『ライセンス・トゥ・ウェディング』 (2007) / アメリカ
監督 : ケン・クワピス 出演 : ロビン・ウィリアムズ 、 マンディー・ムーア 、 ジョン・クラシンスキー 、 エリック・クリスチャン・オルセン 、 クリスティーン・テイラー 、 ジョシュ・フリッター<Story>婚約したてのベン(ジョン・クラシンスキー)とフィアンセのサディー(マンディー・ムーア)は、彼女のファミリーチャーチで伝統的な結婚式を挙げることを夢見ていた。ところがそこにはひとつ大きな問題が。肝心の聖オーガスティン教会は、2年先までの挙式の予定がびっしり埋まっていて、他の教会もほぼ全滅。かろうじて空いていたのは3週間後の1日だけ。しかもそこのフランク牧師(ロビン・ウィリアムズ)は、教会が定めるとても簡単な結婚準備のためのセミナーを、二人が受講しクリアしない限り、絶対に式を挙げてくれないというのだ。やむを得ず二人は受講をすることにするのだが…。ライセンス・トゥ・ウェディング - goo 映画<感想>公式サイトもなく、あんまり宣伝もせず、パンフレットやチラシもなく、ひっそりと上映されてるみたいです。でもレビュー読むとよさそうなので、ポイントも貯まっていることだし、観に行ってきました。近々終わるようですから・・・これは、結婚に際して、聖オーガスティン教会で式を挙げたいカップルに課す試験なんですって。その発想が面白い。離婚率50%のアメリカならではですね。初めはラブラブ、でも、時が経つにつれて、「どうして?」「何で分かってくれないの??」という、心のすれ違いがたくさん生まれてきます。離婚だって元を質せば、どうでもいいことの積み重ねが爆発して・・・ みたいな感じだと思うんです。この試験は、結婚前のカップルにそうした試練を与えることで、結婚生活を維持する上でお互いにとってどんなことが必要なのかを、あらかじめ教えてくれているんじゃないかな。新婦の親戚の前で、本当はお互いにどう思っているのか言わせたり、目隠しをして運転させ、ナビは新郎にさせたり(!)、あわや婚約解消か!? みたいな難題? ばかりが押し付けられます。(C)2007 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. -U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA [c]2007 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED -ALL OTHER TERRITORIES. All Rights Reserved お互いの心が本当は何をしてもらいたがっているのか、それをつかむまで、試験は続きます。そしてそれに合格しないと、聖オーガスティン教会で挙式はできません・・・なかなか、シビアでしょ?それにしても・・・"Never to Fart"??永遠に一緒かよ?? なんて、リングの内側に彫れるくらいのユーモア、欲しいですよね・・・ ♪「私はね」「オレはこれしかしないんだ」っていう、我の張り合いが分かってくるにつれて、だんだんと難しくなっていく・・・それを結婚前に体験できるって、ある意味幸せなことかもしれません。事後承諾ばかり夫に求めたり、妻に対しても、自分の価値観を変えたがらなかったりすると。。。かなり、先に行けば行くほど、厄介になってくるからねー。なので、こういうことをしたほうがいいんじゃないか? なんて、妙にうなずけたりしてます(笑これがほんの少ししか上映されなくって、もう終わってしまうのは残念ですね。DVDで楽しんでください!!探したら公式サイトありました! でも英語です^^;よかったらどうぞ♪******************************今日の評価 : ★★★☆(いろんなことを考えさせられる映画でした。でも、エンドロールまでもが可愛くて楽しくて・・・ という感じ。 結婚している人はカップルでどうぞ^^そうじゃない人も、ぜひぜひどうぞ^^)