カテゴリ:書籍の紹介
【送料無料選択可!】ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 ビジョナリー、イノベーターと挑戦者のためのハンドブック / 原タイトル:Business Model Generation (単行本・ムック) / アレックス・オスターワルダー/著 イヴ・ピニュール/著 45カ国の470人の実践者/共著 小山龍介 ■ビジネスモデルとは、儲ける仕組みのこと。ビジネスをする上で、最低限なくてはならないもので、事業の設計図ともいわれます。 企業にとって、ビジネスモデルの設計は、存続のための根幹部分です。 この分野では「プロフィットゾーン経営戦略」が有名ですが、今回の本は、さらに直感的に分かりやすくビジネスモデルを捉えようとするものです。 ■横長の装丁は使いにくいのですが^^; 中身はビジネス書というよりも、トレーニング用シートのようです。実践的な作りになっています。 ■この本の画期的なところは、ビジネスモデルを1枚のフレームワークに書き表せるようにしたことです。 これが実に使いやすいと思えます。 上の図は、私たちが「事業ドメイン」と呼ぶものの類型に思えます。 事業ドメインとは、「誰に、何を、どのように売るのか」を示すもので、ビジネスを簡潔にまとめて説明するもの。こちらもビジネスの設計図と呼ばれます。 私は、仕事の際には、必ず事業ドメインを作成してもらいます。これがなければ何も始まりません。 ちなみにこの本ではビジネスモデルのことを「どのように価値を創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したもの」と定義しています。 要するに、事業ドメインと同じです。 ■ただ今回の本が優れているのは、事業ドメインに、会社内部のリソースやパートナーなどの要素を加えたこと。 まさにこの図一つで、ビジネスの全貌や特徴が見れるようになっています。 ■ビジネスモデルを中心に考えると、戦略とは、10年後でも生き残るためにビジネスモデルの修正や組み直しをすること。 ビジネスモデルは、常に環境や社内の状況に合わせて組み直しすべきものです。 現場の強化だけでは生き残れません。 ■なお、この本には、主要なビジネスモデルのパターンなるものが紹介されています。 このあたりは「プロフィットゾーン経営戦略」の方がバラエティに富んでいますが、この本の場合は、フリーやロングテールなど比較的新しいビジネスモデルにも言及しています。 お勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 8, 2012 07:20:23 PM
コメント(0) | コメントを書く
[書籍の紹介] カテゴリの最新記事
|
|