されることになった恵だったが、その前にまたも糸矢が現れ、スパイダーファンガイアとなって彼女を襲う! 気配を察知した渡はマシンキバーに乗って現場に急行、キバに変身するとバイクの体当たりでスパイダーファンガイアを弾き飛ばし、攻撃を畳みかける。が、そこへ唐突に名護が現れ、今度こそキバを倒すべくイクサに変身。一瞬動きの止まったキバの足下を掬いにかかるスパイダーファンガイアだったが、イクサは用済みとばかりにスパイダーファンガイアを銃撃で追い払い、執拗にキバを追う。イクサの攻撃を逃れて再びマシンキバーに跨るキバ、そのハンドルに巻き付けられていた名護のマフラーが風に吹かれて飛んでいく・・・
 イクサリオンに乗ったイクサと対峙したキバは新たなフエッスルで魔像ブロンを召喚、キャッスルドランから射出されたブロンは前後に分割してマシンキバーと合体、ウイリーしながらイクサを振り切って猛然と走り出した! 小競り合いを繰り広げながら疾走し、再び停止して対峙するキバとイクサ。両者は同時に発進して正面から激突、シートを蹴ってジャンプして空中でキックを交差させるが、イクサの方が力負けして吹き飛ばされてしまう。雨の降りしきる中、川の泥水に沈んだ名護は自分がキバに敗れたことが信じられず悔しさに号泣するのだった。

 そしてついに"イケメンズ"のライブ当日。健吾、静香、恵が演奏する中、ボーカルとしてステージに上がった渡だったが、大勢の観客を前にやはり緊張して声が出ない。しかし、最後は意を決して力強く歌い始め、会場のボルテージは一気に最高潮に達する――――――


□□□□□□

 今回は場面展開上の都合か流れなかったキバットバットIII世の蘊蓄。公式サイトに載ったその幻の蘊蓄は、ロックをネタにするならこれまた避けては通れないであろうアメリカを代表するロックンロールの帝王、エルヴィス・アーロン・プレスリーについて。彼の151回という最多ヒットシングル記録はギネスブックにも認定され、"世界で最も成功したソロアーティスト"と評されています。

 さて・・・いやぁ概ね予想通りというかものの見事なまでの名護さんの転落ぶりでしたねぇ(爆)

 キバを倒したと思い込んでますます増長する名護。いずれは"青空の会"を拡充してファンガイアを殲滅し、さらには自ら組織の長となって世界のあり方を管理するとまで豪語するも、再起したキバにあっさり蹴っ飛ばされて泥水に沈む・・・(合掌)しかし、キバ打倒のためにスパイダーファンガイアまで利用するってどこのZECTの三島さんですか(苦笑)さらに健吾や渡の音楽への情熱を否定する言動まで・・・単に自分の正義感にしか興味が持てないカタブツなのか、それとも音楽に対して何か嫌な思い出でもあるのかはわかりませんが、自分の価値観を他人に押し付ける人は嫌われますぜぇ(笑)
 その名護に遠回しに後釜頂戴宣言されたにも関わらず、命令にない行動を取った彼を大して咎め立てもしない嶋。そもそも本当にキバを人間の脅威と考えているのかどうかすら怪しいようにも見え、この人も相変わらず底が読めませんね。
 そして、クライマックスのキバとイクサのバイク対決ではマシンキバーと合体する新装備ブロンブースター(魔像ブロン)が初登場。キャッスルドラン等と同様に元はファンガイア族が作り上げた自己の意志を持たないゴーレムで、バイクと合体することでその力を倍以上に引き出す能力を備えています。『クウガ』のゴウラム以来となるライダーマシン合体強化系アイテムですが、見るからに元バイクとのCG合成(+一部プロップ)なのはちと興醒めな感も・・・(苦笑)制作費節減策なのか、それともホンダにベース車に適当な車種がないからか? ちなみに、クウガのトライ/ビートゴウラムはヤマハV-MAXがベース車となっており、元のトライ/ビートチェイサーのベース車(GASGASバムペーラ)との車体構造の違いをゴウラムとの融合による変形という設定に丸め込んでいたのが印象に残っています。
 それにしても、キバット族が作ったという超常的マシンのはずのマシンキバーより、人間側のスーパーテクノロジーの結集であるイクサリオンがマシンとしての性能では勝ってるってのはどういうこと?(笑)

 今回は名護にキバ打倒のためのダシに使われるハメになったスパイダーファンガイアこと糸矢僚。川原で倒れているキバが動かないと見るや嬉々として石でトドメを刺そうとするも、起きた途端に慌てて逃げていく小者っぷりがまた・・・(笑)

 今回は左腕をケガしてしまい終始調子の出なかった渡。でもその割りにはキバに変身してからは至極普通に戦えてたなぁ(笑)名護が何も知らないとはいえ、そのケガを負わされた相手に手当てされるという皮肉めいた構図が印象的です。
 尊敬する名護と戦うことに複雑な思いを抱く渡ですが、いざとなれば戦うこと自体は躊躇わないようです。ただ、いい加減無批判に尊敬できる相手じゃなくなってきてる気はしますが(笑)イクサとの対決の時、マシンキバーのハンドルに巻き付けていた名護のマフラーが風に吹かれて飛んでいったのは今後の名護との決別への暗示か・・・
 そしてラスト、ついに訪れた初ライブで大勢の観客を前に黙り込んでしまった渡ですが、最後は意を決してノリノリで歌声を披露。第1話で"この世アレルギー"に怯えていた頃からすれば相当な進歩といえるでしょうか。

 一方、22年前の初代イクサはまだ未完成で、装着者に過大な負担を強いる危険な代物でした。アームズモンスターである次狼=ガルルですらぶっ倒れてしまうほどですが、名護の様子を見る限りでは現在のVer.10では克服されているのかな?
 何にせよ、そんな危険な初代イクサをゆりに任せるわけにはいかないという嶋の判断が今回の一件の真相のようで、次狼はいずれイクサが完成したらその時はゆりに託すと約束し、冷却化かと思われた二人の関係もひとまず元に戻りそうです。しかし、人間の病院に担ぎ込まれて精密検査等受けただろうによく人外の存在だとバレなかったなぁ(笑)
 ただ、当の次狼=ガルルにはファンガイア打倒と共にウルフェン族の復興というもう一つの目的があるようで、ゆりに助力を求めるのも彼にとってはそのための布石の一つに過ぎないのかもしれません。
 そして次回、早くも音也イクサが実現!? 唯一次狼の正体を知る音也は彼の思惑を知ってどう動くのか・・・






Last updated  2008.04.14 20:45:58
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2008.04.06
 今週のキバは朝の『恐竜キング』から『炎神戦隊ゴーオンジャー』『プリキュア5GoGo!』とのコラボ企画"ニチアサキッズタイム合体スペシャル"。というわけで、本編の前にゴーオンジャーのエンディングにこっそり紛れ込んでる渡自重www
 あと、東映TVサイトのキバ公式ページがサイトリニューアルに合わせてやっと日曜更新になりました。

【第11話  ローリングストーン・夢の扉】

 どこかの廃工場に陣取ってロックの練習に励むアマチュアバンド"イケメンズ"は初ライブを目前にしていた。ギターとボーカルを担当するリーダー格の青年は自分たちの演奏に満足げ。だが、他のメンバーたちは彼の夢に付いていけないと言って唐突に去っていってしまう。だが青年は諦めない。「必ず俺のロックで世界中の人間ジンジンいわせたるんや!」

 22年前、とある海に面した岬を訪れたゆり。そこには2年前に亡くなった彼女の母の墓が建っていた。そこへ献花を手に現れた嶋はゆりにイクサ・システムの完成を告げる。イクサはゆりの母・茜が設計したものだったが、茜はゆりが高校生だった2年前の夏、勤めていた嶋財団・人間工学研究所を襲ったファンガイアに殺されてしまった。手の甲にチェスの"ルーク"の刺青を入れ、バイクで走り去ったそのファンガイアらしき男の姿をゆりは忘れてはいない・・・ゆりは母の仇を取る思いを胸に、嶋に自分がイクサの装着者になることを直訴するが、嶋は明言を避ける。
 一方現在の同じ岬には、茜の墓標の隣にゆりの墓標が建っていた。そこへ墓参りに訪れた恵と嶋。恵は母の志を継ぎたいと嶋にイクサの装着者になる思いを訴えるが、嶋は「君はお母さんへの思いが強すぎる。個人的な理由でイクサになることは許されない」と彼女を戒める・・・

 亡き大村に「君にしか作れないバイオリンを作ればいい」と言い残された渡だったが、それが何なのか思い当たらずまたバイオリン製作に行き詰まってしまう。悩みながら公園を歩いていた渡は、どこからかエレキギターの激しい演奏を耳にして興味を抱き、その曲を奏でていた例の"イケメンズ"のリーダーの青年を見つける。正座して自分の演奏を聴いていた渡に青年は感激し、渡も初めて聴くロックの音楽に感動した様子。青年はギターに興味を持った渡に自分のベースギターを貸してやる。見よう見まねで弦を弄る渡を見た青年は快くベースを貸して自己紹介する。彼の名は襟立健吾。
 自宅に戻った渡は早速ベースの練習に没頭する。ロックに鞍替えかと不思議がる静香を余所にキバットバットIII世はすっかりノリノリで翼を動かしてエアギターの真似事を・・・

 22年前、とある山中で女性を襲うイヤーウイッグファンガイアに立ち向かうゆりだったが、敢えなく蹴散らされてしまう。一敗地に塗れるも、イクサが自分の物になったら必ず倒すと闘志を燃やすゆり。

 "イケメンズ"のアジトの廃工場で、健吾にベースの練習の成果を披露した渡。渡の腕前に才能を見出したらしい健吾は渡を"イケメンズ"のメンバーに誘う。しかし、ギターとベースはともかくドラム担当がいない・・・と、そこへ「嵐を呼ぶドラマー」を自称しつつ静香が現れ、見事なドラムテクニックを披露してドラム担当を買って出る。『カフェ・マル・ダムール』ですっかり意気投合した健吾は、渡とはええ友達になれそうやと感激しまくり。渡も友達と呼ばれて思わず嬉しくなる。と、そこへ何やらへべれけな様子の恵がハイテンションで絡んできた。マスターの木戸曰く、アイリッシュ・コーヒーを3杯飲んで酔っ払ってしまったらしい。自分も昔バンドをやっていたと調子に乗って箒をオモチャにする恵に引きまくる健吾たち。と、そこへ名護が姿を見せる。
 ビルの屋上に名護を呼び出した渡は、以前のファンガイアを巡る件について生意気なことを言ったと詫びる。名護は自分も言いすぎたと頭を下げつつ、本当に反省しているのなら一つ頼みがあると言い、キバを探してほしいと渡に頼み込む。自宅に戻った渡は入浴しつつもキバ打倒に執念を燃やす名護の思いが理解できない。一方、キバットは湯船の上で我関さずとばかりに居眠り・・・

 競技場で一人トレーニングに励む恵に何故か付き合う名護。名護を人の上に立ちたいがために自分のために戦っていると皮肉る彼女に対し、名護はキバを倒すことで自分の絶対正義が完成すると豪語する。と、そんな恵の様子を観客席から窺うスパイダーファンガイアこと糸矢僚の姿が! 恵に見つかって逃げようとする糸矢の前に名護が立ち塞がる。スパイダーファンガイアの本性を現す糸矢に対し、名護もイクサに変身して対峙する。
 一方22年前。イクサが自分の物になると信じて疑わないゆりは上機嫌そのもので、相変わらず付きまとってくる音也の言動にもにこやかに応じるほど。と、そこへいきなりイヤーウイッグファンガイアが襲ってきた。助けに入った音也をあっさり蹴散らし、ゆりを追い詰めるイヤーウイッグファンガイアだったが、そこへ何者かが割って入ってファンガイアを蹴り飛ばす。それは何とロールアウトしたばかりのイクサだった! 困惑するゆりを尻目にイクサはイヤーウイッグファンガイアを圧倒するが、激しい稼動に耐えきれなくなったのか全身から煙を噴いて動きが鈍くなってしまう。しかし、それでもイクサナックルにフエッスルを装填してブロウクン・ファングを放ち、イヤーウイッグファンガイアを撃破した。変身を解除したその正体は何と次狼!? ゆりは驚きの余り声も出ない・・・
 再び現在。イクサはスパイダーファンガイアを追い詰めるが、顔面への糸攻撃で怯んだ隙に逃げられてしまう。スパイダーファンガイアはビルの屋上に逃れるが、そこへ"ブラディ・ローズ"の共鳴を聞いて駆け付けた渡が立ち塞がる。渡はキバに変身すると、遅れて駆け付けた恵が見守る中、スパイダーファンガイアと戦いを繰り広げる。と、そこへ専用バイク"イクサリオン"に乗ったイクサがエレベーターで到着。イクサはバイクでスパイダーファンガイアを跳ね飛ばすと、ファンガイアには目もくれずイクサカリバーを手にキバに戦いを挑む。懸命にイクサの攻撃を退けるキバだが、イクサの容赦ない銃撃で防戦一方に。「その命、俺が貰う!」イクサは再びイクサリオンに跨るとキバに吶喊、恵の制止の声を無視して擦れ違いざまに痛撃を見舞う。弾き飛ばされたキバはそのままビルから海に転落してしまう。変身解除した名護は勝利を確信して一人雄叫びを上げるのだった――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄はロックンロールの起源について。1950年代前半、ソウルなどのいわゆるブラックミュージック(黒人音楽)とアイルランドのケルト音楽が融合してロックンロールが生まれたと言われているそうですが、これには19世紀後半にアメリカへの移住を余儀なくされたアイルランド人が黒人奴隷と同じような待遇に置かれたという経緯から、アメリカにおける自由獲得運動の側面がロックンロールの背景にあると指摘されることもあるようです。

 というわけで、今回はメジャーデビューを夢見る情熱派のロックンローラー・襟立健吾と出会った渡がバイオリン製作をちょっと一段落して静香も巻き込みつつロックという未知の世界に足を踏み入れることに・・・放映前の制作発表で早くも姿を見せていたものの、11話でようやく登場となった健吾ですが、あらゆる意味で渡と対極に位置するキャラだけに、これからどのように物語に関わっていくのでしょうか。一方、渡もロックという未知の音楽との出会いで自身のバイオリン製作に新たなヒントを得ることになるのか。
 またも普通に一緒にいた静香とキバットですが、どうやら静香はキバットの存在は知っているものの、キバやファンガイアについては知らないようです。「何このヘンなコウモリ」とでも内心思ってるんでしょうか(笑)それにしても、静香はバイオリンだけではなくドラムにも才能あるんですね。
 が、そんな渡=キバに迫る名護=イクサとの対決の宿命! 名護にとってはキバを打倒することが自らの"絶対正義"の究極形らしいですが、それほどまでにキバを敵視する根拠が未だわからないので(そもそも"キバが人類の敵になる可能性"という見解について当の嶋がどう思っているのか未だはっきりしてませんし)、現状の名護はイクサという過ぎ足る力を手にして増長する正義バカにしか見えない・・・(苦笑)そして平成ライダーお約束の仮面ライダー水オチがついに!(笑)自分の"絶対正義"を盲信し、キバを打倒したと大喜びしている名護ですが、ライバル格のキャラが己の実力に増長した挙げ句に躓いてヘタレ街道まっしぐらというこれまた平成ライダーのお約束法則は名護に対しても発動されるのかなぁ・・・
 今回は仮面ライダーらしくイクサ専用バイク"イクサリオン"も登場。カウルの形状から見てホンダCBR1000RRかと予想しましたがビンゴでした。平成ライダーではカブトエクステンダーやマシンゼクトロン、FIRST/NEXT版サイクロン1号としても登場しています。次回はキバのマシンキバーの新形態も登場するようで・・・

 一方、過去編では現在編の名護イクサと巧妙に対比させつつ初代イクサのロールアウトを巡る物語が展開。 イクサの開発に携わっていた母を殺したファンガイアへの復讐心を胸にファンガイアハンターとなったゆりは、それ故にようやく完成した初代イクサの装着者になることに拘っているようです。回想シーンでちょっとだけ出てきた、ゆりの仇のファンガイアたるライダースーツに"ルーク"の刺青のバイク男はいずれ現在編にも出てくるのか? ちなみに、回想でのセーラー服姿のゆりに何だか安物AVでありがちなどう見ても20代後半な自称女子高生みたいな印象を感じてしまったのですが(爆)よく見たらゆり役の高橋優はまだ17歳なんですね(^^ゞ
 しかし、その初代イクサを身に付けたのは何と次狼! てっきりゆりがイクサ装着に失敗して音也が強引に装着という展開を予想したのですが、流石にそれはベタすぎか(笑)まだ技術的に未成なのか稼動に耐えられず煙を噴いてましたが、それでもイヤーウイッグファンガイアを圧倒する性能を発揮。アームズモンスターである彼にとって人類が作り上げたイクサの印象はどんなもんなんでしょうか。しかし、次回予告を見るとイクサの装着には思わぬ副作用が潜んでいるようです。次狼に惹かれつつあったゆりですが、この一件を機に一転して冷却化していくのか・・・?
 転じて現在。亡き母と同じくイクサの装着者になることに拘る恵ですが、それに対する嶋の「個人的な理由でイクサになることは許されない」という言葉は22年前の初代イクサの一件を踏まえたものなのか? しかし恵ちゃん、アイリッシュ・コーヒー飲み過ぎて酔っ払ってるようじゃイクサになるなんざ22年早いぞ(苦笑)ちなみに、アイリッシュ・コーヒーはホットコーヒーにアイリッシュ・ウィスキー30mlを加えた立派なカクテルで、ベースにスコッチやコニャック等を使うことで名前も変わります。
 ところで、22年前にゆりの母が勤めていた研究所は"嶋財団"の管轄だったようですが、表向きには嶋は財団法人を運営する実業家なんでしょうか。

 キバでは初の噛ませ犬ポジションになってしまった今回の敵はハサミムシモチーフのイヤーウイッグファンガイア。ちなみに、イヤーウイッグとはハサミムシの英語名ですが、これは耳の中に入って悪さをするという言い伝えが由来だとか。あと、またも恵を狙ってスパイダーファンガイアこと糸矢僚が暗躍しているようですが、次回名護に接近するなどその思惑は・・・?






Last updated  2008.05.18 08:59:57
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2008.03.30
 今回のキバは昼勤中のため録画でチェック。今度は見逃しませんでしたぜ(笑)
 間もなく公開の映画『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』、一部の地域では5月10日からの上映となるようで、愛媛で上映する衣山シネマサンシャインと新居浜TOHOプレックスも共に5月からです。何故でしょうね?

【第10話  剣の舞・ガラスのメロディ】

 圧倒的な戦闘能力でフロッグファンガイアを追い詰めるイクサ。だが、そこへ割って入った渡がフロッグファンガイアを庇って逃がしてしまう。変身解除した名護は怒って渡に理由を問うが、説明しようがない渡はただ平謝りするばかりで、名護は「君の顔は二度と見たくない」と去ってしまう。

 22年前の『カフェ・マル・ダムール』。音也はゆりに次狼が人間でないことを明かすが、ゆりには信じてもらえない。そこへ堂々と当の次狼が現れ、音也が突っかかるが逆にトマトケチャップを顔に引っかけられる始末。嶋もおニャン子クラブのメンバー名を言い当てた次狼を見て「おニャン子好きにバケモノはいない」と相手にしない。

 現在。紅邸の工房では大村が以前と変わらず渡にバイオリン製作の指導をしていた。ファンガイアでありながらもう22年間も人間を襲っていないという大村に、その理由を尋ねる渡。大村はある人物に約束したと答え、22年前に自分が作った黒いバイオリン"ブラックスター"の話を始める・・・
 22年前。"ブラックスター"を手に石段を登るゆりの前に大村が現れ、"ブラックスター"を奪い返そうとフロッグファンガイアに変貌して襲いかかる。そこへ音也が駆け付けてゆりに加勢しようとするがあっさり一蹴され、ゆり共々石段を転げ落ちるハメに。そこへ次狼も駆け付けたためフロッグファンガイアは逃走。が、いつの間にか音也の姿はなく、ゆりが持っていたはずの"ブラックスター"はオモチャの山にすり替えられていた。
 体よく"ブラックスター"を手に入れて余裕で歩く音也。その前に次狼が現れて意図を問うが音也は答えず、逆に次狼に同類でありながらファンガイアと戦う理由を訊く。自分はファンガイアじゃないと答えつつ、「美味そうだよな、ゆりって女は」とうそぶいてみせる次狼。音也は横を素通りする間に彼の懐からファンガイアスレイヤーを手早く抜き取って次狼に突き付けると、「ゆりには指一本触れさせない、俺の命に替えてもな」と豪語し、スレイヤーを返して去っていく。
 現在。大村は渡に22年前の出来事を語る。彼にとっての最高傑作たる"ブラックスター"だが、彼は単なる投資目的の人間や三流のバイオリニストたちが"ブラックスター"を持つことを許せず、人を襲っていた。そんな中、大村は"ブラックスター"を手にした音也の家に姿を現す。音也に"ブラックスター"を持つ資格があるかどうかを見極めようとする大村に、音也は大したもんだと褒めつつ「こいつのせいでお前が人を襲うのなら、こいつを壊せば話は早い」とテーブルに"ブラックスター"を叩き付けようとするが、こいつには罪はないと寸前で止め、弦のチューニングをする。大村は音也に弾いてみるよう求めるが、「バイオリンには弾くべき時と聴かせるべき相手がいる。その二つとも俺が決める」と拒否。大村は調子が悪いという音也のバイオリンを直す代わりに演奏を聴かせろと交換条件を持ちかける。
 後に工房となる部屋で、大村が直したバイオリンを弾く音也。大村はその演奏に魂の底から感動し、この曲を聴いていると人を襲う衝動を抑えられると実感する。大村は"ブラックスター"を音也に託そうとするが、音也はこいつは俺を求めていないと辞退、大村はいつか音也が名器を持つことになると断言する。そして、大村は音也の演奏が自分の欲望を抑えてくれると言い、もう人間を襲わないと音也に誓う。以来、大村はポータブルレコーダーに音也の演奏を録音してそれを聴くようになったのだった。
 その夜、街中でゆりと次狼に狙われる大村だが、人を襲わないと誓った大村は抵抗しようとしない。そこへ駆け付けた音也は粉末消火器を辺りに撒き散らして大村を逃がす。
 その後、生まれ変わって音也の音楽の中で生きると決意した大村は、自ら"ブラックスター"にブロックを括り付けて海に沈めたのだった・・・

 大村の話を聞いた渡はカフェに名護を呼び出し、改めてファンガイアとは何なのかを問う。ファンガイアは人間の天敵だと断言する名護に、渡は人間を襲わない心の優しいファンガイアもいるかもと訴えるが、名護はありえないと耳を貸さず、「俺に逆らうな。俺は常に正しい、俺が間違うことはない!」と言い放って去ってしまう。

 ヘッドホンで音也の音楽を聴きながら歩いていた大村だったが、運悪くビル工事のど真ん中を通ることになってしまい、工事の騒音で音楽が聴けなくなってファンガイアの衝動に苦しむことに。そこへ現れた名護は、ファンガイアが音楽を嗜むことをムダなことと冷笑し、大村が落としたヘッドホンを無情にも踏み潰す。それを見て激昂した大村はついにフロッグファンガイアの姿に・・・
 紅邸の工房で意気揚々とバイオリン製作に没頭する渡。キバットバットIII世は大村を変なファンガイアだと評するが、渡は彼の存在を嬉しく感じる。その時、壁の"ブラッディ・ローズ"が共鳴。それが大村の行動だと察した渡は必死に戦う衝動を抑えようとするが・・・
 狂乱して工事現場で大暴れする大村ことフロッグファンガイア。そこへ駆け付けた渡はキバに変身して止めようとするが、フロッグファンガイアの暴走は止まらない。キバは苦渋の思いでダークネスムーンブレイクを放つが、そのキックはフロッグファンガイアを飛び越えて地面に穿たれた。それを見てようやく我に返ったフロッグファンガイアはそのまま逃げ去ってしまう。キバは哀しみに暮れるばかり・・・
 元に戻った大村はかつて自分が"ブラックスター"を沈めた海岸へとやってくる。が、そこへ現れた名護がイクサに変身、大村も再びフロッグファンガイアとなって応じる。イクサはイクサカリバーを振るってフロッグファンガイアを圧倒し、最後にフエッスルをイクサナックルに装填して必殺技イクサ・ジャッジメントでフロッグファンガイアを成敗!
 イクサが去った後、消滅寸前の大村を見つけて駆け寄る渡。大村は「君ならできる。自分の力を信じなさい。君の中にはあの偉大なお父さんが住んでいるんですから・・・」と嘆き悲しむ渡を励ますと、音也との約束を守れなかった自分を恥じつつ海の中へ入っていき、そのまま破片となって散っていった・・・
 海底に沈む"ブラックスター"の周囲に、斃れた彼の破片が煌めきながら降り注いでいく――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、渡が再三拘っているバイオリンのニスの話。キバット曰く「ニスは見た目を綺麗にするだけでなく音の波動を伝えやすくする役割も果たしている」とのことで、バイオリンのニスには楽器の保護や見た目の向上の他に音響的な効果もあるといわれます。元々バイオリンはその発音原理上、非常に高い周波数帯の音を出しやすい、いわば本来は耳障りな楽器ですが、ニスを塗ることで木材が硬化して低音から高音までまんべんなく良い周波数帯の音を出すようになるそうです。ただし、ニスが本当にバイオリンの音質に影響を与えるかについては、そもそもバイオリンごとの発音の違いの理由が音響学上はっきりしない点も多いことから賛否両論らしく、未だ結論には達していないようです。
 まぁどっちにしろ、番組初期みたいに魚の骨だの犬のク○だのを原料に使おうなどと考えてる間は真に自分の求めるニスには辿り着けないことだけは確かなようで(爆)

 さて、自身の最高傑作たる黒いバイオリン"ブラックスター"に相応しい持ち主を求めていた22年前の大村ことフロッグファンガイア。そんな彼が出会ったのが渡の父・音也でした。次狼が人外の存在であると知ったもののゆりや嶋には相手にしてもらえませんが、音也自身は次狼を警戒しつつも無理に突っかかる気は今の所ないように見えます。しかし、素手ではてんで弱いのにファンガイアスレイヤーを見事に手繰ってみせる彼のこのギャップは一体・・・(笑)あと、口に入れた途端歯がもげそうなほど大量に砂糖を入れてコーヒーを飲んでましたが、マスターの木戸さんは『Milk Dipper』の愛理さんと違って音也専用の苦くないブレンドを考えるような甲斐性はないんだろうなぁ(爆)一方の次狼はゆりを美味そうだなぁなどとうそぶいてましたが、その真意は・・・? それにしても、嶋・木戸・次狼の間で炸裂していたおニャン子クラブトーク、今時の青少年は全然わからないんじゃ(苦笑)ちなみに、今回話に出てきた会員番号No.32・山本スーザン久美子はグループ唯一のハーフだそうで、絶大な人気こそなかったものの明るいキャラで人気があったとのこと。1986年の第1回卒業生組の一人で、現在はJRの関連会社で働いてるそうですが、後の再結成イベント等にはほぼ毎回顔を出してるそうで、どうせならキバの現在編にゲストで出さないかねぇ(笑)
 相変わらずおちゃらけた言動ながらバイオリンと音楽に対する情熱は深いものを持つ音也の姿に心打たれた大村は、彼の奏でるバイオリンの曲と共に人間を襲うことなく生きていこうと誓う・・・・・・しかし、ありとあらゆる不協和音が渦巻く人間の世界は、彼が生きて行くにはあまりにもうるさすぎてしまったのかもしれません。そんな大村=フロッグファンガイアの思いに触れてしまったが故に、どうしてもトドメを刺すことができなかったキバが哀しい・・・
 そして、彷徨えるフロッグファンガイアに自称"正義の鉄槌"を下したのは名護が変身するイクサ。その主武装であるイクサカリバーは『555』のカイザのカイザブレイガンを思わせる銃と剣の一体型武器ですが、カイザブレイガンがグリップから剣を伸ばしていたのとは逆に銃の上から剣が伸びる形式で、何だか旧日本軍が試作したといわれる刀身付き南部式自動拳銃が思い浮かんでしまいました(笑)また、ハイテク兵器然としたカイザの武器設定にさり気なくヴァンパイアの弱点とされる鏡や銀の弾丸といった要素が盛り込まれているのも面白い。必殺技のシークエンスで太陽を背負う辺りは、キバが月を背負う闇のヒーローならイクサは太陽を纏う光のヒーローという対比でしょうか。
 ただ、"ファンガイア=人類の天敵"と頑ななまでに信じる名護にとっては大村と渡の事情などわからないが故に、大村が大切にしていた音也の音楽の入ったヘッドホンを無造作に踏み潰した上にイクサとなって一方的にフロッグファンガイアを打ち破る展開となり、そのせいで名護がやたら悪党というか分からず屋に見えてしまって、第2ライダーのデビュー戦としてはちと後味の悪い結末になってしまった気もします。そういえば、22年前で音也と約束した後の大村を二人がかりで追い詰めるゆりと次狼も何だか悪党っぽい印象になってた感が・・・

 さて、次回は22年前の初代イクサのロールアウトにスポットが当たる模様。イクサの設計者はゆりの亡母だそうで、しかも志半ばでファンガイアに殺されたことから、それ故にゆりは現在の恵と同じようにイクサの初の装着者になることにこだわるらしいですが、こういうところまでそっくりな母娘なんですね(笑)
 一方、現在では早くもそのイクサとキバが激突!? イクサ専用バイクも登場するようですが、カウルの形状とかから見てベース車はホンダCBR1000RRでしょうか。しかし、今の渡が名護相手にまともに戦えるとは思えないので、イクサによるキバフルボッコショーになってしまいそうな悪寒が今から・・・






Last updated  2008.05.18 09:01:13
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2008.03.23
ぐああ、寝込んで今日の前半部見逃したっ(苦)orz


 つーわけで、今回のキバ第9話『交響・イクサ・フィストオン』の全体レビュー文はなしです(苦笑)


 それはともかく、今回ようやく『キバ』における第2のライダー"イクサ"(IXA)が登場しました!
 "未知なる存在を迎撃するシステム"という意味合いの名を持つイクサは、"素晴らしき青空の会"を率いる嶋が進めてきた対ファンガイア兵器の集大成ともいえるもので、軍用目的のパワードスーツをベースに開発され、1986年に最初のタイプが登場、2008年の現在で名護が装着するのは数えてVer.10とのこと。現在は名護のみが変身権を持っているようですが、"イクサの装着者はイクサ自身が決める"という辺り、装着者にはそれなりの適性が必要なようです。
 平成仮面ライダーシリーズにおける装着変身系ライダーといえば、『アギト』に登場するG3の第1話でのひでぇ見かけ倒しぶりが非常に印象に残っていますが(苦笑)、こちらのイクサは予想に反して(爆)、名護の能力とも相まってかファンガイアを軽々と圧倒できる戦闘能力を持っているようです。もしイクサがキバと本気で激突したらどんな戦いになるのか気になりますが、現時点では渡には尊敬する名護と戦う気はさらさらないでしょうから、両者のガチバトルはまだ先かなぁ?
 その外観やフエッスルらしき装備を持つなどどこかキバとの類似点も垣間見えますが、その辺も含めてイクサ開発の経緯はいずれ22年前のパートで語られるんでしょうか。

 また、22年前にアームドモンスターの3人目・フランケン族のドッガの人間体が登場。22年前のドッガは力(リキ)という名で人間社会の中で暮らしていたようですが、人間を利用してファンガイアを打倒しようという次狼=ガルルの思惑に対してラモン=バッシャー共々どう応えるのか・・・
 一方、次狼が人外の存在であることを知った音也ですが、現状では嶋やゆりに話しても信じてもらえる可能性は皆無なのは確実。ゆりを巡る次狼との三角関係も絡んで今後ますます混沌としてきそうですね。

 今回の敵・フロッグファンガイアこと大村役は、『555』のローズオルフェノクこと村上峡児役でお馴染み村井克行でした。バイオリン製作に情熱を傾ける者同士でありながら、図らずもお互い敵同士であることを知ってしまった渡と大村ははたして・・・? そして22年前、漆黒のバイオリン"ブラックスター"を手にした者を襲うファンガイアははたしてフロッグファンガイア=大村なのか?






Last updated  2008.03.27 14:03:42
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2008.03.16
 今日のキバはコーヒーサイフォンでコーヒーを淹れてイチゴを食いつつ見てました(笑)
 そういえば、パートワーク雑誌の大手デアゴスティーニ・ジャパンから『週刊仮面ライダーオフィシャルファクトファイル』が刊行されました。興味はあるんですが、以前同社の『週刊ワールド・ウェポン』をコンプした管理人としてはこれ以上バインダーの置き場がないのが悩み所で・・・(苦笑)

【第8話  ソウル・ドラゴン城、怒る】

 1986年。またも『カフェ・マル・ダムール』の常連客が行方不明になった。その犯人は次狼ことガルルなのだがゆりや嶋、音也は知る由もない。狙われたのは自分じゃなかったらしいと余裕の次狼だが、ゆりは彼の尾行を続ける。「何故俺を尾行る? 男の後を付ける女はスリか、あるいは恋をしているかのどっちかだ」そんなゆりに姿なき何者かが水鉄砲のような武器で攻撃を仕掛けてきた。次に狙われているのは店に一番で入りしているゆりなのか? そこへ「俺は荒波を防ぐ防波堤のように役に立つ男だ」と豪語しつつ音也も現れる・・・

 現在。渡は名護の指示でまだ例のレストラン『メゾン・セル・クール』のアルバイトとして調査を続けていたが、やはり不審な点は見当たらない。恵は渡を操る名護に不信感を露わにしてまたも彼と口論に。渡は彼女がそこまで名護を嫌う理由を尋ねる。恵曰く、名護はかつて自分の父親の小さな書類上を汚職と告発し、その騒ぎが元で彼の父親は自殺に追い込まれたのだという・・・

 22年前では、次狼と音也が物陰からゆりを護衛しようとするが、音也はゆりに声をかけたナンパ野郎を犯人と勘違いして殴りかかり、通りかかった警官に不審者がられる始末。一方、次狼はそれを余所にまたもガルル怪人体となってカフェの女性客を襲い、騒ぎを聞いて駆け付けたゆりと音也には自分も駆け付けたが遅かったとうそぶいてみせる。焦った音也は何故かカフェでジョッキ一杯のコーヒーを丸飲みしてぶっ倒れてしまう。どうやら音也はコーヒーが苦手らしい・・・

 現在。渡は名護から改めて父親の話を聞く。かつて、代議士だった名護の父親は書類の手続き上のミスを息子の啓介によって汚職として訴えられたらしい。名護は掴みかかる父親を投げ倒して「あんたは罪を犯したんだ」と毅然と告げる。その手には父親のスーツからもぎ取られたボタンが・・・「親といえども罪は償わなければならない・・・ミスは罪だ、罪は許されない」決然と言い切る名護。

 22年前。夜、苦手なコーヒーを一気飲みして寝込んだ音也を放置して帰宅の途に就いたゆりだったが、その前に不気味な半魚人の怪人バッシャーが現れた。「ねえねえ、一人歩きは危ないよ?」子供じみた声で話しかけつつゆりに水弾を浴びせかけるが、フラフラで駆け付けた音也が彼女を庇って水弾攻撃に倒れる。その間にゆりは逃げようとするが、追い付いた半魚人に尚も攻撃されて窮地に。だが、そこへ駆け付けた次狼が半魚人を蹴飛ばして退けた。気絶したゆりを抱き起こす次狼に、ベレー帽とマフラー姿の少年ラモンが声をかける。彼こそ先程の半魚人バッシャーの人間体だった。何故人間を助けるのかとのラモンの問いに「俺に考えがある」とだけ答える次狼。ラモンは次狼がカフェの客を襲った犯人だと見抜くが、次郎はバレたら都合が悪いと襲撃をやめることを宣言する。

 現在。例のレストランで開店準備を終えた渡は厨房にオーナーシェフの犬飼を訪ねるが、犬飼は不在。厨房内に入った渡は、ふと大鍋に仕込まれたソースを見てその色艶がバイオリンのニスに使えるかもしれないと思い付き、お玉でソースを一掬いして自宅へ駆け戻る。定食屋で昼食中に彼を見かけた恵も一緒になって渡の実験に付き合う。だが、渡がソースを元に作ったニスをバイオリンの胴体に塗ったところ、バイオリンは日光にかざした途端に火を噴いてしまった。驚く二人の前に犬飼が現れ、ソースを盗んだ渡にクビを言い渡して去っていく。それを見た恵はますますレストランへの不審を強めるが、出入り禁止の身では潜入もままならない。そんな彼女に渡はある提案をするが、その二人の会話を工房の床下の部屋で静香が盗み聞きしていた。またデートの誘いかと気が気でない静香は飛び回るキバットバットIII世にもまるで気付いていない・・・
 後日、渡は前髪を格好良く上げてスーツ姿で恵と待ち合わせ。今度は客としてレストランに潜り込むらしい。が、そこへやってきたのはおめかしした静香。静香はまんまと恵を出し抜いて渡と共にレストランへ向かう。
 レストランで料理に舌鼓を打つ静香だったが、例のソースが気になる渡は、そのソースを使ったシチューを食べようとした彼女を思わず止める。そこへ現れた犬飼が「このソースは特別なんです。人間の魂を丸々と太らせて・・・」と不気味に呟いて静香にシチューを食べさせようとする。その顔にはファンガイアの証の模様が! 渡は静香を連れて店を逃げ出す。本性を現して後を追おうとする犬飼の前に駆け付けた恵が立ち塞がるが、犬飼はプローンファンガイアに変貌、ボウガンで応戦する恵だったが手も足も出ず海に転落してしまう。そこへ渡が駆け付けてキバに変身、キバットと共にプローンファンガイアを圧倒する。痛打を食らって倒れ伏したプローンファンガイアは、今までに溜めた人間のライフエナジーと自分の命を使って自分の執事だったファンガイアたちの復活を試み、破片となって散る。すると、犬飼のレストランに隠されていた棺から多数のファンガイアのオーラが飛び出してきて巨大なオーラ体"サバト"へと変貌し、キバを攻撃してきた! キバはフエッスルでキャッスルドランを召喚、キャッスルドランが"サバト"に戦いを挑むが反撃されて海に落ちそうになる。そこへ小型のシュードランが海中から現れ、キバはシュードランに掴まってキャッスルドランに飛び乗る。シュードランを背中に乗せたキャッスルドランはマジックミサイルと光弾で"サバト"を圧倒し、最後は光弾と共に飛び出したキバのライダーキックで粉砕した! 倒されたファンガイアたちのライフエナジーがキャッスルドランとシュードランによって悉く食われていく・・・

 22年前、夜の自宅のベランダで一人バイオリンを奏でる音也。ゆりはもうすぐ俺を愛するようになると信じてそのメロディーを彼女に捧げようと・・・・・・だがその頃、ゆりは一人歩く次狼の前に現れていた。「男の後を付けるのはスリか恋する女、貴方そう言ったよね?」「おまえはどっちだ?」「スリ・・・じゃない方かも」そう言ってゆりは次狼に抱き付いて頬を預けるのだった――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は本筋にちなんでか"世界3大料理"。フランス料理・中国料理・トルコ料理だそうですが、日本国内ではトルコ料理はそれほどメジャーとは言えないので、世間的にはフランス・中国はすぐに思い付いてもトルコはすぐには出てこない人は多いと思われます。そういえば、最近の愛媛県下で祭りとかに出てくる露店ではドネルケバブの店が増えてるような気が・・・まだ食べたことないんだよねぇ(笑)

 公式サイトの設定によれば、元々ファンガイアによって捕獲されて身体に城を造られ戦闘拠点に改造されたのがいつの間にかキバ側の持ち物になったらしい竜族最強の怪物だというキャッスルドラン。今回は小型の竜族シードランと共に巨大なファンガイアのオーラ体を相手に戦闘を初披露! 最強の竜族の割りには攻撃を食らってあっさり海にドボンしてる辺りが何だか可愛らしい(笑)
 どっちかというと弾の撃ち合いであまり取っ組み合いにはならなかったのがちょっと物足りない気もしますが、トドメはキャッスルドランから発射されたキバのキックというのが電王との差別点かな? このクオリティで最後まで行ってくれればいいんですが・・・(笑)
 海にドボンといえば、平成ライダーのお約束の一つ"戦闘中に水落ち"を恵が披露してましたねぇ(笑)第2話でもゆりがオクトパスファンガイアに池に投げ込まれてましたし、親子2代で水オチですか(爆)そのうちキバも戦闘で水にドボンしちゃうんでしょうか。

 1986年ではバッシャーの怪人体が本格登場。人なつっこい態度で水弾攻撃を仕掛けてくるアブナい奴ですが、あの攻撃は単にゆりのライフエナジーを狙っただけ? 22年前のバッシャーの人間体はラモンと名乗っていたようで、現在のキャッスルドラン内でのセーラー服姿とは異なり黒いベレー帽と服に紫のマフラーというオシャレな姿です。次狼=ガルルとの会話を見る限りでは別に次狼と手を組んでいたというわけでもなく、たまたま同じ人間のライフエナジーを糧とするモンスターの種族にばったり出会ったという感じですね。
 一方の次狼=ガルルは人間襲撃をやめると宣言しましたが、その意図は一体・・・? その次狼がカフェの常連襲撃の犯人だったなどとは知る由もなく、自分を助けてくれた彼に惹かれ始めているらしいゆり。相変わらずゆりにぞっこんの音也との三角関係がいよいよ勃発か? もっとも、音也のこれまでの破天荒な言動&口ほどにもない実力(苦笑)を見る限り、現時点では音也に勝ち目はなさそうですが・・・
 あと、実はコーヒーが苦手らしい音也ですが、何を思ってコーヒーをジョッキ飲みしたんだか(苦笑)

 2008年では相変わらずバイオリンのニス作りに悩む渡が例のレストランから秘伝のソースを持ち出して試してみるも失敗・・・だから登場人物に犯罪行為させるなって(苦笑)しかし、「人間のライフエナジーを丸々と太らせる」と犬飼が豪語していたあのソースですが、日光に触れた途端発火するってどういう成分が入ってたんだか。しかし、渡の家に乗り込んできたプローンファンガイアこと犬飼、帽子だけが扉の上に引っかかって彼の背後でポトッて落ちる演出はわざとなのか偶然なのか(笑)
 恵と渡の会話を床下で盗み聞きする静香に何故かキバットが必死に絡んでましたが、静香は恐らく自分の周りを飛び回るヘンなのがキバットだってことに気付いてすらいないんでしょうね(笑)
 一方、名護には過去の父親を巡る暗い過去が・・・かつて代議士だった父親の経理上のミスを汚職だと告発し、それが元で父親は自殺してしまったらしいですが、いくら何でもそれはメダカをクジラと言い張るようなもんでは(笑)何にせよ名護の神経質なまでの正義感(恵に言わせれば偽善)の源流はこの父親との過去にあるようですが、まだ何か裏があるのかしら?

 さて、次回はいよいよ名護が変身する第2のライダー"イクサ"が登場です!






Last updated  2008.06.01 09:09:51
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2008.03.10
 本日のキバは朝から高知に出向いていたので録画でチェックです。相変わらずレビューが遅い・・・(苦笑)
 そういえば、名護が変身する第2の仮面ライダーの情報が児童雑誌で一足先に出ているようですが、Webで情報を拾ってみた限りでは何やら人造キバ的なコンセプトになるようですね。

【第7話  讃歌・三ツ星闇のフルコース】

 すっかり元気になり退院することになった恵の見舞いに病院を訪ねた渡と静香。が、そこへ赤いバラの花束を手に訪れた名護がもう少し入院していろと言い出し、恵と名護はたちまち口論に。間に挟まれた格好の渡はおろおろするしかないが、二人の口論でこぼれ落ちたバラの花びらを見てふと何かを思い付く・・・

 22年前、夜のとある邸宅の豪奢な寝所で、一人の執事が主人たる"伯爵"に看取られながら息を引き取った。その身体は死と同時に花びらのように崩れ去る。300年も"伯爵"に仕えていたという彼はファンガイアだったらしい。これまでに5人もの執事を失ったという"伯爵"はその別れを悲しみ、彼らを必ず甦らせると誓う。

 22年前の『カフェ・マル・ダムール』で今日もコーヒーを楽しむ次狼。彼に以前助けられた礼を述べたゆりだったが、ふと彼の正体を訝る。と、そこへ嶋が現れ、ファンガイアに関する話があるのか木戸と共に人払いする・・・実は、店の常連客の何人かが行方不明になる事件が起きていた。客の警護には人手が足りないということで、ゆりは"素晴らしき青空の会"の新メンバーにある人物を推薦しようとするが、そこへ「わかっている、俺のことだろ?」と性懲りもなく音也が現れる。以前"ゆりを助け出せたら入会を許す"と約束しながら結局果たせなかった音也だが、助けたのは自分だと豪語する。嶋はそんな音也に「わかりやすい活躍を見せてくれれば君の入会を許す」と再度チャンスを与える。
 一方、現在の店でも同じく嶋が恵と名護を交えて会議。1日に2組しか客を取らないという最近人気の高級レストラン『メゾン・セル・クール』の客が数人行方不明になるという事件があり、ファンガイアと関連があるかどうか調査を命じる。

 今日も街角でニスの材料探しに励む渡。今度は花びらのエキスを使ってみようと考えているようだが、ふと思い付いてムカデをピンセットで拾ってしまい付き合う静香を怖がらせてしまう。そこへ恵から携帯電話が入り、以前のお礼も兼ねて一流レストランでのデートに誘われる。さらに、そこへ名護が現れ、渡に例のレストランの雑誌記事を見せてあることを依頼する・・・

 22年前。カフェを出た次狼を離れた場所から警護のため尾行するゆりと音也。しかし、つまらない様子の音也は唐突に口から紙の旗を繰り出す手品を始め、思わずゆりも笑ってしまうが、それに気を取られて次狼を見失ってしまった。怒ったゆりが投げた石が音也に見事にヒットする・・・
 現在。ちょっとオシャレして街角で渡を待っていた恵だったが、そこへやってきたのは何故か名護。名護は渡が用事のため身代わりだと言い、結局恵と名護とで例の『メゾン・セル・クール』を訪れることに。二人を出迎えた店のオーナーシェフは、例の"伯爵"と呼ばれていた男・犬飼だった・・・
 出される美味しい料理の数々に感激する恵だが、少々テーブルマナーがよろしくない様子。ところが、その店でアルバイトのギャルソンとして何故か渡が働いていた。それは店を探るための名護からの差し金で、危険な目にあったらどうするのと恵は怒るが、名護は恵こそデートと称して渡を騙そうとしたと反論。またも渡そっちのけで口論を始めてしまい、結局二人とも犬飼に追い出されてしまう。だが、店内で同じく食事を楽しむ別のカップルを睥睨する犬飼の顔にはファンガイアの模様が・・・
 夜、仕事を終えた渡は恵と名護にそれぞれレストランのことを報告するが、特に異常は感じられなかった。浮かない表情の渡に「俺の言うことを信じなさい」と言い聞かせる名護。渡はふと、人類の敵であるキバを倒すという名護の言葉について尋ね、それは違うと思うと呟くが、名護は「俺の言うことだけを信じなさい」と強引に告げて去っていく。
 自宅でキバットバットIII世と共に入浴中の渡は、どうして人間同士仲良くなれないのだろうと落ち込む・・・

 22年前の『カフェ・マル・ダムール』で、嶋はゆりと共に次狼に事情を話し、囮になると共に"素晴らしき青空の会"のメンバーに加わってほしいと要請する。ゆりが護衛に付くと言うが、次狼はそれを断り、犯人は俺の手で捕まえると宣言する。

 現在、夜の例のレストランの厨房では、犬飼が翌日のスープの仕込みに取りかかっていた。バイト中の渡が店内の掃除を終えたことを報告するが、犬飼は厨房の掃除が終わっていないという渡を何故か強い口調で遮り、そのまま帰宅させる・・・

 後日の街角。恵は先日自分たちと共に例のレストランで食事をしていたカップルの行動をチェックしていた。と、その二人の前にシルクハットにマントを羽織った犬飼が現れる。「いかがでしたか、私の料理は。最高だったでしょう? 丸々太ったお二人の魂、今度は私が頂きますよ」そして犬飼はプローンファンガイアに変貌して二人を襲う! 駆け付けた恵がボウガンで応戦するも爆発性の泡に苦戦させられ、プローンファンガイアは二人のライフエナジーを球体に変えて奪い取る。
 そこへ、"ブラッディ・ローズ"の共鳴を聞いた渡が駆け付けてキバに変身。しかし、プローンファンガイアの泡攻撃と長槍に苦戦する。キバは青いフエッスルでガルルセイバーを召喚、キャッスルドラン内で他の二人とトランプタワー遊びに興じていた次狼=ガルルが彫像となって射出される。ガルルセイバーを受け取ってガルルフォームとなったキバはワイルドな戦いでプローンファンガイアを追い詰めるが、そこへキバを狙う名護が割って入り、ファンガイアに逃げられてしまう。うろたえるキバは挑みかかってきた名護の肩を踏み台にジャンプして逃走。キバットには渡が何故逃げようとするのかわからない・・・
 這々の体で店に逃げ帰ったプローンファンガイアこと犬飼は、ベッドに残された一輪のバラを手に呟く。「待っていろ、私の可愛い執事たちよ。もうすぐ甦らせてやる・・・必ず・・・」

 22年前。『カフェ・マル・ダムール』を出た一人の男性客を次狼が臭いを嗅ぎながら追う。先回りして地下道で男性の前に現れた次狼は呟く。「いいコーヒーを飲んだ人間からは、いい匂いがする」そして次狼はガルル怪人体へと変貌するや男性に襲いかかって噛み倒し、地下道に不気味な咆哮を響かせた――――――


□□□□□□

 今回のキバットの蘊蓄はバイオリンの日本伝来について。作中では戦国時代に伝わったようだと語られましたが、厳密には戦国時代の日本に伝えられたのはバイオリンの原型となったヴィオール属の擦弦楽器らしく、来日したポルトガルの宣教師らによってキリスト教音楽用の楽器として用いられたようです。西洋においてバイオリンが出現するのはこの時代から100年ほど後の1650年頃になるらしい。ただし、日本では江戸幕府のキリシタン弾圧と鎖国政策によりポルトガル伝来のキリシタン音楽は途絶えてしまい、日本に本格的にバイオリンが伝えられるのは19世紀の黒船来港後のようです。

 さて、今回は現在のとある高級レストラン、そして22年前の『カフェ・マル・ダムール』でそれぞれ常連客が相次いで失踪し、まさかファンガイアの仕業?というミステリー調の展開。食事が絡む話は平成ライダーシリーズの特に井上敏樹脚本では定番ともいえるネタですが、今回は料理自体ではそれほど引っ張りませんでしたね(笑)
 現在、高級レストランのオーナーシェフを装い、来客を襲っていたらしい"伯爵"こと犬飼。その目的は同じくファンガイアだったらしい自分の執事たちを甦らせるためのライフエナジー集めのようです。吸血鬼的なファンガイアにも一応数百年単位とはいえ寿命があるようで、これは今後への伏線になるのかな? あと、次回はファンガイアが巨大化する展開になるらしいですが、犬飼が集めた人間のライフエナジーが絡んでくるのでしょうか。
 その犬飼が変身するのがエビモチーフのプローンファンガイア。ちなみにプローン(prawn)は英語でクルマエビなどの中型のエビのこと。最初見たときヤマアラシかと思いましたよ(笑)
 しかし、今回は終始調査の足を引っ張っていた感のある恵と名護のケンカ。そこに秘められた事情が次回明らかになるようですが、何やら名護の父親と関連が・・・? それにしても恵さん、テーブルマナー悪っ!(笑)まぁ1話で男むさい大衆食堂でサンマ定食食ってるような人ですから、こういう来る人を選ぶ系の店はあまり合わないタイプなのかも。
 それにしても、またもキバとファンガイアの戦いに割って入って結局ファンガイアに逃げるチャンスを与えてしまっている名護・・・頼むから空気嫁(爆)思えば、名護って優秀なファンガイアハンターのはずなのに今の所キバとしか戦おうとしてないんですよね~
 そして、そんな名護の忠実な弟子・・・というかいいように使われている渡(苦笑)というか、あれだけご近所付き合い苦手なのに店のアルバイトは普通にできるのか(笑)

 一方、22年前のカフェの客失踪の件は、現在の犬飼と関連があるのかと思いきや、何と次狼=ガルルの仕業!? 公式サイトによれば、ガルルたちキバ側のモンスターたちも本来はファンガイアと同じく人間のライフエナジーを糧にしているようで、この辺は"仮面ライダーと敵は実は同根"という仮面ライダーシリーズのテーマを上手く捻った形です。しかし、そうなると現在キャッスルドランに幽閉されているガルルたちはどうやって生きているのか? キャッスルドランが食らうキバに倒されたファンガイアの魂が内部にいる彼らのエネルギーに変換されてるのでしょうか?
 カフェの常連客を襲っていたらしい次狼ですが、木戸を狙わないのはまぁ美味いコーヒーが飲めなくなるからという理由で片付けられるとしても、音也やゆりを狙う素振りを見せないのは何故か・・・
 ところで、次回予告では何やら緑色の怪人が出てきてましたが、よく見るとファンガイアではなくバッシャーのように思えます。東映公式サイトを見ると、どうやら次狼=ガルルと同様に22年前にもバッシャー人間体が姿を現すようで、一連の事件とどう絡んでくるのか・・・しかも何やら次狼とゆり急接近の予感? これまでの現在での描写を踏まえて過去の人間関係はどんなうねりを見せるのでしょうか。
 さらに次回はファンガイア巨大化でキャッスルドランも大暴れするようで、電王に続く巨大モンスター戦がどのように描かれるのか楽しみです。






Last updated  2008.05.18 09:02:51
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2008.03.02
 今日は会社で夜勤中に痛恨の作業ミスをしてしまい、危うくキバの放映時間までに帰れなくなるところでした(苦笑)

【第6話  リプレイ・人間はみんな音楽】

 シープファンガイアと戦っていたキバの前に立ち塞がる名護。だが、その間に恵がシープファンガイアに連れ去られてしまった。名護は近くにいた渡にキバを見なかったかと問い、渡は自分を指さすものの、キバが渡だとは思いもよらない名護には相手にされず・・・

 22年前でもゆりがスパイダーファンガイアに連れ去られてしまった。『カフェ・マル・ダムール』で音也と対面した嶋は、音也にゆりの救出を依頼。音也は彼女を助けたら嶋が組織する"素晴らしき青空の会"に加えてもらうという条件で依頼を受ける。その話を戸口で立ち聞きする次狼・・・
 その頃、ゆりはとある廃園になった遊園地内のビックリハウスに監禁されていた。そこの壁には大量のゆりの写真が貼られていた。彼女の前に現れたのはかつて彼女が戦ったスパイダーファンガイアこと糸矢僚であった。あの戦い以来すっかり彼女に惚れ込んでしまったらしい糸矢はやたらハイテンションな言動でゆりに迫る・・・
 現在。奇しくも同じ廃遊園地のビックリハウスに監禁された恵は、壁に色褪せた母・ゆりの写真が貼られているのに気付く。そこへ姿を現したのは何と糸矢僚。どうやらゆりの娘である恵をゆりの代わりにしようということらしい。糸矢は恵に近付きたがるシープファンガイアこと倉前昇を足蹴にしてマニキュアを買ってこいとアゴで使う・・・

 22年前。ゆりが攫われた駐車場でスパイダーファンガイアが残したクモの巣の跡を調べる音也だったが、手掛かりは見当たらない。と、そこへ現れた次狼は何やら鼻を動かして臭いを嗅ぐと、付いてこいと音也を促す。
 一方、現在の同じ駐車場で渡は恵を捜すがやはり手掛かりはない。と、そこへ何故か倉前が現れる・・・
 22年前。次狼と音也が辿り着いたのは例の廃遊園地。鼻が利くらしい次狼はゆりはここにいると言う。何故自分を助けるのかという音也の問いに次狼は答える。「おまえには品がない。恐らくキリマンジャロとモカの違いもわからないだろう。が、まぁ惚れた女のために命を賭ける男は嫌いじゃない」変な奴だと思いつつ敵地に乗り込んでいく音也を次狼は見送る。
 ハウス内では糸矢がゆりの足先にペディキュアを塗りつつ、ゆりを自分の花嫁にすると豪語。と、そこへ棒を手にした音也が背後から近付いていくが・・・
 一方、現在の同じハウス内。22年前と同じように恵を自分の花嫁にすると宣言する糸矢。そこへ倉前に手引きされた渡が現れて恵を返すよう訴えるが、スパイダーファンガイアとなった糸矢にあっさり退けられてしまう。
 その頃、22年前の『カフェ・マル・ダムール』では次狼がマスターの木戸に呟いていた。「相変わらずコーヒーは完璧だ。だが、コーヒー店には美しいウェイトレスが必要だ。違うか?」

 22年前。ゆりの唇を派手な口紅で飾った糸矢は上機嫌でウエディングドレスを探しに行く。ゆり共々捕まった音也はもうダメだと落胆するが、ゆりは諦めるのはまだ早いと自分の羽根型のネックレスで縛めを切ろうと試みる。そんな中、自分に付きまとう理由を尋ねるゆりに音也は答える。「人間はな、みんなそれぞれ音楽を奏でているんだ。知らず知らずのうちに心の中にな。俺はな、おまえの中から聞こえてくる音楽が好きなんだよ」その言葉に少しだけ心を動かされるゆり。が、そこへ白いドレスを手に糸矢が現れる・・・
 一方、現在でも恵共々渡が拘束されていた。何も出来なかったことを悔やむ渡を最後の最後まで頑張ると励ます恵は、ふと廃墟の中に22年前に母が残した羽根型のネックレスが落ちているのを見つけ、縛めを切ろうとする。渡に何故そんなに強いのかと問われた恵は、自分でもよくわからないと言いつつ答える。「昔、母さんが言ってたの。人間はみんな音楽を奏でてるって。あたしは自分の中の音楽を守りたいの。そしてみんなの音楽を守りたい」そこへ黒いウエディングドレスを手に糸矢が戻ってくるが、突如現れたシープファンガイアに銃撃を食らわされて遁走させられてしまう。元の姿に戻った倉前は、恵は自分の花嫁だと豪語してにじり寄る・・・

 22年前と現在、同じ廃墟の教会内でドレスを着せられて寝かされているゆりと恵に、それぞれ糸矢と倉前が近付く・・・現在、何とか縛めを説いて外へ出た渡は、必死に恵の音楽を感じ取り、彼女の元へと急ぐ。恵のライフエナジーを奪おうとする倉前を飛んできたキバットバットIII世が阻み、駆け付けた渡がキバに変身して戦いを挑む!
 一方、22年前ではゆりにキスしようとする糸矢の前に鉄パイプを手にした音也が駆け付けるが、スパイダーファンガイアとなった糸矢に一蹴されてしまう。が、そこへ次狼が現れてスパイダーファンガイアを挑発。外へ飛び出した次狼はジャケットを脱ぎ捨てて雄叫びを上げる。その瞳が赤く輝き、蒼い狼の如きガルル怪人体へと変貌! ガルルはワイルドな戦いでスパイダーファンガイアを圧倒するが、顔面に糸を吐き付けられてその隙に逃げられてしまう。
 一方、現在ではキバとシープファンガイアが戦いを繰り広げるが、キバはシープファンガイアの高速移動と銃撃に苦戦を強いられる。そんな中、目覚めたキャッスルドランの中では幽閉されている次狼=ガルル他3人のモンスター人間体たちがチェスに興じていた。その一人、セーラー服に半ズボン姿の少年が窓の外を見ながら、自分たちがここに閉じ込められて何年になるかを問い、次狼が20年くらいと答える。少年が指を鳴らすと、板の上の白い駒が黒いポーンを飲み込み、少年はまた僕の勝ちと笑顔で宣言する。
 シープファンガイアの容赦ない銃撃に手こずるキバ。業を煮やしたキバットは緑のフエッスルを吹き鳴らして"バッシャーマグナム"を召喚、それに気付いたセーラー服の少年は半魚人バッシャーの彫像となってキャッスルドランから発射されてキバの元へと飛び、銃へと変形。キバの右腕が緑色に変化してバッシャーフォームとなった。シープファンガイアは高速移動でキバ・バッシャーフォームの銃撃を悉くかわすが、キバは周囲に水を纏い、月夜を背に必殺技アクアトルネードを発射! 竜巻を纏った弾丸は高速移動で逃げるシープファンガイアを追尾して命中、ステンドグラス状に固まったシープファンガイアはキバに指で突かれて砕け散ったのだった。

 事件が終わり、入院中の恵を静香と共に見舞った渡はバイオリンの演奏を披露し、初めて人前で演奏することができた。思わず渡を見直した恵に渡も応える。「僕も聴かせてもらいましたから・・・恵さんの音楽」
 一方、22年前。夜の街を歩く次狼の瞳が赤い輝きを放つ――――――


□□□□□□

 今回のキバットの蘊蓄はバイオリンの語源。「バイオリンの語源はラテン語のヴィチュラである。それは『喜びの女神』を意味する」とのことですが、Webで検索してみると、バイオリン属の楽器であるビオラ(viola)は「とても喜ぶ」という意味のラテン語vitulorに由来しているともいわれ、このviolaに「小さい、少し」という意味の接尾辞inoを加えたイタリア語のviolinoがバイオリンの語源といわれているようです。

 さて、ストーカーなファンガイアに捕まった過去と現在の母娘をそれぞれ助けようとする音也と渡の姿が同時進行で描かれる今回ですが・・・嶋さん、ファンガイアハンターの組織名が"素晴らしき青空の会"って何ですかその緊張感のないネーミングは(爆)
 しかし音也、惚れた女を助けようという気合いだけは買えるものの、いざ戦いではあの体たらくではファンガイアハンターになるなんて22年早いな(苦笑)以前ゆりの剣を奪ってオクトパスファンガイアやモスファンガイアと戦ったときはいい線いってるように見えたんだけどなぁ・・・
 そんな音也にさり気なく手を貸した次狼ことガルル。蒼い狼の如き怪人体に変身してのスパイダーファンガイアとの対決はキバよりカッコいいかも? しかし、元に戻った次狼が裸だったのを見ると、『響鬼』で魔化魍に倒されてしまったザンキのケ○丸出しを思い出してしまう・・・(笑)

 久々の登場となった糸矢僚ことスパイダーファンガイアですが、ファンガイア化して振り切れたのか元からそうだったのかわかりませんが、音也すら霞んでしまうほどの超はっちゃけキャラでした(苦笑)というかゆりに塗った口紅のカラーのセンス悪っ!(笑)22年前はガルルにフルボッコされ、現在ではシープファンガイアに離反されてどちらもあっさり退場させられましたが、この調子でこれからも過去でゆり、現在で恵を狙い続けるんでしょうか。
「人はみんなそれぞれ心の中に音楽を奏でている」という、ゆりの心をちょっとだけ動かしたらしい音也の言葉は、22年の時を経て母から娘の恵にも受け継がれていたようです。そして、廃墟に残されていた母のペンダントもまた時を超えて恵へと受け継がれたのでした。渡も父の言葉が自分の知る人にいい影響を与えていたと知って少しは成長したのでしょうか。

 そして初登場のキバの第3形態バッシャーフォーム。半魚人のマーマン族の末裔たるバッシャーの力を得て発現する射撃戦闘に特化した姿ですが、どこか女性的な流れるような動作が印象的です。高速移動するシープファンガイアを連射でも捉えきれないと思いきや、最後の必殺技は恐怖のホーミング弾! 半魚人だけに戦闘時に周囲に水のフィールドを纏うということで水をモチーフにした映像効果となっていて、バッシャーマグナムのデザインも何だか放水銃みたい(笑)
 ただ、平成ライダーにおける射撃武器系のライダーやフォームって番組が進むにつれて影が薄くなるというかヘタレるというジンクス?があるので(笑)、バッシャーフォームもちゃんと活躍できるといいなぁ。
 キャッスルドランに幽閉されているバッシャーの人間体はセーラー服に半ズボン姿の少年ですが、演じるのは『電王』第5・6話でサッカー少年・大輝を演じていた小越勇輝君。奇しくも『キバ』でも6話での本格登場となりました。バッシャーも次狼=ガルルのように22年前に姿を見せるのかな?






Last updated  2008.04.03 11:01:15
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