2011/04/25(月)10:29
現代社会の意外な盲点 【画像有】
ここ数年、電力会社や住宅会社で、キッチン
廻りの電化を勧められたりしませんでしたか?
わたしも、勧められたのですが、ガスに比べて
微妙な火力調節でできないことと、勿論初期投資が
2ケタ後半であることが理由でお断りしました。
キッチンに立つ時には、火力を見ながら鍋から
フライパンに移す作業がありますし、その上で
振ったりしますので、わたしの調理方法に合わない
と感じたからです。
結構激しい調理になったりします。(笑)
IHは卓上のものがありますから、食卓の上で
暖めながら食事する、すなわち鍋料理などでは
重宝するのですが、調理には合ってないと感じます。
確かこのIH、年に一度しか行かないパチンコの
景品でした!(爆!)
実際、レストランや中華料理でIHを使っている
ところは皆無でしょうから。
火力についてですが、わたしの中では、薪>ガス>電力
の順番なんです。
ここに面白い事例があります。
飲食店に詳しい方や嗅覚に敏感な方は解ると思いますが、
特に開店したばかりの時間に入店すると、独特な匂いが
しませんか?
特に油モノを出すお店など、わたしは感じるのですが、
一部火力を「炭」にしたお店があるんです。
焼き物、特に地鶏の炭火焼や、焼き魚には、やはり独特な
炭の香りが合うのですが、光熱費の削減にもなると
言うことでガスから変えたのです。
その2次効果として、飲食店特有の匂いが消えました。
炭は一酸化炭素中毒の問題はありますし、ガスでも同様に
火災などのリスクはあります。
しかし、今回の震災でオール電化もリスクがあることが
判明しました。
動力や火力など、エネルギーを使った社会的行為は、リスク
分散のために多様化が必要であることです。
原子力発電のリスクが表面化し、これまで強力に推進した
電力会社は、まったくCMをしなくなりました。
そして、ご存知のように福島第一原発などの停止により
首都圏は計画停電になりました。
電気がなければ、原始的生活に戻ってしまいます。
オール電化なら調理も出来ない。
ガスが使えるならまだいい方でしょう。
ガス暖房機があれば尚更でしょう。
わたしのところには「七輪」があります。(笑)
とっても原始的ではありますが、こういった危機状態の時には
有効なツールとして考えてます。
アウトドア的なのかアナログ的なのか、感じ方は様々でしょうが、
エマージェンシィーには原始的な「七輪」も大きく役立つ
ものと思います。
調理、給湯、暖房、そして小さなゴミの焼却・・・
見直してみませんか?
「炭」や「薪」などね!