2009/12/03(木)00:19
過去を癒す旅 ~日光~ その4(目的とサイン)
(こちらのお話はシリーズとなっております。前回および関連記事を未読の方はこちらからどうぞ♪)
日が変わり、いよいよ日光へ。早朝、新月で真夜中のような暗さの中、自宅を出発します。
目指すは友人Kちゃんの待つ日光のホテル。日光に向かう道中に、メッセージが来ていないかを携帯で確認しました。
すると早朝にもかかわらず、次のような貴重なメッセージを受け取ります。 「その一族は朝廷や武将達に利用されたともいえます。ですから、無念の想いを、一刻も早く、払拭すること、相手を許すことが大切です。それがなによりの供養なのです。」 今回の日光の一番の目的。それがこのメッセージに書かれてありました。混乱の中、壮絶な最期を遂げた当主。
身内をとても大事にしていたが故に、忠誠を誓っていた家臣や親族たちの無念の想いは計り知れません。
一族の無念の想いを払拭すること。相手を許すこと。
それが今回の日光の旅のテーマだったのです。少なからず、私自身にも残っていた「心のわだかまり」。
実は、私は自分自身がその一族だったと知る前から、当時の権力者に嫌悪感があったのです。(自分のために、人を殺戮・利用するとは何たること!という想いがあったのです。)誰にそういう想いがあると伝えることはなかったのですが、頂いたメッセージは一族という表現をしながらも、強く私に訴えかけているような気がしました。
「無念の思いを払拭すること、相手を許すこと。それが何よりの供養・・・。」
何度も何度も自分に言い聞かせました。私が今回一番やりたかったこと、そしてやるべきこと。それはきっと「供養」だったのです。「ああ、Yさん(メッセージを下さった、高次元の存在とコンタクトを取れる方)は、私の心もすべてお見通しなんだなぁ~。」と思いました。
そして 「自分に何が出来るだろう?」 ひたすらそう考えました。 「想いは次元を超えるという。ならば、やはり祈りや想いを飛ばすことしか出来ないな。」 結論は至って単純なものになりました。(笑)
Kちゃんとの約束の時間の少し前に無事到着し、日光駅の傍のコンビニでKちゃんを待つことになりました。11月とはいえ、山の中の日光巡り。とても寒いのでカイロを調達しようとしていると、Kちゃんが笑顔でやってきました。 Kちゃんはとってもスピリチュアルな人なので、今回の不思議な成り行きと概要をざっと伝えると、すべて了解という反応でした。そして
「そういえば、今朝、空におっきなマークが出ていて、わっ、スゴっ!って思うたんやけど、これって何のマークやろ?」
といって、指でそのマークを書き出しました。
Kちゃんが示したマーク、それは家紋でした。 彼女もとても不思議な能力があって、見えない世界からのメッセージを沢山受け取る人でした。その日に出会う人、起こる出来事。そうしたことを前もって知る能力にも長けていました。 せっかく彼女が空から受け取ったメッセージ、残念ながら集った3人の大人+娘は、全員日本史に疎く、その家紋が何を示しているのか、その時は全くわかりませんでした。 家に帰って調べてわかったことだったのですが、なんとその家紋、同じ一族の女性の家紋だったのです。日光に現れただけあってその女性は徳川家ともかかわりが深く、しかも、彼女と私は、家系図で見ても近い肉親でした。 今思えば
「ようこそ日光へ」
と彼女がKちゃんを通して「サイン」を送ってくれていたのだと思います。
そうとは露知らず「それ、何なんだろうねぇ~?!」と言いながら、いろは坂を進んでいく一行なのでした。(汗)(続く)
本日もお読み頂きありがとうございます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております