2010/03/11(木)11:00
昔住んでいた伊豆下田白浜へ(旅行記その4)
夕方、玄関前のポストにある温度計はー12℃で、冬本番にといった感がある。
このところ毎日少しづつだが、雪が降っているので、完全に根雪となった。
12/2に引き続き旅行記その4。
今から14年前の平成3年3月まで約5年間住んでいた、伊豆下田白浜(白浜大浜海岸が眼下に見える場所にたっていた)へ6年ぶり(11/13)に行ってきた。
今回で3度目になるのだが、今から9年前の平成8年が最初だった。
近くに知り合いのペンションがあるので、そこのオーナーさんと一緒に当時住んでいたペンションを見に行った。
平成3年当時は、まだバブルの名残があったので、ある企業が保養所として買い(屋号も変更されていない)その後、その会社の管理人が几帳面だったようで、かなり綺麗にされていたから、自分のペンションではもうないのに少し嬉しかった。
2度目は平成11年だった。
この時も以前と同じ近くのオーナーさんと一緒に見に行ったのだが、もう誰も住んでいなかった。(半年前までいたとのことだったからかなり雑草が生えていた。)
少しシビアな話だが、
「買った企業の金銭問題で、差し押さえられたらしい」とオーナーさんが言っていた。
あれだけ綺麗にされていたのに、人が住まなくなったとたんに、荒れてしまい少し残念な思いをした。
外から撮ったダイニングルーム
それから6年がたち、
うちの上さんが、
「その後どうなっているか見てみたい」と急に言ったから、行くことにした。
建物は思ったより綺麗な状態で未だに残っているのだが、やはり、誰も住んでいなかった。
どういうわけか、花壇の雑草は綺麗に刈り取られていた。
そして、昭和63年の白浜オープン時に例のオーナーさんからいただいた、フェニックスが花壇の真ん中で元気に育っていた。
あれから、15年になるが、未だにバブルの後始末ができていない状況は、その根深さをあらためて考えさせられた今回の訪問だった。
TBSテレビ「噂の東京マガジン」で、夏になると、水着シリーズの“やってTRY!”がこの白浜大浜海岸でよく収録されるが、その時、たまにペンションが映ることがあり、その都度「まだ建っている~」と懐かしんでいる。
【断崖上に見える三角屋根の建物がそうである】
久々に行った伊豆は、それなりに綺麗ではあったが、
「観光客は多く、道路が異常に狭い」ので、
現在、ほとんど人がいない道東に住んでいるワタクシには、少しつらかった。