1713857 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Nice One!!

PR

Calendar

Category

Archives

Jul , 2019
Jun , 2019
May , 2019

Comments

みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) kaoritalyさん コメントありがとうござい…
kaoritaly@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) ご無沙汰してます。 ベスト10の映画、…
rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
みえこ55@ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) 遅くなりましたが,明けましておめでとう…
Dec 20, 2009
XML

監督 : 中村義洋

原作 : 伊坂幸太郎

出演 : 堺雅人 、 竹内結子 、 吉岡秀隆 、 劇団ひとり 、 貫地谷しほり 、 相武紗季 、 ソニン 、 大森南朋 、 柄本明 、 香川照之

試写会場 : 東宝試写室

公式サイトはこちら。


<Story>


首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳(堺雅人)は、大学時代の友人・森田(吉岡秀隆)と久しぶりに再会していた。
様子がおかしい森田。
そして爆発音。
首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。

「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。
銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。
本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。
青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。

[ 2010年1月30日公開 ]

ゴールデンスランバー - goo 映画
ゴールデンスランバー - goo 映画





<感想>

20日に観賞した試写ですが、どうにも落ち着いて感想書けなくて、こんなに遅くなってしまいましたが。。。

Yahooレビュアー試写会に参加してきました。
東宝試写室はシャンテの上にあり、初めて行きましたが、椅子が私が今まで行ったTOHOシネマズのどの椅子よりも座りやすかった(笑) 腰のあたりに別の素材が使われていて、これは腰痛持ちの自分にとっては非常にアリガタイ。
伊坂作品は、映画になると一体どうなるんだろう? という興味を湧かせるもので、こういう風に活字と映像と両方で活躍できる作家は少ないだけに、非常に楽しみにしていました。
ちなみに原作は未読。
単行本しか出てないので、文庫になったら読もうかな。 って、怒られますかね。

監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』 『フィッシュストーリー』も作っている中村監督。 この日は終了後にティーチ・インもあるということで、そちらも楽しみでした。




伊坂作品の映画化にはもう、堺雅人さんは必要不可欠な存在になりつつあるようで、本作でも主役の青柳。 
自分が普通にしている生活が、普通じゃなくなっていく青年です。
知らずのうちに、いつの間にかオズワルドにされるぞ・・・ ということなんですが、どうしてそうなのか? 彼をはめようとしたのは何なのか? 誰なのか? ということについては、映画の中では一切触れられていない。
原作読んでないのでそのあたりが何ともわからないのですが。。。 
そのような「何故?」ということは一切無視して、青柳を取り巻く人物を追いかけ、心情を味わうことが目的かもしれない。





ゴールデンスランバー
(C) 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会





とりわけ、その意味で重要なのは晴子。
別々の道を行くことになったけど、どっかで見守ってるから。。。 という彼女の見えないメッセージ。
それが行く先々で青柳を支えている。
晴子だけじゃない、カズも、そして青柳に何を残したかったかはわからないけど、きっと森田だってそうだ。
青柳の両親の、最後まで息子を信じる気持ち。 たとえ離れていても、会えなくても、ずっと自分の大事な人。 
「無様な姿晒してもいいから、生きろ」という森田の言葉通りの体当たりのメッセージ、温かい気持ちがいっぱい伝わってきました。
ラストの青柳の演出。 ネタばれになってしまうので詳細は避けますが、たとえあの姿であったとしても、彼に寄せる、縁の人々の心は変わらないのだろうなと思うと、そんな関係がしっかりと築けていくことにどこか安心感すら覚えてしまう。


伊坂作品×中村監督のコラボ映画では、もうおなじみの濱田くん。 今回の役もとても好きでした。
キルオがどうして青柳を助けようと思ったのか。 それは説明するとするならば「直感」としか言えないのかもしれない。 
邪(よこしま)なものたちに対する怒りがキルオを動かしているならば、青柳を陥れようとしているのはまさにその「邪なものたち」だけに、キルオはたぶん一瞬でそれを見抜き、青柳を助けるべく判断したのでは?
そういう判断が一瞬でできるのは才能です。
濱田くんの芸の広さをここでもまた観ることができたのは嬉しい。 彼は本当に器用な俳優だなと思う。 


香川さんですが、ここのところ映画にTVに出ずっぱりなだけに、今回の役は『カイジ』に似てるなと正直思ってしまった。 最近どちらかというと悪役の香川さんがおなじみになってしまったからかもしれないけど。
この映画でもう1つ気がついたこと。 大森南朋さんが完璧な使われ方をしている。 これはナイスなキャスティングでした。





今回の入場者には、非売品プレスが配られました。
表紙はこんな感じ。
やけに大きく、LPジャケットのサイズよりちょっと小さめなくらい。
これは仙台ですね。
ちゃんとビートルズの、"Abbey Road"を意識してます。




DSCI0531
DSCI0531 posted by (C)rose_chocolat





裏表紙も綺麗だったので、広げてみました。




DSCI0533
DSCI0533 posted by (C)rose_chocolat





伊坂作品は仙台が舞台のものが圧倒的に多いですが、本作でも仙台の町並みは存分に出てきていて、首相パレードはこの道路、そして青柳の逃走劇に使われる路地裏などまで、丁寧に仙台の街を撮影したのがわかります。
この町に対してもきちんとリスペクトしているんですよね。



終映後、中村監督によるティーチ・インがありました。


・この役にはこの俳優でないと、という、人物へのこだわりでキャスティングしました。
竹内さん、堺くんの2人には、俳優の持つ「力」がある。 この2人をまず決めて、それに合う俳優さんは誰かと考えていきました。
吉岡くんに森田を、香川さんにも絶対に佐々木をやっていただきたかった。

・とは言っても、堺くんに佐々木をやってもらおうと思ったこともあった。

・キルオはもっと太った大柄な設定だったが、伊坂さんが『アヒルと鴨のコインロッカー』を観て濱田くんを気に入ってくれて、今回のキルオの役に決まった。

・普通役者さんは最初が一番テンションが高いことが多いが、伊東四朗さんは3回本番を撮って、回を重ねるごとにパワーアップしていった。素晴らしい役者さん。

・「巨悪を暴かないのは何故?」ということですが、何者かわからないものに支配されたり、事件に巻き込まれた人の視点を描きたかった。原作とは違う部分もあるが、敵は巨大ですとだけ言うことにした。
権力と闘いながら逃げる話、です。

・フィッシュストーリー、アヒル・・・ は膨らませればいいけど、本作は削る作業に時間がかかった。 前篇後篇・・・ということにはしたくなかったので、辛うじて2時間10分台に収めた。


などなど、映画の裏話的なことを中心にお話し下さいました。



落ち着いたら原作を読んで比較してみたいですね。 細かいことを掘り出してどうのこうの・・・というよりも、その根底に流れている心情に注目する作品のように思います。
これも観賞する人によって大きく視点は分かれそうです。




********************************




今日の評価 : ★★★★



   













Last updated  Dec 29, 2009 07:10:24 PM
コメント(22) | コメントを書く

Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.