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2008/10/13(月)08:09

『P.S. アイラヴユー』 (2007) / アメリカ

洋画(は行)(108)

原題: P.S. I LOVE YOU 監督・脚本 : リチャード・ラグラヴェネーズ 出演 : ヒラリー・スワンク 、 ジェラルド・バトラー 、 ハリー・コニックJr. 、 ジーナ・ガーション 、 キャシー・ベイツ 試写会場 : 東京厚生年金会館 公式サイトはこちら。 <Story> 最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を脳腫瘍で亡くしたばかりのホリー(ヒラリー・スワンク)は、失意で電話にも出られず自宅に引きこもっていた。 やがてホリーの30歳の誕生日がやってきた。 届いた贈物の箱を開けてみると、テープレコーダーに入ったジェリーからのメッセージが。 思わぬプレゼントに喜びと驚きを隠せないホリー。 翌日、メッセージの通りジェリーからの手紙が届けられた。 それから、次々と消印のない手紙がホリーのもとに届くようになる…。 P.S. アイラヴユー - goo 映画 <感想> 試写会です。 考えてみると、この映画には縁があるのかなと。 24日(水)のヤクルトホールと、29日の厚生年金の2か所に自力で当選していました。 同行者さんとどっちにする? と考えて、「ヤクルトにしよう!」と決めて、厚生年金を他のお友達にお譲りしました。 ですが義父のお通夜でしたので24日はキャンセル。 29日ももうお渡ししてしまったので、まあいいやと思っていたら何と。 同行するはずだった友人が、同じ29日の試写にご当選。。。 逆にお誘いしていただきました^^ 雨ですので新宿駅からの徒歩は少々キツかったです。 しかも、地下道を歩き始めたら貧血みたいになってしまって、ふわーっとして歩けないんです。 ラッシュアワーの人いきれをかき分けて、しかも湿度も高く、天井が低いところを早足で歩くと、空気も悪くなってくるんです。そして歩くのがちょっと辛くなってきたのでゆっくり行くことにしました。 厚生年金に着いて友人と会ったら直りましたが。。。 お通夜明けの初出勤なので仕事もたんまりあって、しかもどれも迅速な処理が求められ、外せないものばかりで。 そんな緊張もあって疲れていたのだろうと思います。 全体的に、「男と女の恋愛のホンネ」っていうのがちりばめられていて、それが結構面白かったですね。 ジェラルド・バトラーとヒラリー・スワンクによる、冒頭のダイアローグ。 これ、なかなか興味深かったです。 一度一緒になると女は現実を追いかけて、だけど男はどこまでもロマンを追いかけて。 現実ばかり追っているような女性でも、実はロマンもしっかりと離したくないっていうホンネ、うなずけるものがありました。 2人のキスシーン、結構よい感じでしたよ(笑 (C)2007CUPIDDISTRIBUTIONLLC.ALLRIGHTSRESERVED. お涙頂戴モノ・・ という触れ込みですが、そんな場面も確かに(人によっては)ありますけど、それだけではなくて、ギャグっぽい要素も多かった。 一番笑えるのは、友人役の、Lisa Kudrow演じるデニースが逆ナンするところ。あれは女のホンネを見事に表していて(笑)かなり痛快。 付き合う時に、何だかんだ言っても最低限の条件は満たさないと、っていうホンネです。 ヒラリー演じるホリーの友人たち、家族たち、気のいい人たちばかり。 お母さんは、自分の夫に似ていたからホリーの結婚に反対だったわけなんだけど、結局一番の味方であってくれました。こういう時の母と娘って、支え合っていい関係になれますよね。 そしてジェリー。 出逢った瞬間に恋に落ちてしまう。。。 そんなのドラマでしょ~ って観ている方は思ったとしても(笑)、まあ、ここまで好きになってもらうなら本望ですよ。 そして愛する人がいなくなった後に襲ってくる、深い喪失感と戦うホリー。 その癒し方は、もしかしたら他者からは反感を買うかもしれないけど、 「愛する人がいない苦しみ」も本当に辛いものだけに、自分はホリーの心の痛みはわかってあげたいと思いました。 健気にも彷徨いながら、立ち直っていこうとする姿勢は好きです。 1つ1つのモチーフはいいのですが、そのつなぎ方がどうもぎこちないという印象の映画でした。 ウィリアムとホリーとの再会シーンなんていうのがそう。 出逢いは結構、心温まる感じが(自分は)したから、あの再会はね。。。 伏線張って欲しかったです。 そしてエンドロールの日本語主題歌。 これがあると聞いた時から、「エンドでかかりそうな予感するよね」と友人と予想していたのが見事に当たる(笑 最近は、サントラとは別に日本語主題歌を設定する洋画がありますが、自分は基本的にこれはあまり賛成できません。 セリフも英語なのに、ここで日本語の歌が登場する必要があるのか?? 雰囲気がまるで違うものになってしまうのに。 日本語吹替版なら、話はわかるんですけどね。 今回の場合、この歌がよかっただけに、こういう使い方しなくても・・・ という印象は拭えなかったです。 ・・・とまあ、突っ込もうと思ったらたくさんあるのですが、 デートムービーとして軽~~く観て、その後にあーでもないこーでもないとおしゃべりするのにはちょうどいい映画なんでしょうかね(笑 ******************************** 今日の評価 : ★★★     

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