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みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) kaoritalyさん コメントありがとうござい…
kaoritaly@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) ご無沙汰してます。 ベスト10の映画、…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) 遅くなりましたが,明けましておめでとう…
Oct 10, 2008
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カテゴリ:洋画(や行)

原題: YOUNG@HEART/YOUNG AT HEART

監督 : スティーヴン・ウォーカー

出演 : アイリーン・ホール 、 スタン・ゴールドマン 、 フレッド・ニトル 、 ドラ・モロー 、 ボブ・シルマン


試写会場 :ヤクルトホール


公式サイトはこちら。



<Story>


米・マサチューセッツ州の小さな町ノーサンプトンにいる、平均年齢80歳のおじいちゃんとおばあちゃんたちで構成されたコーラス隊「ヤング@ハート」が歌うのはクラシックやスタンダードではなく、ロックやR&Bの曲ばかりだが、驚くべきことに彼らはその曲を完全に自分たちのものにしている。
コンサート前の6週間、彼らに密着し、リハーサルの様子やプライベートを追う。
感動を呼ぶ彼らのパフォーマンスはどこからくるのだろうか。


ヤング@ハート - goo 映画
ヤング@ハート - goo 映画





<感想>

プレミアの翌日でしたが、お誘いいただいていたので行って来ました。
ハッキリ言ってかなり疲れが残っていましたが(苦笑)、電車で爆睡してパワー温存しました^^;


これは、初めて紹介文&スチールを見た時に、一見、ただ老人たちが何となく歌っているだけの映画なのかと思っていました。
ですが・・・
全然違う!!
みんなパワフル、そしてセクシーで面白いんですよ。
往年のアメリカン&ブリティッシュ・ロック。。。  クラッシュ、コールドプレイ、U2、ラモーンズ、トーキング・ヘッズ、ボブ・ディラン、ジェームス・ブラウン、ソニック・ユース・・・ hot&coolなサウンドは、通常パワーと愛を歌い上げるものとして私たちの中に染みついているものなのだけど、彼らにかかると、それは全く別の音楽に変身する。




ヤング@ハート
(C) 2008 Walker George Films (Young at Heart) Limited.




歌い出し。92歳のメイン・ヴォーカリスト、アイリーンが叫ぶ。「Ah~~~~!!」
何ということはない、文字にすると普通の叫び。だが、これを音で聴いていると、とても普通には聞こえない。どこかに魂が宿っていて、まるで叫びだけが聴衆を包みこんでいるような気がするのだ。
全員、当然ながら若い歌い手ではないから、声の張りも違う。身体だって、70代80代、真っ直ぐ立っていられない時もある。それでも、彼らの歌声は、有名なヒット曲が全く違う曲になって帰ってきてくれたかのような錯覚を起こさせる。
どうしてこんなに彼らの声に惹きつけられるのだろうか?
それは彼らがヤング@ハートの活動を通じて、生きることに対して前向きに希望を持っているからではないだろうか。




ヤング@ハート ボブ・シルマン
(C) 2008 Walker George Films (Young at Heart) Limited.





彼らが彼ららしく、生き生きと過ごす秘訣として、指導者であるところのボブ・シルマンの存在も大きいのだろう。
恐らく彼らの子世代に当たるであろうボブ。その指導も、いささかダイナミック。ある日突然新譜を持ってきて、「じゃあ今日からこれをやるから」とどんどんメインヴォーカルを選んで練習していく。
年寄りだからこれはできない、こんなこと無理。。。
そういった、「年寄りへの枠」と概念を一切持たず、オリジナルとは全然違う、ヤング@ハートの曲にしていく作業。
「じゃあ、今日からこれをやるから~」と差し出す新譜・・・ それがストーンズだったりプリンスだったり。
「クラッシックが好き」「オペラが好き」と言うメンバーに、如何に「自分たちのロック」を歌わせるのか。ボブの眼差しはどこまでも温かい。音程が取れなかったりリズムが合わなかったり。そんなメンバーにも根気よく指導していく。
その歌が結局、彼らが生きる上での励みとなっていたりするのだから。


そしてそんなボブに応えようとしている、ヤング@ハートのメンバー達も、大変魅力的である。
活動がだんだん評判になって、ツアーも実現して、そのために一生懸命歌う。
だがしかし、厳しい現実は容赦なくやってくる。
もう若くはない。
みんな身体のどこかしらに持病があったり、生きていく上での不安と闘ったりしているのだから。

「あたしが死に いなくなっても、
七色の虹に腰を掛けて あなたたちを見下ろしている」

そう語るアイリーン。
いつかはみんな天へ召される。でも身体が動かなくなるその日まで、精一杯できることをして、生きているという実感を抱いたまま生を終えたいという彼らの切なる願いが、見ているものにひしひしと伝わってくる。
そしてもしも自分が死んだとしても、その魂は今まで愛した人たち、愛すべきものたちを見守って生き続けているよ・・・ 

"FOREVER YOUNG"、天に捧げるディランのメロディー、それはまぎれもなく彼らのメッセージでもあった。
そんな彼らに勇気づけられて若い者たちも、こんなに楽しそうに年が取れるんだと、希望を持つことができるような気がした。





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今日の評価 : ★★★★★


私事ですが先月義父が他界し、かなりその姿とメンバーがかさなってしまいました。
たぶん義父も倒れるその日まで精一杯生きていたのだろうと。
そして死してなお、愛すべき者たちを見つめているのだろうという気がしてなりません。






   

   
















Last updated  Oct 15, 2008 11:39:52 AM
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