やっぱり人生は中学に入学するまでに決まるような気がします
自分の子供を見ても自分の子供の頃を振り返っても人生は中学に入るまでに経験したことで決まってしまうような気がします。中学生くらいになると、ひと通りの知識を得て、「自我」が芽生えて来るので、誰から何を言われようと自分が納得できないことには反発します。「こだまでしょうか?いいえ誰でも」はまさにこの時期です。この時期だけでなく、大人になっても「こだま」の時期が続いている人もいます。小学校を卒業するまでの時期はとても重要ですね。幼稚園や小学校で運動が苦手だった子が中学生になって突然得意になるはずはありませんし、外で遊ぶのが嫌いだった子が中学に入って突然体育が好きになる訳がありません。集中力がなく落ち着きがない子が中学に入って突然勉強が好きになるわけがありません。手遅れです「今の時代、大学を卒業したって就職できないから、それなら大学なんか行かなくてもいいよ」みたいなことをお母さんたちが話しているのをときどき耳にしますが、これは大間違いです。「大学卒業しても就職できない(就職したい会社が見つからない)ということは、高卒だったらさらに就職が難しくなる」ということです。特に、男の子は女の子と比べると精神年齢が低くて幼い子が多いので(自分の場合もそうでしたが)、高校を卒業する時期になっても「自分がやりたいことが何なのかわからない」みたいな子がほとんどです。それなのに親や先生から「就職しなさい」と言われても当然「どんな仕事をしたらいいのかわからない」に決まっています。だから、男の場合は大学へ行ったほうがいいと思います。大学は勉強だけをする場所ではありません。高校でできなかった経験や色んな人に出会って自分自身を十分に認識する機会を持つことができます。それに男性と女性では精神年齢が4年くらい違うので、「男の子には学歴が必要だから大学に行かせたほうがいい」のではなく、大学の4年間は女の子の精神年齢に追いつくちょうどいい期間だということです。私自身も、どんな大学へ行って何を勉強したらいいのかわからないまま大学に入学したぐらいですから。男の子を育てているお母さんたちにわかっていただきたいことは、男の子は女の子に比べて幼いのは当り前のことですから、「やりたいことがないなら就職しなさい」などと、女性の立場(自分本位な考え)から無茶なことを押し付けると、その子の人生は無茶苦茶になるということです。男性はいくつになってもどんなに高い地位に就いていても子供みたいなところがあるのは万国共通ですし、男性のそういった子供みたいな部分に惹かれる女性が多いのも事実です。