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テーマ:映画館で観た映画(8343)
カテゴリ:邦画(あ行)
監督 : 堀部圭亮 原作 : 木下半太 出演 : 内野聖陽 、 佐津川愛美 、 モト冬樹 、 斎藤工 、 大堀こういち 、 芦名星 、 本上まなみ 公式サイトはこちら。 <Story> 小川順(斎藤工)は、鋭い頭の痛みで目を覚ますと、そこは急停止したエレベーターの中だった。 一緒に乗り合わせたのは、刑務所帰りの男(内野聖陽)、過去が見える超能力者(モト冬樹)、自殺願望のゴスロリ少女(佐津川愛美)と、見るからにワケありな3人。 非常ボタンは故障し携帯電話は電池切れ、助けを呼ぶこともできない。 なぜか互いの秘密を暴露し合うハメになった時、思いもよらぬ事件が起きてしまう……。 悪夢のエレベーター - goo 映画 <感想> とにかく内野さんがご出演ですし、上映館も少ないので、早めに観たかった作品です。 原作は、 シリーズ累計40万部を突破した木下半太の人気小説「悪夢シリーズ」3部作の第1弾「悪夢のエレベーター」(単独で26万部の売上!)を映画化したサスペンス・コメディー ということなのですけど、全くこれは知りませんでした。 堀部監督も、俳優や構成作家というよりは元K2のイメージの方が断然あるんで、今回監督をしたっていうのがそもそも驚きでして。 観始めて、エレベーター内ということもあり、 この作品みたいなパターンか!? と一瞬頭をよぎりましたが、そうではないことはわかってきます。 密室内も4人なんで、動きや見せ場もあるし。
内野さんは直近で 舞台「BLACKBIRD」 を鑑賞しています。 これは伊藤歩さんとの2人劇で、それぞれの心情描写が中心の舞台でした。 本作も少人数の場面が多く、物語の裏側なども細かく描いていて、映画というよりは舞台に近い印象を受けます。 モトさんの女装もかなり笑えますし、管理人の大堀こういちさんもとんでもなくすごいキャラクターだったんですが、今回はやはり佐津川愛美さんに尽きるでしょうね。 とにかく彼女がいい。 眼に何とも言えない力があって、ちゃんとキャラクターを演じ分けられるのは大したものです。 彼女は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 でとても印象に残る女優さんだなと思っていました。 この映画を観た堀部監督が彼女にオファーかけたのもすごくよくわかる。 まだ今も20歳そこそこなんですね。 とてもそうは思えない迫力あります。 劇団本谷有希子の舞台「来来来来来」 も観たかったのですが都合つかずで。。。 またこの映画で彼女の凄さを見せてもらったように思いました。 計画通りに進めようとするけど、想定外のこともたくさん起こってきて、そして初めに仕掛けられたからくりに気がつくというお話なんですが、登場人物のそれぞれのお芝居のうまさに飽きることなく見せてもらった作品でした。
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