2012/08/14(火)13:06
築地本願寺
土曜日、ピンパブの鶏の煮込みで朝食を済ませ、バスで駅に向かった。
雨だから自転車では行けない。
「傘は1本で大丈夫だよ。絶対、止むから。」
相方は、半分あきらめムードの私を元気づけようとしてくれている。
「花火の他は行きたいとこ、ある?」「最近、仕事ばっかだったから、お出かけは久しぶりだね」「帰りは月島でもんじゃにする?」
ありがとう。
入場券の案内をみると、私達の使う電車なら築地で降りればいいらしい。
「築地から行こう。本願寺にもいきたいし。」
「週末の家」を1時過ぎに出た。
入場は3時からだが、3時から会場に入るつもりはない。
花火は7時からだもの。
地下鉄の築地の駅から地上に出ると、雨は上がっていた。
それとも、こっちは降らなかったのかしら?
よかった。
築地本願寺
大学から、地元を離れこちらで暮らしている私だが、ここは初めて来た。
芸能人の葬儀とかで、テレビでは見たことあるけど…
普通のお寺とは違う雰囲気があるね。
インドの寺院みたいでもあるし、相方はモスク風と言ってるし…
「築地本願寺」として親しまれているが、正式名称は「浄土真宗本願寺派本願寺築地別院」。
関東最大の念仏道場。
関東大震災で本堂が焼失し、帝国大学の伊東忠太博士の設計で建てられた。
古代インド仏教様式というらしい。
入口の階段の左右に狛犬みたいなのがいる。
片方は口を閉じていて、もう一方は口を開けている。
阿吽だね。
中に入って周りをグルッと見渡してみた。
またまたびっくり。
教会みたい!
入口の上にパイプオルガンがあった。
へえー、お寺にパイプオルガンねえ…
このパイプオルガンは旧西ドイツのワルカー社製で、1年がかりで製作されたそうだ。
一番長いパイプは3m、短いのは1cmで、合計2000本のパイプがある。
毎月最終金曜日に、ランチタイムコンサートがあって、入場は無料だそうだ。
また来たいな。
でも、相方は仕事だろうな。
設計者の伊東忠太博士は、動物や妖怪のイメージをよく用いるそうだ。
階段の手摺りの上などに、牛や馬、象、猿などがさりげなく棲んでいる。
これは仏教説話「三畜評樹」の「物事は全体を見渡すことが重要である」という教えで、この説話に従い、高い順に鳥、猿、象という配置にしてある。
鳥から辿って象まで来ると、なんと、そこには喫煙所があるではないか!
写真には写ってないか、下段の手摺りの上には象さんがいました。
本堂に入って左奥に、XジャパンのHIDEさんの祭壇があった。
「まだ少し時間があるね。門前そば、ってのが気になるんだけど。」
お蕎麦で腹ごしらえをしてから、会場に行くことにした。
本堂右手の第一伝道会館で門前そば。
もちろん、相方はビール付き。
私はトロロそばにしたのだが、ここのそばは量がある。
藪蕎麦の3倍はあったかもしれない。
お腹いっぱいになっちゃった。
では、そろそろ会場に移動です。