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テーマ:映画館で観た映画(8347)
カテゴリ:洋画(ま行)
原題: CALLAS E ONASSIS
監督 : ジョルジョ・カピターニ 出演 : ルイーザ・ラニエリ 、 ジェラール・ダルモン 、 アウグスト・ズッキ 、 シドニー・ローム 、 セレナ・アウティエリ 、 ロベルト・アルバレス 鑑賞劇場 : 109シネマズ川崎 公式サイトはこちら。 <Story> マリア・カラス(ルイーザ・ラニエリ)は無名時代にオーディションで自分にチャンスをくれた実業家(アウグスト・ズッキ)と結婚し、オペラ歌手としてのキャリアを積み上げていた。 名声を得たマリアだが、そのためには母になることもあきらめるなど犠牲が伴った。 そんな中、マリアはギリシャの海運王オナシス(ジェラール・ダルモン)に、夫と共にクルーズに招待される。 オナシスは妻子がいたが、旅の途中でマリアに求愛。 最初はそれを拒んだマリアも、やがてそれを受けて夫を棄てる決心をするが…。 マリア・カラス 最後の恋 - goo 映画 <感想> 考えてみればこの日から公開だったんですね、この映画。 初日からシネコンで拡大してくれるのは非常に嬉しい限り・・・ ポイントもつきますし^^ 座席には余裕がありましたが、本当に映画が好きな人が観に来ていたという雰囲気もよかったです。 マリア・カラスご本人がそもそもキャラクターとしては強烈なだけに、 この役を演じるのは勇気がいったことと思います。 ルイーザは、ご本人よりはちょっと甘い感じのカラスでした。
数年前に公開された、『永遠のマリア・カラス』を見逃しただけに、これは観たいなあと思っておりました。 大物2人の男女の激しい恋。。。 スケールが違います。 オナシスの前妻が言った言葉、 「頂点を極めることに夢中になる男」、 仕事でも恋でもそれは同じことだったのでしょう。 時代をときめく歌姫カラスをわが手に収めた達成感と引き換えに味わう、 前妻サイドからの仕事の妨害。 そこから新しい活路を見出すために始まった、後に妻となるジャクリーン・ケネディとの出会いもまた、彼の支配欲をくすぐるには十分だった。 カラスが求めていたありきたりな幸せは手に入らない。 ありきたりでいい女と、のし上がりたい男と、 男と女のもっとも矛盾した部分が激突する様を見た。 実話なだけに切ないですね。
今日の評価 : ★★☆ (実話、しかもあのカラス役ですから、かなりなプレッシャーだったんじゃないかと。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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