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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:洋画(さ行)
原題: SHINE A LIGHT 監督 : マーティン・スコセッシ 出演 : ザ・ローリング・ストーンズ 、 クリスティーナ・アギレラ 、 バディ・ガイ 、 ジャック・ホワイト 試写会場 :よみうりホール 公式サイトはこちら。 <Story> ザ・ローリング・ストーンズのライブを映画として撮り上げる企画が立ち上がった。 監督のスコセッシは撮影するライブを、ミックが予定していたリオでの野外コンサートから、NYのビーコン・シアターでのライブに変更。 以後ライブ当日まで、ストーンズとスコセッシの演出に対するせめぎ合いが続いた。 そしていよいよ幕を開けるライブ。 「Jumpin' Jack Flash」のギターリフが大歓声の中に鳴り響きわたった…。 ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト - goo 映画 <感想> 何とか試写会に参加することができました。関係者のみなさまありがとうございます。 ストーンズって、ビートルズに比べると、 コアのファン層の幅が決まっているような感じがします。 かく言う私も、ビートルズは聞きますが、ストーンズはほとんど知らなくて。 ちゃんとアルバム聞いてたら、百倍くらい感動したのになあ・・・ と、非常にもったいないことをしてます。 この日の試写会、 周りは、ストーンズ世代の50・60代の方たちでいっぱいです。 やっぱり、1曲終わるたびに、ヒューヒュー歓声上がってましたね。
スコセッシ監督自身がとても楽しんでこの映画を撮っているのが よくわかります。 監督であると同時に、自身もライブの観客になりたいんだなっていう、遊び心です。 ライブの映画を撮るっていうのに、ライブ直前までセット・リストが来ないのも演出なのかどうかはわからないけどね。 でも、この映画のラスト1分間。ここで、スコセッシ監督がこの映画に対して持っているコンセプトがすべて出ているような気がする。ここは絶対に見逃せない所です。 ライブそのものは本当に素晴らしい。 ミック・ジャガー、御年64歳、とてもそんな風には見えないよね。 軽々と歌いこなして、体の動きもすごく軽快で・・・ って、こうして文章にしてしまうとすごく平坦になっちゃうけど、彼らの映像を見てほしい。 見て感じてほしい。この迫力を。 「いつもギャラ以上の仕事をしている」というインタビュアーの言葉がピッタリです。 そしてミックが持つスペックの高さに改めて敬服する。 歌唱力、そして体力。 これだけ様々な世代を魅了させることができる人って見たことない。 キースも、確かに皺は増えてるけど、筋肉は衰えてないぞって言うのがわかるし。 チャーリー・ワッツが、演奏が終わったあとにカメラに向かってするお茶目なシーンなんかは、さすがに年齢を感じさせますけど。でもそれだって彼らにとっては勲章みたいなものではないだろうか。 ライブ中にコラボするアーティスト達。とりわけ秀逸なのは、ビジュアル面でも歌唱面でもクリスティーナ・アギレラでしょうか。 ミックと堂々と渡り合えて負けてない。年齢差はたぶん親子ほどなんだろうけど。 ミックだけに3台くらいカメラがついて、ライブ会場には全部で18台くらいのカメラを置いて彼らを追う。 彼らの動き、流れる汗、会場の熱気までもが美しく撮影されている。 終わった後は場内からもたくさんの拍手が湧いていました。 で、試写会が終わった後、どういうわけか この映画の1日宣伝部長ということで、こちらの方が来場していて、 ロビーで、ストーンズグッズのオークションが始まってました。 斜めからで、押し合いへしあいでしたが、頑張って写真撮りました。
うーん 何で彼?? びみょー。
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