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時はどんどん過ぎる。いただいた自分の命をありがたく、人が喜ぶことになるように、まず自分が楽しみ、その勢いで人が笑ったり楽しく過ごすのがいい。昨晩、TVでプロ野球ののむさんとさちよさんの過去の映像を拝見した。愛し合っていたご夫婦って素敵だなあと微笑む。奥様のさちよさんが先に亡くなって寂しくなられたのを、息子さんご家族がサポートされている映像も見て、いいご家族だなあと感じ入る。それでもいつも一緒にいた奥様がいなくなる寂しさは、好きな野球でまぎらわしたにしても、愛する人がいなくなることを知らしめる。夫婦はどちらか先に亡くなることがほとんどだ。特にかいがいしくお世話をしていた奥様が先に亡くなると男性は暮らしいくのが厳しくなることが多い。自炊を含めて、自分ひとりで暮らすことができるようになっているのがいいのだろうなあ。自分も健康で笑って、人が喜ぶ仕事を最後まで自分も楽しむようにしていくと決めている。パートナーと安心して楽しく暮らすのがいいな。
----------------------------------------------------------------------- 何か一つでも極めたという強みを持つと、一層実りある人生が送れる 辻口博啓(パティシエ) 人の心に灯をともす 建築家・起業家、谷尻誠氏の心に響く言葉より…『CHANGE未来を変える、これからの働き方』エクスナレッジ
答えを先に言ってしまうと、僕にとっての「働く」は、傍(ハタ)をラクにすること。 傍、つまり、まわりのみんなを楽しくすることが、仕事をする目標であり喜びであり、もっとも大きなモチベーションの源です。 こう思うようになったのは5年ほど前。 ある時、「人はどうして笑うのか」と考えていて、「笑いって自分の内面からは生まれないものなんだ」と気付いたのがきっかけでした。 自分ひとりしかいなかったら笑いは起こらない。 まわりで楽しいことが起きてみんなが笑っている時、それを見て共有できて初めて自分も笑っている。 だから、自分が笑いたかったら、まず人が笑う状況をつくればいい…そんな発見の延長線上に「ハタをラクにする」という思いが生まれたんです。 「ハタ」は家族や友人、仕事仲間やスタッフはもちろん、僕たちがつくったものに関わる人すべてです。 僕たちが設計した住宅の住み手、僕たちが開いた食堂や店に来てくれるお客さん、ホテルを訪れる宿泊客、僕たちが出た雑誌などのメディアに興味を持ってくれた人。 みんながハタ。 そんなハタたちに何を提供したら楽しんでもらえるのか、どうしたらハタをラクにできるのか。 それを考えれば、働く姿勢はおのずと決まります。
谷尻氏は《「漂流グゼ」を付ければ、仕事はもっと楽しくなる》という。 『仕事のスケジュールは人に決めてもらったほうがいい…というか、人に託したほうが断然おもしろい。 つまり、全部自分でコントロールできたしまったら毎日がつまらなくなるし、おもしろいものにも出合えないことが、最近になってやっとわかったんです。 例えば、「今夜、飲みに行こう」と誘われたとしましょう。 自分ひとりのジャッジだったら行かなかったはずなのに、強引に引っ張られて行ってみたらこれが結構面白かったという経験は、誰でもあると思います。 自分だけの好みや気分で決めてしまわず、ある程度、人の判断やその場の流れにまかせてジャバジャバと「漂流」してみると、意外とワクワクするものだと思うんです。 ひとりで海外旅行している時のように目的地だけ決めておいて、あとは行った先々で考えていくというような。 そう、「漂流グセ」を付けると人生はだいぶ楽しくなるし、ラクにもなります。』 傍を楽(ラク)にするとは、困難なことや、苦痛や不快感を、和らげる、軽くするという意味だが、まわりを楽しくする、楽しんでもらう、ということでもある。 まわりの人を笑わせると自分も楽しい。 人を誕生日などでサプライズするのも楽しい。 「あなたのおかげで助かった」とお礼を言われるのも嬉しいし楽しい。 人に自分の知っていることを教えて喜ばれることも嬉しいし楽しい。 また、「漂流グセ」とは、「人から頼まれること」でもある。 自分で決めずに、人から頼まれることを淡々とやっていくと、思いもかけない人生の展開が待っている。 今まで壁だと思っていたものが、頼まれたことをやることで、壁など最初からなかったと思うこともある。 しかし、自分で決めてやることは、今の自分の延長線でしか考えないから、壁の前でもがくだけで、突破することはなかなかできない。 自分が笑いたかったら、まず人が笑う状況をつくればいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月18日 17時15分19秒
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