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カテゴリ:岩手県
22日(日)に出勤した関係で、27日は振休を取っておりました。 そのつもりいたんですが、その後、会議が入っていたのですが、 「申し訳ありません」っつって、予定とおりに休ませていただきました。 だってさ、前もって計画していた・・・ 宿も計画していたのでね。 実は、来週の連休もお出掛けの予定が入っております。 そちらは、娘として温泉1泊計画でございますよ。 その計画に先立ちまして、今回は、おじいさんおばあさんも温泉に連れだそうというものです。 ま、本当は夫婦二人で計画を立て始めてたんですが、 思いの外、お安い企画が取れまして、この値段ならおじいさんたちをプラスしても・・・ね ってなことになりまして、親子4人旅に変更になったのでした。 そんな段取りをしておりましたら、「連れて行ってもらうのはいいんだげっとさ・・・」とおばあさん。 なんだろうと思っておりますと、28日は敬老会に出席するらしいですな。 敬老会は11時からだというので、うん大丈夫、高速使えば2時間掛からず帰ってこれるから。 2時間掛からずとはいうものの、明日は朝食を取ったら、まっすぐ帰宅になるので、 見て回る場所は、今日中に詰め込むことになります。 なので、朝はゆっくりスタートなんて言ってられません(笑)。 家を出まして、まずは車中で行き先の前振りを・・・ 俺「おじいさん、70年前のアイオン・カスリン台風って覚えでる?」 おじい「あー、あの時はさ、弟子に入ってだどぎで、◯◯(集落名)にいだんだ」 おじい「中田町の方からな、水来てさ・・・。登米町は大したことながったけどな」 俺「今日は、そのどぎのいろいろな資料展示してっとごさ、ちぇでいんから」 (すみません、だいぶ訛っております。ごかんべんください) しばらく北の方には連れて行ってなかったので、 花泉のバイパスなんかも「こご、ほれ、こいなぐなったんだよ」って教えながら走ります。 しかし、話は「なんだべ、こごも田んぼさ、まだ残ってんなや!」が中心に。 これが、ずっとどごまで行っても、その話題で「ほれ、こごもだ」って。 ま、今年の稲刈りの遅れは、非農家のうちらから見ても、あららということですね。 ・・・・・・ そんでもって、1件めの見学地に到着。 一関の「あいぽーと」でございます。 「どちらからですか?」というので、お隣の登米市ですって答えます。 花泉も一関市になり、登米市はお隣の市になりましたもの。 そうそう、退職されたA課長、自宅から数百メートルで花泉なので、 一関で選挙があると、多少うるさいとか言ってました。 でもそれって、花泉町のときもそうだったんでしょうね。たぶん。 そんなことはどうでもいい(失礼)ですが、 話の途中から、館長さんっぽい方が割って入ってきまして、 もはや、ウチの家族の専属ガイドで案内していただきました。 70年前の磐井川氾濫で、北上川を30キロ下流まで流された方の記事など、 おじいさんおばあさんも興味深く聞いておりましたよ。 ウチのも、職場が北上川堤防の近くで、避難を想定した職員会議をしたばかりということで、 真剣に話を聞いておりました。 こういう体験を語り継いで、防災に活かすことが大事ですよね。 歴史が嫌いっていう人が多いですけど、 過去に学ぶってのは、命を守るって意味で大変重要なことだと考えます。(誰ですか) んで、その北上川を流され、中田町上沼で救助された方の体験をもとに 紙芝居が作られ、大きくしたものを展示しております。 怖かっただろうな、悲しかっただろうな、よく助かったなって、何度見ても泣きそうになります。 あ、俺は2回めの訪問です。 こちらのオススメポイントは、なんといっても『無料』ってところですね。 (「あー、やっぱりな」とか言わないの) それから、今回、頼んでもいないガイドをしてもらった関係で、 いろいろな情報を得ることができました。 3階の展望室から西側を見ますと、東北新幹線が走っておるんですが、 田んぼの中の架橋上を走ってるんですね。 その長さ鉄道橋では、なんと日本一だとか! 3800メートル超あるだとか。 北上川橋梁と名付けられていますけど、 北上川と磐井川、その間にある遊水地に架かる橋なんです。 また一つお勉強になりました(ウンチクが増えました)。 そんなこんなで、予定では30分くらいで飽きるのではないかと思っていたのですが、 1時間以上見ておりましたよ。 どういうわけか、写真を撮らないでしまいました。 周辺では、産業まつりっぽいイベントの段取りがされておりましたし、 芋の子会なるチラシ・のぼりも出ておりました。 宮城でいう「芋煮会」は岩手県南では「芋のこ会」というでソワール。 さて、次なる訪問先は?
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最終更新日
2017年11月12日 10時00分10秒
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