2009/11/18(水)20:30
『サイドウェイズ』 (2009) / 日本
監督 : チェリン・グラック
出演 : 小日向文世 、 生瀬勝久 、 菊地凛子 、 鈴木京香
公式サイトはこちら。
(TOHOシネマズ1か月フリーパス鑑賞 1本目)
<Story>
20年振りにロサンゼルスに降り立ったシナリオライターの道雄(小日向文世)と、道雄の留学時代の親友で、かつてはTVのヒーロー番組の主人公を演じた事があるが、今はロサンゼルスのレストランで雇われ店長をしている大介(生瀬勝久)。
二人は、大介の結婚式を前にワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行をする事に。
訪れたレストランでかつての片思いの相手、麻有子(鈴木京香)と再会した道雄は、彼女の成熟ぶりにショックを受け、ワインをガブ飲みして酔いつぶれ…。
サイドウェイズ - goo 映画
<感想>
さて、今日はついに、TOHOシネマズ6000マイルを1か月フリーパスに交換することを決意し(笑)、早速行ってきました。
今日は3本鑑賞、そのうちの1本目です。
噂に違わずすぐにポラで顔写真を撮影されまして、カウンターで作っておいて貰えるシステムですね。
仕事も忙しいんですが、できる限り鑑賞していこうと思います。 じゃんじゃん見ないともったいないよねー。
なので多少自分の好みとは違う作品も鑑賞しますが、感想お気に召さなくてもどうぞあしからずです。
で、しょっぱなのこの映画、凛子さん出演なんで結構楽しみにしてはいたんだけど、
ひさびさ激辛感想なので、イヤな方はどうぞ通り過ぎてくださいませ。
ちなみにオリジナルは未鑑賞。
(でも、比較のために観てみたいですね)
そして部分的にネタばれです。
まず。。。
全体的に設定が、どうしてもアメリカでないといけないとは思えなかったんですよね。
雰囲気として、アメリカで撮りましたーといった感じなんです。
大介の設定ですが、元TVヒーロー&現在雇われ店長というだけで、セレブっぽいところにお婿に行けるんだろうかっていうのがまず疑問。
そんなに日本人に対しての目線って優しくないと思うんですが。。。
次に麻有子の英語が下手過ぎます。
20年強? アメリカで仕事していたのに、"find" "flavor" "already" などの単語が発音できてない。
"f"じゃなくて、日本語の「ふ」になっちゃってます。 これは説得力欠けますねー。
そして今、劇場で『沈まぬ太陽』も公開しているだけに、恩地夫人の面影がどうしてもチラチラしてしまうんです。
あちらの方が京香さんはよかったな。。。
ミナさんなんですが、彼女のキャラがとても中途半端で、
本当はもっと英語を流暢にできるはずなのに何故かたどたどしくしゃべっていたり、
日本語もどっちつかずの感じなので、この人のスタンスっていうのがハッキリしてなかった。
後半部分は流すように彼女の存在は終わってしまってますね。
劇中にも例えで出て来るんですが、「オリジナルの脚本があるにも関わらず、わざわざそれをチープに教え子が書き換えてしまう」エピソードそのものという感じがしました。
湘南でロケをして、全くのリメイクし直しにしたほうがまだよかったかもしれない。
ナパ・バレーの風景ですとか、ワインに関しての蘊蓄(→ あまりなかったですが)はいいと思うんだけど、試飲コーナーでものすごく下品なシーンなんかもあって、ジョークなんでしょうけど、どうにもそれが様になってないのが致命的でした。
そして長いですね。 残り30分くらいで、もう出ようかどうしようか考えちゃったくらいです。 一応最後まで鑑賞はしましたけど。 この内容なら90分程度でもいいと思いました。
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今日の評価 : ★