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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:邦画(た行・な行)
監督・脚本 : 沖田修一 原作 : 西村淳 主題歌 : ユニコーン 出演 : 堺雅人 、 生瀬勝久 、 きたろう 、 高良健吾 、 豊原功補 、 西田尚美 、 古舘寛治 、 黒田大輔 、 小浜正寛 、 小出早織 、 宇梶剛士 、 嶋田久作 公式サイトはこちら。 <Story> 海上保安庁の料理担当である西村(堺雅人)は、南極ドームふじ基地に派遣される。 ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地では、楽しみと言えば食べることだけ。 観測隊員のために西村は、時に贅沢な食材を使い、娯楽の少ない彼らをもてなしていた。 日本から遠く離れた西村の心の支えは家族。 しかし、ある日娘から「お父さんがいなくなってから毎日が楽しくて仕方ありません」というファクスが届き、ショックを受ける。 南極料理人 - goo 映画 <感想> やっと観に行くことができました。 レディースデーのこの日は、似たような映画をはしごで鑑賞することに。 これは1本目。 そしてこの映画で、めでたくTOHOシネマイレージ、6000マイル達成しました^^ ポイントも使わなかったので、かなり貯まってます。 1か月フリーパス、いつ引き替えようかなあと考え中。 何だかんだで10月はいろいろと用事が入って忙しく、せっかくタダなのに観に行けないと悔しいし(笑)、また11月は私の誕生日月なので109シネマズで集中的に観た方がポイント貯まってお得だし。。。 と思うと、暮れに交換!? 正月は避けたいのでそんなところかなー。 この映画、フードスタイリストの飯島奈美さんが担当ということで、それもかなり気になっていました。 一応このblog、食事系もわりと書いてますし、今は休止してますが食にちょっと携わる者の端くれとしても観ておきたかった。 そして食事の色とりどりの絵にやっぱり感動。 いくら仕事とは言え「男の料理」だし、一体どんな感じなんだろう。。。 と思ってましたが、飯島さんらしいスタイリングで、細かい気配りがなされていました。 本当は、男ばかりの大所帯で作る料理ってもう少し色気がないというか(苦笑)、そんな感じがするんですよね。 でも最後のラーメンなんかでも、究極の「男料理」のはずなのに、繊細な、美味しそうな香りがスクリーンからしてきそうです。 『かもめ食堂』 で見た、鮭の分厚い切り身の鮮やかさが忘れられなくてね。。。 今回も南極ということで、シーフードがかなり使われてました。 最初に出てくる、ブリの照り焼き、刺身、そして極めつけは「伊勢海老フライ」(笑) 本当にあんなのをフライになんかしたら、食べるだけでたぶん疲れそう。。。 と私などは思うんですが、そこがきっと「男の発想」なんですよね。 洋食モードになったらとことん洋食って、その単純さです(笑
堺さんは料理の才能があるように思いました。 あのおにぎりの握り方は玄人っぽい。 おにぎりって、ご飯が熱々の時に握るのが美味しくて、そうなるとあの手つきになってきます。 掌で転がして。。。 って感じ。 いくらのおにぎりがもうたまらず、帰りに生の筋子を売ってたんで買って帰って、醤油漬けにしてしまいました(笑 そのうちおにぎりにしようかなあ。 ここに出てくる8人の男たち。 8人8様なんですが、周りに何もないところではお互いの存在と仕事だけが頼り。 そして食べることだけが楽しみで。。。 となってきちゃう。 この人たちを見てると、基地の仕事ってそんなにゆるいの? って言いたくなる感じもしなくもないけれど(笑)、この映画は、南極に働く男たちの食を中心に、それぞれが抱える家族や生活への想いを描くことが中心なんで、あんまり仕事仕事としなくてもいいのかなあって。 ストイックとかシリアスとは一線を画しているようです。 日頃、「おとーさんなんてどうでもいいし~」とか言ってる家族でも、やっぱりかけがえのない存在だと思われているおじさんたち。 あったかい感じが一貫して流れていました。
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