2008/03/29(土)08:02
『魔法にかけられて』 (2007) / アメリカ
原題: ENCHANTED
監督 : ケヴィン・リマ
脚本 : ビル・ケリー
音楽 : アラン・メンケン
出演 : エイミー・アダムス 、 パトリック・デンプシー 、 ジェームズ・マースデン 、 スーザン・サランドン 、 レイチェル・コヴィー
鑑賞劇場 : 109シネマズMM横浜
公式サイトはこちら。
<STORY>
アンダレーシアで動物たちと暮らす美しい姫、ジゼル(エイミー・アダムス)は、運命の人と出会い、結婚する事を夢見ていた。
ある日、怪物に襲われたジゼルは、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)に助けられる。
お互い一目惚れし、出会ったばかりにも関わらず、完璧なデュエットを披露し、翌日結婚する約束をする。
しかし、王子の結婚を喜ばない継母のナレッサ女王(スーザン・サランドン)は、魔女を送り込み、ジゼルを井戸に突き落とす。
なんと、その井戸は、現代のニューヨークに繋がっていた!
魔法にかけられて - goo 映画
<感想>
やっと、観に行けました。これは観たかった。
ディズニーが実写版の映画。
宣伝のアニメと、実際の登場人物がそっくりでカワイイ! って思っていたので、大いに期待して観に行きました。
初めはアニメ、そして女王の呪いから現代のNYへとスリップする場面から実写版に変わります。
とにかく、プリンセスのエイミー・アダムスが可愛いのよ。
ディズニーアニメではお約束の「お姫様のしぐさ」、あれをそのまんまNYでしています。
お城のディスプレイに向かって、「誰か!!」と真面目に叫んでいる姿なんか笑えますね。
本当に純粋にお城の世界の住人で、絶対にエドワード王子が迎えに来てくれると信じているジゼル。
彼女のあまりにも浮世離れした発言に、関わる人々は引きますが(笑)、
そのピュアな美しさに魅力があることを見抜くロバート・フィリップ(パトリック・デンプシー)。
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もう、その天然ぶりがいいのよね。あまりにも、理想の世界が実現しそうな感じが。
それは現代人は忘れてしまった感覚なのかもしれません。
慣れないNY暮らし、早くアンダレーシアに帰って、エドワードと結婚するはずが、
帰ろうとすると、無性にこの街を離れるのが辛くなっている・・・
おとぎ話の、幸せ♪幸せ♪Happy♪ な世界だけでは、人は生きていけなくて、
それよりももっと、心のふれあいを求めているのがわかります。
それに気がついてしまったジゼル。
白いドレスを脱ぎ捨てて、だんだん服が変わっていく。
もちろん、ディズニーっぽい可愛らしさはあるのですが、
最後の舞踏会のシーンでは、しっかりとした意思を持った、大人の女性らしいすっきりとした雰囲気が素敵でした。
"True Love's Kiss・・・・"
いいですよね~。女性はいくつになってもそういうのが好きなのです(笑
ラストシーンでは、
「え?? あなたたち、それでいいのかー??」
という展開があるのですが、
まあまあそれはそれで、おとぎ話的な めでたしめでたしで考えればいいんじゃないかなと。
とりあえず自分は楽しかったです。
エイミー・アダムスって何と! 33歳なんだそうですね。
スクリーンにアップになると、ビミョーに目尻のしわが映ってしまっていまして(汗
でもとっても可愛らしいし素敵です。
お姫様役最高でした。
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今日の評価 : ★★★★☆