2010/04/25(日)01:28
よびりん♪さんがやってきた その2
前回に引き続き、よびりん♪さんからお伺いしたお話をご紹介したいと思います。その前にちょっと前置きを・・・ 以前もよびりん♪さんとお会いさせていただいた際に、とても沢山のことを学ばせていただきましたが(そのときの記事はこちら)、レポートの際には「ここまでの内容を書くと、よびりん♪さんから直接お話をお聞きしていない方々にはわかりづらいだろうなぁ。」というものもありまして、「ビックリしちゃうようなお話なんだけれど、とっても重要なこと」には触れずにレポートを終えさせていただいておりました。 ですが、今回は雲中供養菩薩様という目に見える媒体を頂戴いたしましたので、今回は前回以上に踏み込んだ内容にてお伝えさせていただきたいと思います。(つまり、かなりスピリチュアルな内容となっております。) まだ私自身も学びの最中ですので、ご紹介させていただく内容をすべてを理解しているわけでもありませんし、これらが教えていただいた内容のすべてというわけでもありません。 ただ、私たち家族がよびりん♪さんからお聞かせいただいた内容で、皆様のお役に立つであろうお話、理解が出来なくてもきっと知っておいたらいつかプラスになるであろうお話しを出来るだけ多くお伝えさせていただきたいと思っております。 私の拙い説明では、わかりづらい点も多々あるかと存じますが、よびりん♪さんいわく「福岡以外では滅多に話すことはありません」という貴重な内容ですので、ご興味がございましたらどうぞお付き合いくださいませ。m(__)m
ということで、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りたいと思います。
前回「イケ面菩薩」としてご紹介させていただきました雲中供養菩薩像。この雲中供養菩薩は、京都府宇治市にある平等院の鳳凰堂にあります。 鳳凰堂は、平安時代後期、天喜元年(1053)に、時の関白藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂です。 この鳳凰堂中堂母屋内側の長押(なげし)上の小壁には52体の菩薩像が懸けならべられています。これが雲中供養菩薩です。この群像も定朝工房で天喜元年に製作されたものです。
このイケ面菩薩様も、この52体の中の1体なのです。
そして、もう1枚主人が頂いた雲中供養菩薩像。こちらは「僧形 南12号像」といって、まさしく僧侶といった風貌の菩薩様です。
実はこのイケ面菩薩様と僧形菩薩様が、主人の過去生と深い関わりのある人物だったのだということをなんと別れ際に教えていただきました。(カードを頂いたのは、自宅に来てすぐのことでした)
そして、私と娘が頂戴した雲中供養菩薩像はこちら。
上が私の、下が娘が頂戴したものになります。
「雲中」というお名前だけあって、菩薩様は皆様「雲」に乗っていらっしゃいますよね。実はこれ、とっても深い意味がありまして「観える方には本当にこのようなお姿で観える(!)」のだそうです。 ここで、以前ご紹介させていただきました人間の魂レベル・霊格のお話に繋がります。 こちらの記事を未読の方のためにちょこっとご説明させていただきますね。
人間の魂レベル・霊格には段階があるそうです。こちらでは、日本で使われる言葉にてご紹介させていただきます。(海外では違った表現で同じものがあるそうです。) この段階を簡略化してまとめたものが下に掲載した太字の部分になります。 正一位(しょういちい)を最高位として、人間の魂レベル(霊格)は次のように表されるそうです。
正一位(しょういちい)
>従一位(じゅういちい)
正二位
>従二位
正三位
>従三位
正四位
>従四位
正五位上
>従五位上
正五位下
>従五位下
正六位上
>従六位上
正六位下
>従六位下
正七位上
>従七位上
正七位下
>従七位下
正八位上
>従八位上
正八位下
>従八位下
左右に分かれている正と従を簡単に言うとこんな感じです。正は「あっほ~~~~~~~~!!」な脳天気なタイプ。こちらは感じたままに動く直感人間です。 従は修行好きで、「トイレ掃除をしましょう」「○○しましょう」などの行(ぎょう)によってレベルを上げようとするタイプ。 直感というよりも理論や理屈に重きを置くタイプで、宗教の行(写経や座禅、滝行など)やヨガ、占い系などに走る方はこちらの傾向になります。 (ちなみに我が家は全員アホ街道まっしぐらの正(笑)タイプのようです。)
人間の霊格で最も高い「正一位」(しょういちい)というレベルは、キリストやブッダのレベル。最近の人物としてはガンジーやマザー・テレサなどが挙げられるそうです。このレベルは「自分には身にまとう布さえあれば良いのです。命を差し出すこともいといません。」という悟りに達した方々で、勇者の心を持ち、人(類)の為に尽くすことを天命とされていらっしゃいます。 そして、正一位の次のレベルは従一位(じゅういちい)、以下、正と従が交互になり、八位まであるそうです。(五位以下はさらに細かく上下に分かれます) 下に位置する正八位は「単なるお人よし」で、オレオレ詐欺などにだまされるレベル。「お人よしを騙す」レべルの人は、従七位と従八位の世界にいます。
「色がカラー(青字)になっている正五位上より上のレベルは、ある一定のレベルを悟った方です。まずはここのレベルに到達するのがひとつの目標段階なのだそうです。」と、前回の記事ではここまでの内容をご紹介させていただきました。
実はこのお話、さらに深い内容が含まれておりまして、今回はその続きをお話しさせていただきたいと思います。この霊格というのは、人間が生きている間にコロコロとレベルが変わるのだそうです。正の中で上下する人もいれば、従の中で上下する人もいます。また、正と従を行き来しながら上下する方もいるのだそうです。つまり、瞬間瞬間の心の持ちようで、いくらでも霊格は上下に変化するということなのです。
そして人間は、死ぬ瞬間の魂の状態でその人間の霊格が見極められるのだそうですが、その時、一定以上の悟りを開かれた青字のレベルに達した方(「正5位上」以上のレベル)は、なんと孫悟空の?斗雲(きんとうん)のごとく、雲が迎えにきてくださるのだそうです。
臨死体験以来、色々と観えたり感じるようになられたよびりん♪さんは、葬儀場でもこの雲さんが迎えに来る姿を見たりされているそうです。(ビックリ!&私も観てみたい♪笑) この雲さんが迎えに来て飛んでいく姿を立体的に表したものが「雲中供養菩薩像」なのです。菩薩の皆様、?斗雲(きんとうん)のような雲に乗っていらっしゃいますよね? つまり、この雲中供養菩薩像は「正5位上」以上のレベルの方々というわけです。 そして、何よりもすごいのが、この雲中供養菩薩像を彫られた仏師の方が、実際にこの菩薩像が見えていらっしゃった、という事実です。(そうでなければ、ここまでリアルなものは出来ないそうです。)
前回は「このレベル以上の方は雲に乗って移動できるのだそうです」と書くと、あまりに飛んでしまったお話でご理解いただきにくいと思って割愛させていただきました。 でも今回、この雲中供養菩薩像が「まさに、魂が肉体から離れたときに雲がお迎えに来て、その雲に乗っていく姿そのもの」だということで、皆様にもイメージしていただきやすいと思ってご紹介させていただくことにいたしました。
よく、漫画や本、映画などで表現されているSFの世界なども、実は観えている方が上手にそれを表現しているといわれています。
今から1000年近く前に彫られた菩薩像が、私たちにこういったことを教えてくれるツールになるなんて、すごいことだなぁと思いました。
では、雲に乗るとはどういうことなのか、そして雲が来ない場合はどうなのか、ということを次回の記事にてご紹介させていただきたいと思います。
こんなスゴイお話を笑いを交えて教えてくださったよびりん♪さん、本当にありがとうございます。 長い文面にお目通し頂きましてありがとうございます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております