中山七里 読後感
音楽ミステリーシリーズ読破ラストの5冊めはショパンやはりそうだったコレは読みやすい2014版「ショパン」は、なんと半日で一気に読めた☝️音楽描写の部分はほとんど読み飛ばした(勿論あとで精読するつもり)あまり音楽描写の部分には興味がないのだおそらく、氏の「綺麗な日本語」とその「知性」に惹かれているのだと思うテロ問題に果敢に挑戦している意欲作だ時事、娯楽、エンターテイメントも感じる他の作品の登場人物をリンクさせる技も磨きがかかって楽しい「粘着質」はほどほどに、筆の運び、構成が益々洗練されてきて、読んでいて飽きない「ドビュッシー」「ラフマニノフ」で感じた「おり」が払拭された感じ(私感)中山作品で初めて泣いた😌もうほとんどジャズだ‼️ショパンコンクールがジャズに変貌した瞬間だ❗️私の耳では、ノクターンNo,2ではなく、ビリーホリデーか与世山澄子さんの唄が鳴っていたその感動がエンディングの高みまで持続していった(させられた)のには恐れ入った😳ドンシャリのまま、引き摺り込んでいく涙が止まらないラストはまるで、夏の夜の花火大会のクライマックスのようだ❗️尺玉が100発くらい同時に夜空を焦がす如く 神々が次から次へと光臨して来るよう祈りと慈愛に満ち満ちている何かこの作品の辺りから、吹っ切れたのではないか?伏線の貼り方、演奏描写に余裕すら感じるもっとも時系列でまだまだまだ検証しないとわからないが本編とは別に「幽霊話」?の小編、スピンオフのサービスが付いている(本編が重いだけに照れ隠しなのかもしれない)(スヌーピーのように)お馴染みのキャラクター?が引っ張りだされてきて笑える 気が利いている😆#中山七里#いつまでもショパン