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学習する組織を創りたい!!

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2005/04/07
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 「ファシリテータ養成講座で学んだスキルを、実際の会議で使えないのはどうしてだろう。」
会社の会議で、ファシリテータ養成講座で学んだことを使えないことに無力感を感じていた。
「会議改革」というスローガンを書いた壁紙が、色あせて見えている。

 ピータ・M・センゲ著「最強組織の法則」の第12章、チーム学習の中に
「意見交換」のファシリテーションがのっていた。
自分が理想と考える「会議の場」を創るヒントがありそうな気がする。

 チーム学習は、チームのメンバーが本当に望んでいる成果を生み出すために、
一致協力してチームの能力を伸ばしていくプロセスである。

 チーム学習では、ディスカッションではなく、「意見交換」が重要とされている。
「意見交換」は、複雑で微妙な問題を自由かつ建設的に探求し、
お互いの意見を十分に「聴き」、自分の考えを呈示することによる
特別な対話として紹介されている。

 現状、会社の会議で、意見の衝突が起きた時、参加者が行うことは、
双方を「丸くおさめる」か、徹底的に「意見をぶつける」かである。
これを繰り返しているうちに「本当の意見」を言う人が徐々に少なくなってきた。

 私たちは、恐れやあきらめから、自分を守る「防衛慣例」というやりかたを、
知らず知らずに身に付けてしまっているようだ。
これでは「意見交換」の対話は期待できない。

 「意見交換」では、自分の発言に対しても、固守せず、チームメンバーの前に出し、
それを客観的に見つめ、さらに新しい思案をめぐらすようにすることにより、
チームメンバー間の相乗効果を発生させることが求められている。
本の中では「対話そのものに命が宿りだす対話」として紹介されている。

 熟練したファシリテータがいないと、「防衛慣例」の習性から、
いつのまにか、ディスカッションになってしまう。
意見交換の場でのファシリテータは、対話がディスカッションになったことを指摘し、
意見交換に軌道修正する技量が求められている。

 チーム学習を実践する組織を育てるために、
「意見交換」を可能とする環境を創り出したい。
そのためにも、ファシリテーション技量を身につけていきたいと思っている。





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最終更新日  2005/04/07 07:34:13 PM


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