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わたしは価値を創る

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July 31, 2017
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カテゴリ:仕事以外の日記


■まさに日本を代表する名王者だった内山高志が引退を発表しました。

まことに残念。まだやれるだろーと思っていましたが、それは本人が決めることです。

内山は「自分の中では前のように練習で追い込めないことがいちばん。ボクサーとして、中途半端な気持ちで試合をすることは絶対にできないという気持ちが強かった。」と言っています。

ストイックな内山選手ならではの引退理由です。

■それにしても、WBAスーパーフェザー級のタイトルを6年以上、11度も防衛した実績は素晴らしい。

奇しくも同日に引退を発表した三浦隆司と対戦した時は、あの強気の三浦が「これ以上殴られると死んでしまう」と棄権したほど強かったものです。

しかし記事を読むと、あの三浦との試合では右拳を脱臼して途中から左一本で戦っていたのだとか。

いかにしっかりした技術を身に着けていたかを証明するエピソードです。

■内山のボクシングは、豊富なアマチュア経験に裏打ちされた基本に忠実で正統的なものでした。

さらには決して奢らない謙虚な性格も、日本を代表する王者に相応しいものでした。

最盛期の内山は、スーパーフェザー級最強の王者だったといってもよかったのではないでしょうか。

■ただ残念なのは、日本国内でしか試合ができなかったことです。

キャリアの後年、本人は海外でのビッグマッチの実現を希望していましたが、ジムの交渉力の有無か、あるいはテレビ東京の意向なのか、実現することはありませんでした。

三浦の海外での活躍をみるにつけ、内山ならさらに活躍したかも知れないと思えたので「もし海外に進出していたら強かった」という仮定でしか話せないことが残念でなりません。

海外のビッグネームは「無名だけど強い選手」を嫌がりますからね。内山はまさにその代表でした。

内山高志のキャリアは、これからの実力ある日本人選手にとって、大いに参考にすべきものではないでしょうか。(もちろん逆の意味で)

■だからといって内山選手の価値が下がるわけではありません。

これからは指導者として日本のボクシング界を牽引していくことでしょう。

本当にお疲れ様でした。





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Last updated  August 1, 2017 01:55:04 PM
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