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2008.07.26
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カテゴリ:洋画(は行)

原題: MON MEILLEUR AMI/MY BEST FRIEND

監督・脚本 : パトリス・ルコント

出演 : ダニエル・オートゥイユ 、 ダニー・ブーン 、 ジュリー・ガイエ


鑑賞劇場 : ル・シネマ


公式サイトはこちら。




<Story>



フランソワ(ダニエル・オートゥイユ)は、自分の誕生日のディナーに集まった全員から「お前の葬式には誰も来ない」と言われ、ショックを受ける。
そして反論するうちに、「10日以内に親友を連れてくる」という賭けをする事に。
早速、友人たちにコンタクトを取るフランソワだが、そこで誰も彼を親友だとは思っていない事を思い知る。

そんな時、タクシー運転手ブリュノ(ダニー・ブーン)の親しみやすさを目にしたフランソワは、彼に人と仲良くなるコツを学ぶ事にするが…。


ぼくの大切なともだち - goo 映画
ぼくの大切なともだち - goo 映画





<感想>

まもなく終了してしまうんですが前売りだけは買ってあって、慌てて観に行きました^^
ダニエル・オートゥイユですもんね~。
昨年観た、『そして、デブノーの森へ』が、う~ん・・・な感じだっただけに、ちょっとヒューマンっぽいこの予告に期待して。



ここに出てくるフランソワは、骨董屋という商売柄もあるんでしょうか、「金で買えないものはない」という方針。
どっかの誰かさんからも聞いたセリフですが^^;
人の心もお金で簡単に買ってしまいます。
それが相手に分からないうちはいいのかもしれませんが、少し付き合うとそういうことだって薄々見えてくるだけに、
周りの人間、そして実の娘でさえ、見放されているという気の毒なお方です。


そしてフランソワが、友達を作る天才だと見抜いて、友達の作り方を教わるブリュノ。
彼はクイズが大好きで、その知識を元に、自分のタクシーのお客はおろか通りすがりの人間とまで親しくなる天才。
ですが・・・。 「誰とでも仲良くなれる」の裏返しは、「誰とも仲良くなれない」ということなんですね。





ぼくの大切なともだち
(C) 2006.FIDELITE FILMS-WILD BUNCH-TF1 FILMS PRODUCTIONS-LUCKYRED./WISEPOLICY





でもやっぱり友達がいないっていうのは淋しいことですよね。
そして「友達の作り方」なんていう講演会を聴きに行かないと友達ができないって・・・。 そういうことって理論理屈ではないんですから(笑
フランソワは今までたぶん、「空気を読む」ことができなかったんじゃないかな。
空気を読む、すなわち、人の心を分かってあげるってことです。
フランソワの周囲にいた人間は、恐らく彼と親しくなりたいという気持ちはあったのかもしれないけど、周囲をわかってあげなかった時の彼とはビジネスライクでしか付き合えないと考えていたのでしょう。


ブリュノもまた、自分の辛い過去から自分を守るために、あんなにクイズの知識で自分を守っていたのかもしれませんね。
どことなく、初対面の人と話している時の彼の早口な感じ、その人の心をつかもうと必死なのがわかります。
信じていたフランソワに裏切られて、でも土壇場で救われた彼。
しばらく冷却期間を置いて、本当に自分を必要としてくれる人の存在に気がついたわけです。




ぼくの大切なともだち 2
(C) 2006.FIDELITE FILMS-WILD BUNCH-TF1 FILMS PRODUCTIONS-LUCKYRED./WISEPOLICY





しかしすごく鋭い質問だと思います。

「あなたに、友達と呼べる人はいますか? 何人いますか?」

これって特に男性は言葉に詰まる質問だと思います。
仕事仕事・・・ って仕事だけにかまけててもとても友人なんてできないし、
例えば、休日に趣味のサークルかなんかに入ってそこで顔見知りになったとしても、
果たしてその人が心の底から自分を信頼してくれたり、相手が自分を友達だと思ってくれるかどうかっていうのは、また全然別の話ですから。
自分は友人だと思っていても、相手はそうは思ってないこともあるし。
難しいですね。


女性は、学生時代の友人、仕事の同僚、ママ友、などと、地域社会とか自分の周辺でコミュニティがある分、男性に比べて比較的友人を作りやすい環境にはあります。
ですけど、これも男性同様、本当にその相手が友達と言える?? って、考える場面も多くないですか?
例えば自分の環境と相手の環境を比較して嫉妬してみたり・・・。 そんな些細なことから女性の友情っていとも簡単に壊れますもんね(苦笑




それにしても、クイズ番組・・・。  あれってもろ、音楽までもパクリですよね!?
ルコント監督もあの番組のファンだったんでしょうか(笑
エンドクレジット、どこかにフジテレビのマークがないかと必死に探しましたけどなかった(爆
司会者まで日焼けした人を選ぶなんて^^;
あの番組が終了してだいぶ経ちますが、あの雰囲気、最後の問題で失敗すれば賞金が一気に20分の1(→ 大元の番組は10分の1でしたが^^;)に減ってしまったり、ライフラインが3つ、それもまったく同じなんて(笑
そこからおちが読めるのも微笑ましいですけど~
館内、爆笑でした^^;





**********************************




今日の評価 : ★★★★




   

  













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Last updated  2008.07.27 15:36:37
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パトリス・ルコント   たなぽん99 さん
この監督好きで、気になってた作品なんですけど、
こっちの方ではやっぱりやらなかったですね~。
チラシのデザインも素敵でしたよね、これ。

友だちの定義って難しいですよね。
女性の場合、結婚、出産などで付き合い方が変わってくるし。
環境に嫉妬っていうのも女性ならではですよね(笑) (2008.07.27 16:39:09)

たなぽんさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

こっちの方でやらなかったんで、遠征になっちゃったよー(笑
でも観に行く価値はあると思います!!
チラシ、可愛かったし、Tシャツもすごく素敵でした。
(2008.07.27 16:53:37)

Re:『ぼくの大切なともだち』 (2006) / フランス(07/26)   びー。 さん
「お前の葬式には誰も来ない」と言われ、ショックを受ける

↑これは冗談でも、私も言われたらショックだろうなぁ…
私の場合、過去に初めて手術をして入院生活をした時に、それまで「友達」と思っていた人達のそれぞれの“距離感”のようなものを知り、「こんなに心配してくれたのか」と感動したり「この程度の付き合いだったのか」とショックを受けたことが(苦笑)。

rose_chocolatさんが後半に書いてある“男性と女性の友達”の件、大きく頷いてしまいました。特に女同士は些細なことで…という所。数年前どうやら嫉妬がモトで“壊れた”っぽい経験ありなので(汗)。 (2008.07.28 12:57:18)

痛そう・・・   マリーmypink さん
こんにちは~~。

コレはあらすじ知って、気になってましたが上映なく・・。
“痛い映画”って、観てるこちらも心が痛くなっちゃうんですが・・・やはり気になる作品です。
パクリのクイズ番組、アレなんですね~?(爆)
○○イナル○○サー? (2008.07.28 17:27:32)

びー。さん   rose_chocolat さん
こんばんは~

>「お前の葬式には誰も来ない」
>↑これは冗談でも、私も言われたらショックだろうなぁ…

そうですよね。。。 普通は言いません。
 
>私の場合、過去に初めて手術をして入院生活をした時に、それまで「友達」と思っていた人達のそれぞれの“距離感”のようなものを知り、「こんなに心配してくれたのか」と感動したり「この程度の付き合いだったのか」とショックを受けたことが(苦笑)。

そう言えば、いざという時の友達が本当の友達、ということわざがありました。
自分と他人との友情に対する温度差って、見せられてしまうと凹むことないですか??

>数年前どうやら嫉妬がモトで“壊れた”っぽい経験ありなので(汗)。
-----
結局、隣の芝生は青く見えちゃうんでしょうね。実際に近くで見るとそうでもないのに^^;
嫉妬心と付き合うのは難しいですが、それを人に感じさせてしまったら自分が悲しいと思うんですけどね・・・。
(2008.07.28 20:42:03)

マリーmypinkさん   rose_chocolat さん
>“痛い映画”って、観てるこちらも心が痛くなっちゃうんですが・・・やはり気になる作品です。

私はこれはそんなに痛いとは感じなかったですね。誰でもこういう経験ってありがちですし。本当の友達を作ろう! と一念発起するフランソワは、彼なりに不器用ですけど懸命にやってました^^

>パクリのクイズ番組、アレなんですね~?(爆)
>○○イナル○○サー?
-----
そうです! セリフもそっくり、あの「間」の取り方も(爆
みんな大笑いでした~~
(2008.07.28 20:45:30)

ルコントさん   天国の口 さん
と聞いたらぜひ行かなくちゃと思うわ
楽しみ♪
こちらはまだだし、夏休みはファミリー向けが目白押しだからしばしの我慢だわ

(2008.07.31 19:49:39)

天国の口さん   rose_chocolat さん
どうも~。

これ、イラストがすごく可愛かったんですよね。Tシャツも売っていて素敵でしたよ^^
きっと天国の口さんはお気に召すと思います!
(2008.08.01 00:19:59)

こんにちは♪   ミチ さん
ミリオネアが出てきてビックリでしたね~。
日本人だったらだれもがあのオチを予想できましたよね!
私のところのコメントにも書いたのですが、あのクイズ番組って日本が最初じゃないんです。
ウィキで調べたら、元々はイギリスの番組だったのをいろんな国でやるようになったみたいです。
セットも音楽も全部同じだなんて面白いですよね~。 (2008.09.13 09:26:09)

ミチさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

>ミリオネアが出てきてビックリでしたね~。
>日本人だったらだれもがあのオチを予想できましたよね!
>私のところのコメントにも書いたのですが、あのクイズ番組って日本が最初じゃないんです。
>ウィキで調べたら、元々はイギリスの番組だったのをいろんな国でやるようになったみたいです。
>セットも音楽も全部同じだなんて面白いですよね~。
-----
クイズの件、ありがとうございます。
でも、それぞれの国にその雰囲気の司会者がいるのも、面白いですよね。
ブリュノも、あのクイズを通じて、いい友達ができたんじゃないでしょうか。
(2008.09.13 12:33:39)

ファイナルアンサー!?   swallow tail さん
rose_chocolatさん、お久しぶりです!

最近はクイズブームなんですかね??
TVをつけたらクイズ番組かあるいは雑学クイズ番組で(苦)
なので最近は7時はもっぱらNHKのニュースを見るようになってしまいました。
お笑いブームが一段落したかと思ったら
今度はクイズ番組で名前も知らないような芸人がシャシャリ出ているのを見るとゲンナリしちゃいます。
そういえば・・・ミリオネアはいつの間にか終わっていましたね(苦笑)
みのさんが好きではないので全然見ていなかったんですけど・・・
あの嫌味な間の置き方はオリジナルからの受け継ぎだったんですね・・・

>自分の環境と相手の環境を比較して嫉妬してみたり・・・。 
おぉ・・・
鋭いご指摘ですな。
さすが女へんがついているだけあって女性は本当に嫉妬深いですよ。
恐ろしいですよ・・・(涙) (2008.10.30 19:39:06)

swallow tailさん   rose_chocolat さん
>rose_chocolatさん、お久しぶりです!

どうもです~♪
最近ほとんどテレビを見てないんですよね。見る時間がなくて。


>そういえば・・・ミリオネアはいつの間にか終わっていましたね(苦笑)

私、これ結構好きだったんですよね。 クイズってもともと好きなので。さすがに高額のクイズになると難しい(笑

>>自分の環境と相手の環境を比較して嫉妬してみたり・・・。 
>おぉ・・・
>鋭いご指摘ですな。
>さすが女へんがついているだけあって女性は本当に嫉妬深いですよ。
-----
ははは(滝汗
女性の嫉妬を引き出さないように日常過ごすのって、技が要りますよね(笑
(2008.10.30 20:45:26)

おはようございます!   アイマック さん
コメントありがとうございました~

『そして、デブノーの森へ』という映画、知りませんでした。
大人の男性の友達作りという題材が新鮮でおもしろかったですね。
フランソワみていて、自分の日頃の行いを反省。
ミリオネアはもともとイギリスの番組じゃなかったかしら?
あまりに似てるので、親しみ感じちゃいました!笑

(2008.12.25 08:58:00)

アイマックさん   rose_chocolat さん
こんにちは~

>『そして、デブノーの森へ』という映画、知りませんでした。

ある意味、「The フランス映画」って感じのタッチの映画です(笑

>大人の男性の友達作りという題材が新鮮でおもしろかったですね。
>フランソワみていて、自分の日頃の行いを反省。

あんまり、大人になってまで、「友達とは?」なんて考えませんよね。

>ミリオネアはもともとイギリスの番組じゃなかったかしら?
>あまりに似てるので、親しみ感じちゃいました!笑
-----
あそこで出てきたのでビックリしました(笑
元ネタも十分面白かったですね。
(2008.12.25 11:21:25)


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