2009/10/16(金)01:39
失業、失職、倒産?ピンチはチャンスです、次のあなたの仕事は?
失業、失職、倒産?ピンチはチャンスです、次のあなたの仕事は?
失業、失職、まじめに、一生懸命、働いていた人たちが、職場を失ってしまう。
こんなことが起こっています。
事実です。
身の回りで起きています。
先日、社員15人~20人くらいの社長さんから、電話がありました。
めったにこんなことはありません。
先方から電話があるのは、何かあるときです。
「どうしたんですか????何か、用事ですか?」
「仕事ないですか?ぜひ、紹介してください!よろしくお願いします。」
一緒に、お酒も飲んだ仲で、いつも、ごちそうになっていました。
「あたってみるけど、期待しないでください。申し訳ないけど!」
悲しいかな、そんな言葉しか、かけれませんでした。
250万人という失業者の数字が、ひしひしと、身に迫ってきます。
みなさん、お仕事をさがしておられます。
それにひきかえ、まだ、お客様から求められて、お願いされて、
仕事を続けられている好運に、感謝しています。
私の仕事は、いわゆる頭に汗をかく仕事です。
期限も、お客様と調整し、
自分としては、そんなに、厳しく設定しないことにしています。
仕事の質が落ちますから。
知恵を出す仕事ですから、拘束時間は関係ありません。
24時間365日、考えています。
時には、土日でも、図書館で、インターネットで調査することもあります。
お客様の望んでいることが、世にない形ですから、
類似のヒントをさがし求め、似たようなこと、世間にはないのか?
そんな情報を収集するためです。
最終的に、お客様の望む形に仕立て上げて、お出しします。
「いかがでしょうか?」
これが、私の最初の成果を売り出すときの切り出し文句になります。
いろんな仕事があると思いますが、この仕事は、私にしかできない仕事です。
失業、失職されている方には、申し訳ありませんが、
どなたでも、お出来になる仕事は、
人減らしの対象、コスト削減の対象になりやすいものです。
だから、私は、望んで、私にしかできない仕事を選択しました。
オリジナリティの発揮できる仕事は、お客様がついてしまえば、
なかなか、失職することはありません。
一方で、好不況にかかわらず、お客様の方針が変われば、
クビのおそれがあります。
ただ、他のお客様でも、通用するので、今度は、別のお客様にアプローチをいたします。
これも一つの技術なのでしょうね。
複数のお客様に、そんなことができるのであれば、失職、失業の心配はなくなります。
もし、どのお客様にも仕事がないようでしたら、最近は、政府が支援してくれるようです。
失業、失職されている方、
今度は、あなたのオリジナリティの発揮できる仕事につかれるとよろしいかと思います。
他のどんな人にも、負けない技術を身につけるとか、
外国語がペラペラであるとか、
あまり重要じゃありません。
何か、ひとつでいいのです、あなたの得意技を身に付けていれば、
あとは、お客様のお気持ちをどうやって、お察しし、つかまえつづけることができるか、
これができれば、大丈夫です。
あなたは、
失業、失職する前の会社で残って、がんばっている人と比べたら、
どんな違いがありますか?
そこを分析してみると、よろしいかと思います。
きっと、あなたとそんなに差はなかったのではありませんか?
それならば、なぜ、自分が、失業したのでしょうか?
いいですか?
会社は、存続しなければなりません。
だから、残る人が必ずいます。
その人たちと、失業した人、あなたとの違いはどこにあると思いますか?
しっかり、分析してみることです。
会社が倒産したとか、そういう事情で失業したのなら、
なぜ、そんな会社を選択したのか、これを分析することです。
二度と、同じような業況の会社を選択しないようにしてください。
まだまだ、経済情勢は、予断を許しませんからね。
もう、チンタラ、チンタラ、サラリーマンをやれる時代ではなくなりました。
今、まだ、仕事を続けられている人、次は、あなたの番かもしれません。
そうなる前に、収入を複数のところから得るような対策を講ずることが肝要です。
複数の収入の口があれば、一つがダメになっても、もう一つが生計を支えてくれます。
こんなはずじゃなかったのです。
私も、こんな時代が来るとは予想もしておりませんでした。
しかし、
まだまだ、厳しくなります。
中国の人が、どんどん進出してきましたから。
中国の賃金が上がってきたとはいえ、まだ、日本の賃金の半分くらいでしょう。
同じ仕事が半分のコストで仕上がるとすると、
会社は、どちらに仕事を出すでしょうか?
結果は明らかです。
当然ですが、中国に出すでしょ?
日本人のほとんどが、そういう事態に直面しているのです。
だから、失業者は、まだまだ増えます。
中国の人たちが、日本の職場を、どんどん占領していきます。
日本人は日本の職場を失ってしまいます。
どう生きるのか?
日本人として、これが問われています。
中国の人のできない、技術や知識や経験などを要する仕事、
これを見つけ、訓練で技を磨き、再就職にかけるしか、道はありません。
厳しいですねえ、ホントに!
冗談じゃない、と言いたくなりますが、まじめに冗談どころの騒ぎじゃないのです。
多少、と言っても、2,3年の余裕しかありませんが、
その間に、何とか、しなければ、失業者はどんどん増えるはずです。
発想を変えて、自分の経験、今の技術を持って、中国に永住する手があります。
それなら、当分、通用するでしょうね。
ほとんどの日本人は、そんなことは望まないでしょうが...
それなら、どうするのか、どこに日本人として、生きる道があるのか?
政府は、しっかり、青写真を示さなければなりません。
食糧自給率、40%割れ、これは日本の解決すべき問題です。
CO2削減、25%、これも日本の目指す方向です。
高齢社会、介護、これも日本が解決した姿を世界に示すべき問題です。
日本が抱えている問題、
これを解決する仕事にかかわること、それが、今示されている道でしょう。
失業したのが、良いチャンスと解釈し、
日本が抱えている問題を解決する仕事をするのには、
何を習得し、どんな職業訓練を受ければいいのか、
まずは、そのあたりから、
次のあなたの仕事を見つけたらいかがでしょうか?
私からの提案です。