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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:邦画(は行・ま行)
監督 : 井口奈己 出演 : 永作博美 、 松山ケンイチ 、 蒼井優 、 忍成修吾 、 あがた森魚 、 温水洋一 、 桂春團治 鑑賞劇場 : シネセゾン渋谷 公式サイトはこちら。 <Story> 美術学校に通う19歳の磯貝みるめ(松山ケンイチ)は、新任のリトグラフの講師ユリ(永作博美)に絵のモデルを頼まれる。アトリエに連れて行かれ、されるがままにするすると服を脱がされてしまう。 以来、20歳年上のユリにすっかり骨抜きにされて2人で過ごす濃密な時間にのめり込むが、 ある日、夫(あがた森魚)がいることをさらりと告げられ愕然とする。 突然現れた年上の女に振り回されて一喜一憂するみるめを同級生のえんちゃん(蒼井優)は複雑な思いで見つめていた。 人のセックスを笑うな - goo 映画 <感想> 話題のこの映画、いよいよ今週までらしく、 なかなか予定が合わなくて観に行けなかったのですが、それならと、行って来ました。 もし仕事始まっちゃったらまた平日が出にくくなるからね・・・。 まず、永作さんのキャラが生きてますね。 彼女の持つ天真爛漫さと小悪魔さをミックスしたようなユリ。 ある程度年齢がいっててこの感覚を演じられるのは彼女しかいないというか、まさにピッタリです。 あんまり先のことは考えなくて、1つのことにも囚われなくて。 きっとユリの結婚観とか恋愛観もそうなんだろうね。 最近は20歳女性が年上のカップルでも珍しくないから ^^; 価値観が合ってしまえば年齢差ってそう問題にはならないもんです。
みるめはユリに夢中になるけど、彼女が既婚者ってことがわかって、 意識的に逢わないようにする。 でもやっぱり気持ちは抑えきれず・・・。 みるめがグルグル巻きにした携帯に何度も何度も電話をかけてきたのは、 ユリなのだろうか。 そうだとしたら彼女は彼女なりに、この付き合い方を考えていることになる。 けど、あまりそういったことを感じさせる場面がなかったですね。 対照的にとってもわかりやすかったのは、蒼井優演じる「えんちゃん」。 みるめのことが好きで好きで、でもどうしようもなくて、だけどそんな彼を応援しちゃったりもする。 「みぃ~~~るぅ~~~めぇ~~~!!」 って叫ぶ優ちゃんかわいかった~。 どことなく投げやりなキャラも楽しかったし、ファッションも可愛かったです。 存在感としてはやはり圧倒的に優ちゃんに軍配かな。彼女は天才です。。。
ラストはそれぞれの結末ですが、 「会えないからってそれで終わりというわけではない」 というセリフに、彼らの現在進行形の愛の形を見ることができます。 今どき、なのかなあ。いわゆる不倫なわけですよね(笑 でも、昔から変わらない恋っていうのもあるし。 それがぽわんぽわんと、ふわりふわりと浮かんでいるような映画でした。 ・・・にしても温水さん、それってちょっと・・・ 爆 ありえません^^;、 という場面もあってね。面白かった(笑
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