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rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2008.07.19
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監督・脚本 : タナダユキ

出演 : 蒼井優 、 森山未來 、 ピエール瀧 、 竹財輝之助 、 齋藤隆成


公式サイトはこちら。



<Story>


短大を卒業後、フリーターをしている鈴子(蒼井優)は、バイト仲間からルームシェアを持ちかけられて実家を出る事にした。
しかしひょんな事から事件に巻き込まれ、警察沙汰に。
前科者になってしまった鈴子は、「百万円貯まったら出ていきます」と家族に宣言し、バイト掛け持ちで懸命に働く。

やがて実家を出た鈴子は、とある海辺の町にたどり着く。
海の家で働き始めるが、貯金が百万円貯まると、あっさり次の土地を目指して旅立つのだった…。


百万円と苦虫女 - goo 映画
百万円と苦虫女 - goo 映画





<感想>

珍しく公開初日なんかに行ってしまいました^^
この日は、夏休み映画の目玉のこれが公開だったもんで、ロビーはそのお客さんたちでいっぱい・・・。 
なんですが、この映画も9割方入ってました。なかなかの健闘。
優ちゃん効果ですね。


蒼井優ちゃんの映画を観るたびにいつも思うんですが、
雰囲気や演技で「もう1度観てみたい」と思わせる女優です。
肩に力が入らず、気負いも感じさせず、それでいて役に溶け込んでいる。「才能」です。
この映画もそんな感じでした。


タナダユキ作品は、『赤い文化住宅の初子』に続く鑑賞です。
『・・・初子』もそうだったんですが、今回も「お金」にまつわる話で、しかも彼女の作品のそれはあんまり景気がよくないというか(苦笑)、「金の切れ目は縁の切れ目」みたいなところがあるわけです。
期せずして前科者になってしまった鈴子。
家族はバラバラ、自分はもう実家のコミュニティでは受け入れてもらえないという疎外感から、敢えて他者との接点を持たずに生きる・・・。
百万円貯まると次の居場所を求めるというのも、見方によっては、
百万円がその土地や人々との手切れ金みたいな感覚なんでしょうか。





百万円と苦虫女 1
(c)2008『百万円と苦虫女』製作委員会






そこに生きていく限り、自分は関係ないし関係を持ちたくないと思っていても、
それが自分にとっていい関係でも煩わしかったりする関係でも、
何がしかの人との関わりは必ずできる。
自分はどうでもいいと思っていても相手にとってはそうじゃないこともある。

海で鈴子に好意を持った若者と鈴子との関係もそうだし、
「都会と田舎のギャップ」という形で不満をぶちまけていた、桃の村民の言葉も鋭かったですね。
自分はこれでいい、しかし相手にとっては利用されるだけじゃないかっていう一方通行のコミュニケーションへの不満です。
鈴子の言い分を一切聞かずに交際申し込む男や、桃娘を押し付けようとした村側だって一方通行なんですよね。





百万円と苦虫女 2
(c)2008『百万円と苦虫女』製作委員会






そして初めてつながりたいと思えた中島くん。 ですがこれも一筋縄でいかないところがね(笑
中島くんも鈴子もどっちも不器用で言葉足らずで、そこはやっぱり「若さゆえ」なんだろうなと感じます。
お互いに、言えばいい所をしっかりと言わない、伝えない、
もういいか!? ってあっさりと踏み込まないところが、今の気質をよく表していると思います。


そしてラストなんかはタナダユキっぽいなと・・・。 あえてはっきりとしない。 でも現実だっていつも白黒つくわけじゃないし、うやむやに終わることだって多いからね。
それでも、「終わりにすることで、逃げない」という選択をした鈴子は、1歩前に進むことができたんじゃないかと思いました。
弟くんの壮絶な叫び・・・ これもいろいろ考えさせられたし、家族が前に歩いて行こうとしていることが鈴子の励みになって、彼女がこれからの人生を送って行くんじゃないかと感じました。





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今日の評価 : ★★★★




  

  

  













Last updated  2008.07.21 08:57:43
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