カテゴリ:カテゴリ未分類
いつもと少し趣向を変えて、「電脳くろにか」というサイトの永井義男氏のコラム、「江戸の醜聞愚行」から、江戸時代の失踪事件をご紹介したい。
http://homepage3.nifty.com/motokiyama/nagai4/nagai00.html 気が触れて失踪するという事件は今も昔も多かろうが、行方をくらました先が元々住んでいた家の縁の下だったというのがこの話の面白いところである。そういえば20世紀の話だが、アメリカにもセオドア・コニーズという、他人の家の屋根裏で1年近く呑気に生活して御用になった男がいた(カール・シファキス『アメリカ奇人伝』より)。 この話の出典は根岸鎮衛の奇談集『耳袋』である。この手の随筆集は見知らぬ失踪事件の宝庫だと思って以前から注目しているが、中々目を通す余裕が無い。いずれは手を出してみたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.16 20:50:18
コメント(0) | コメントを書く |
|