日産の憂鬱
新型スカイラインのカタログを入手しましたが、なんとインフィニティのエンブレムが付いてます(-_-;)
いつの間にか伝統のSマークも消滅し、グランツーリスモからグランドサルーンにシフトしてますね。
昭和63年に日産ディーラーに入社した時は、不評だったR31の時代でしたが、一定のブランドを維持してましたしR32で若者のハートを再び射止めました。
ツーリングクラブを主催し、福岡エリアと合同での阿蘇へ企画した時は50台以上集まり圧巻だったことを懐かしく思います。
部品メーカーに転職した時はR33になっており、その頃日産の社長も交代してましたが、昔の悪い癖で性能やコストなどに傾注したクルマ作りに違和感を覚えてました。
今回のスカイラインも主要な販売先であるアメリカをターゲットにブラッシュアップしたものでしょうが、わたしが部品メーカー時代に担当したクルマもアメリカ向けには好評でしたがDOM(国内向け)には不評でした。
最近の日産は、効率を求め過ぎる余りマーケティングが疎かになっている気がします。
確かに中古になると人気が出る車種もあり、先見性はあるかもしれませんが「売れてナンボ」です。
技術は素晴らしいので、後はマーケティングをしっかりして貰いたいですね。