『ティンカー・ベル』 (2008) / アメリカ
原題: TINKER BELL監督 : ブラッドリー・レイモンド 製作総指揮 : ジョン・ラセター 声の出演 : メイ・ホイットマン 、 ルーシー・リュー 、 アンジェリカ・ヒューストン 試写会場 : ウォルト・ディズニー試写室公式サイトはこちら。<Story>ネバーランドにある妖精の谷“ピクシー・ホロウ”。春が来て、花が開き、鳥のヒナが初めて飛び立つ…そんな自然界に起こる素晴らしい出来事は、実はすべて特別な才能を持った妖精たちの仕事。そこにまた一人、かわいい妖精が誕生した。名前は、ティンカー・ベル。自分がどんな才能を持って生まれてきたのか、まだ彼女は知らない。そして、人間の世界の運命が、やがて自分の小さな手に委ねられることも…。ティンカー・ベル - goo 映画<感想>anemoさんの、レビュアー試写会に当選しました。ディズニー試写室ということで、さぞかしかわいいんだろうな、試写室の写真撮りたいな~と思っていたら、「当日はカバンの検査をします」ということだったんで、デジカメは持っていかない方がいいかなと思って遠慮しましたが・・・。 何と検査はなし。みなさん好きなように写真撮ってました。これならカメラ持ってくればよかったよ~。携帯から撮影だと、メールでPCに送らないといけないからパケ代すごいので、1枚だけ。ウォルト・ディズニー試写室 posted by (C)rose_chocolat受付で、ウォーリーくんがお出迎えです。その他、ディズニー&ピクサー関係のポスターや、無料のティンカーベルのプリクラ(→ 人気でしたよ)、そしてあんまり似てないジョニデの等身大フィギュア(目が優しすぎ・・・ って友人は言ってたw)などなど、試写室のロビーにはいろんなものが置いてありました。機会がありましたらご覧になって下さい。ティンカー・ベル posted by (C)rose_chocolatこの日はプレスシート&前売り券の特典である携帯ストラップをいただきました。プレスシートは、いただいて一番うれしいものですね。ストラップは、クリーナーがついているようで、ちょうど今取り換えようかなと思っていたので早速使います。鑑賞の層はほとんどが若い女性。男性は1~2名です。並んでいると、同行の友人とはまた別のお友達とも偶然お会いしたりで、じゃあみんなで観ましょ。。。 と、なかなか楽しめました。もちろんディズニーは知っている、ディズニーランドも行く、ミッキー&ミニー、ドナルド大好き^^ピーターパンやティンカー・ベルも知ってる。でも、ティンカー・ベルがどうやって生まれたとか、どんな逸話があるのか、そういうことって意外と知られていないような気がしますね。絵本で読んで、その時で終わってしまい、大人になってからじっくりと復習してなかったような気がしました。そういう細かいいきさつ、エピソード、そういったものが、美しい映像と音楽に乗って、映画になっています。(c)DisneyEnterprises,Inc.Allrights reserved"tinker"を辞書で引いてみました。名詞で「鋳掛け屋」、動詞で「鋳掛けをする」、"tinker at~"で、「不細工に修繕する、いじくる」とあります。ティンカー・ベル、彼女はすなわち、物を作ることに才能があるのです。あんな可愛らしい外見からは想像もつかなかったですよね。(c)DisneyEnterprises,Inc.Allrights reserved自分はこんなところにいてもいいのか。他にやりたいことがあるのに、どうしてこんなことしないといけないのか。私の仕事なんて意味がない、こんなちっぽけな自分は嫌。毎日生きていると、華々しくスポットライトを浴びることばかりに目が行ってしまって、そうではない、地道なことが、何だかつまらなくなってくる瞬間があります。"Be proud of your talent!"素晴らしい言葉です。どうしてそこに自分がいなくてはいけないのか、それには必ず意味がある。意味のないことなんて何1つとしてない。その自分のポジションで精一杯生きる、それでこそ真価が発揮できる。現代人が見失いがちなことです。今は特に既得感が価値を持ちすぎている時代で、「持てる者」「持たざる者」の格差が広がっています。そんな時代だからこそ、どうか自分の価値を見出してほしい、そんなメッセージを感じました。単に、アニメでしょ? ディズニーでしょ?お子様向けでしょ?? って思わない方がいいですよ。なかなか、含蓄ある映画です。毎回ディズニー映画ではアニメーションの美しさには感嘆させられますが、今回もさすがの出来です。人物の細かい表情なんかはお見事。そして音楽も流れるように。このあたりは真骨頂ですよね。改めて感じたことは、英語の美しさです。字幕はありましたが、これはなくても余裕で聞き取れます。リスニングにはいい教材ですね。声優に、意外な大物さんがいるので、ここも見どころですね。既に、第4作まで製作が決定しているらしく・・・。 次回作の宣伝も最後に少しありました。さらなるティンカー・ベルの世界が味わえそうです。どうかこのクオリティを損なわずに、作って行っていただきたいものです。12月23日公開ですので、お正月映画ですが、家族で、友人で、デートで、オールマイティにお勧めできます。**********************************今日の評価 : ★★★★