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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:中国・香港映画、その他の映画
原題: EXILED/放・逐 監督・製作 : ジョニー・トー 出演 : アンソニー・ウォン 、 フランシス・ン 、 ニック・チョン 、 ジョシー・ホー 、 サイモン・ヤム 鑑賞劇場 : シアターイメージフォーラム 公式サイトはこちら。 <Story> 中国返還を間近に控えたマカオ。 昼下がりの住宅街で4人の男がひとりの男の帰宅を待っていた。 タイ(フランシス・ン)とキャット(ロイ・チョン)は彼を守るために、ブレイズ(アンソニー・ウォン)とファット(ラム・シュ)は彼を殺すために。 5人は、かつては強い絆で結ばれていたのだが…。 やがてその男、ウー(ニック・チョン)が帰ってくる。 そして始まる銃撃戦。 だが、赤ん坊の泣き声がした時、男たちは銃を下ろす。 そしてウーの妻(ジョシー・ホー)も交えて晩餐を楽しむのだった…。 エグザイル/絆 - goo 映画 <感想> 暮れから観に行こう行こうと思いながらもなかなか時間が空かず。。。 ようやくこの日の鑑賞。ぼやぼやしてると終わっちゃう!! イメフォの会員を更新することにしたので、ピックアップして、よさそうなものを鑑賞する予定です。 ノワールもの、香港ものって実はあまり明るくないのですが、 これは予告のイメージがよかったので、行こうかなって思っていました。 そうです、ノワールなので、血が出るのよね(笑 考えてみたらノワール映画はは『甘い人生』(→ blog開設前なので日記なし)以来。 血まみれになるんだ・・・ って見始めてから気がつく自分(笑) 焦る~ 血・ホラー・虫系がダメなのに f^^; ・・・と思いながら見始めるのですが、 思ったよりも大丈夫。 最も銃撃戦のシーンですが、みんな黒ずくめの服装な上に、 あまり誰が誰を撃っているのかが分からない感じに仕上がっているので、 そんなに嫌悪感はありませんでした。 ここでもタイトルになっているくらいの「絆」、これがこの映画の全てと言ってもいいくらい。 どうしてこの人たちはここまでできるの?? って思ってしまう。 背いたら殺されるのはわかっているのに、 それでも守らずにはいられない絆です。
この5人の友情が、いいなあ・・・ って感じです。 よくあれだけ銃撃戦して何もないのもちょっとご愛嬌なんですが、 それでも話の筋的には必要なわけですし。 ウーの奥さんもカッコよかった。 何があってもあたしは変わらない、家族と一緒にいるし、家族を守る、って姿勢ですね。 太く短く生きてきたウーも最後に求めるのは「家」。 家に帰りたい・・・。 その想いが彼を動かし、そして友をも動かしていくのですから。 家が男の原動力なんだろうな。 サージェント・チェン役のリッチー・レンが途中から絡んでくるのですが、 彼をもうちょっと何か生かしたらもっと面白かったのだろうなって思います。 1人だけ、あの護衛の中で、彼だけがオーラ違ってましたもん。 デキる奴、って感じ。 彼のあの雰囲気好きですね。
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コレ観たかったの~~~。香港ノワール、好きなのです~♪
上映なしで涙をのんでます。 アンソニーさんも出てるし、ロイ・チョンも好きなの。 ラム・シューさんもいい味出してそう・・・ DVDになったら観ます~。 (2009.01.21 22:19:38)
こんばんは~
>コレ観たかったの~~~。香港ノワール、好きなのです~♪ >上映なしで涙をのんでます。 そうなんですかー。これ上映館少ないですからね。拡大してくれないのかな? >アンソニーさんも出てるし、ロイ・チョンも好きなの。 >ラム・シューさんもいい味出してそう・・・ >DVDになったら観ます~。 ----- ロイ・チョン、私的に結構ツボ入ってましたw ああいう感じ好き~~ みんなカッコいいよね。 (2009.01.21 23:10:00)
この作品は1昨年のフィルメックスで観てすっかりはまりました。
TBをいただいた舞台挨拶着き試写会と合わせて3回も鑑賞してしまいました(汗 TBのお返しはフィルメックスで鑑賞したときのレビュー記事と舞台挨拶レポと両方でさせていただきますね。 (2009.01.25 14:48:56)
こんばんは~
>この作品は1昨年のフィルメックスで観てすっかりはまりました。 >TBをいただいた舞台挨拶着き試写会と合わせて3回も鑑賞してしまいました(汗 そうなんですね。ではかなり前からご存じということで。。。 それは思い入れが違いますよね。 >TBのお返しはフィルメックスで鑑賞したときのレビュー記事と舞台挨拶レポと両方でさせていただきますね。 ----- どこにTBつけようかなと迷ったくらい、充実した記事ですね^^ 素晴らしい~~ ありがとうございます。 (2009.01.25 18:13:54)
写真がとってもいいアイテムになってましたよね。
リメイクが決まってるそうですが、ハリウッドで作ってもこの良さは出ない予感がします。 「ディパーテッド」もイマイチでしたし。 (2009.04.06 00:26:34)
ミチさん
>写真がとってもいいアイテムになってましたよね。 >リメイクが決まってるそうですが、ハリウッドで作ってもこの良さは出ない予感がします。 >「ディパーテッド」もイマイチでしたし。 ----- 「アジアの良さ」ってあるように思うんですよね。独特の雰囲気とか考え方とか。 そういうものまでハリウッドリメイクはできないような気がします。 これはまさに「絆」そのもの、素敵な作品でしたね。 (2009.04.06 22:08:58)
お久しぶりです。
私もこれには痺れましたよ。 5人の友情,よかったですね。 幼馴染の友情って,男の子のほうが絆は強いような気がする・・・ 言葉は要らない,一心同体って感じがみんなしましたね。 紅一点のウーの奥さん,誰を恨むのかは筋違いの気もしましたが 肝っ玉のすわった「極妻」っぷりはカッコよかったです。 ノワールとはいえ,そんなに残酷シーンなかったので(甘い人生なんかに比べると) 見やすかったですね。 (2009.05.29 22:23:18)
こんばんは~
お久しぶりです。 >幼馴染の友情って,男の子のほうが絆は強いような気がする・・・ 男の子って、女の子に比べると見かけは友情があっさりしているように思えますが、友達甲斐はありますよね。 >紅一点のウーの奥さん,誰を恨むのかは筋違いの気もしましたが >肝っ玉のすわった「極妻」っぷりはカッコよかったです。 この写真で見ると、ウーと顔(雰囲気??)が似ているような気がしました。夫婦役でもそんなことあるんだと思います。 「極妻」、わかります。 カッコよかったですよね。 >ノワールとはいえ,そんなに残酷シーンなかったので(甘い人生なんかに比べると) >見やすかったですね。 ----- 甘い人生はかなり残虐でしたからね。 それに比べたらこちらはソフトでした。 (2009.05.29 23:16:57)
個人的にチェン軍曹の役割はあれでよかったと思いました。
というのも漢には次に託せる存在がいないと命を賭けた戦いができない生き物なんです。 だからこそチェンを自分たちの戦いには巻き込まず、後のことは頼んだぞという思いでウーの妻を彼の元に行かせた。 そのタイたちの格好良さが同じ男としてはたまらなく美しく見えましたよ。 (2009.05.31 14:25:11)
こんにちは~
チェンが何となくあれでよいのか。。。と思ったのですが、「託された」んですね。なるほど。それなら本当に美学です。 あのまま2人が幸せになってくれるといいですね。 (2009.05.31 18:14:34)
TBではご迷惑かけてごめんなさい。
WOWOWで放送されるまで、ろくに気にも止めてなかったんですが(もちろん上映もなかったし) これは観れてよかったです。 今年春以降、これまでの一切の素通りから一転、 それなりにたくさんの香港映画を観たんですけど、 これはちょっと気に入ってしまいまして、録画をいいことに何度も見返してしまいました。 わたし、フランシス・ンが好きかもしれませんわ(笑) (2009.11.01 22:29:40) |