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■営業の現場たたき上げのリーダーによる組織論です。 すごくよくわかります。現場で優秀な営業マンが部下を持った時、まず最初に戸惑うのが「こんなことも出来ないやつがいるのか?」という驚きと呆れです。 自分が他人よりよく出来たからリーダーになれたことをすっかり忘れているわけですな。 そこで「おれの部下はバカばっかりだ」と諦めてしまえば、そのリーダーは組織のガンみたいなものになってしまいます。 優秀だったはずなのに、誠に残念であります。 ■この記事の著者は、リーダーとしても悩みながら力を発揮した方のようです。48か月連続目標達成だから大したものです。 自分ならできることを、自分でやってはいけないのが、リーダーです。 ということは、リーダーの仕事とは、営業センスでも戦略理論でも知識でもなく、人をいかに扱うか。であるということですね。 ■僭越ながら、私もコンサルタントをやっているので、これには共感します。 実は、戦略を作るのはそれほど難しいことではありません。 難しいのは、戦略方向性に則して人に動いてもらうことです。 しかも、この記事にあるように、「自主的に」動かなければ、現場の不確定要素を乗り越えることはできません。 ■著者は、そのために必要なこととして、まず「目標を共有」することだと言います。 そのうえで、「危機感」「存在感」「達成感」「満足感」をチームメンバーに与え、定着させること。が、リーダーの仕事であると言っています。 「危機感」「存在感」「達成感」「満足感」とは、著者独自の整理なんですね。それぞれ何を意味するかは、本文を読んでください。 ■私の場合、目標=「戦略方向性」をまず決めて、それを達成するための決まりごと=「仕組み」を作ります。 その上で、記事にあるような「組織の一体化」を図ります。 著者は 決して優等生ではなく、ひとクセもふたクセもあるようなメンバーばかりでしたが、そんな個性的な集団だったからこそ、団結したときに爆発的な力を発揮してくれて、目標を達成できたのです。 と言っていますが、ものすごくよくわかります。実際、そういう組織ばかりですから(^^) そんな難しい組織が一体になった時に大きなパワーを発揮する。 それを経験することが、現場の醍醐味です。ぜひ皆さん、組織運営の楽しさを満喫してくださいね。 トヨタの伝説のディーラーが教える 絶対に目標達成するリーダーの仕事【電子書籍】[ 須賀正則 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語 [ 駒井俊雄 ] ■株式会社クリエート・バリュー ★無料セミナー「サーモスはなぜ『廃業寸前』からわずかな期間に世界トップ企業になったのか」大阪・10月19日 ★大阪で毎月1回開催「戦略勉強会」 ★営業を会社の強みにする「営業コンサルティング」 ★オンラインでランチェスター戦略を学ぶ。「ランチェスター戦略入門セミナー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 28, 2016 11:02:47 PM
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