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テーマ:DVD映画鑑賞(13577)
カテゴリ:邦画(あ行)
監督: タナダユキ 出演: 柄本時生 、 遠藤雄弥 、 草野イニ 、 安藤サクラ 、 水崎綾女 、 三輪子 、 ダンカン 、 田口トモロヲ <Story> ヤリたくでしょーがない、17歳童貞男子たち。 「友野(三輪子)とヤりたい」一心で日々を送っている比留間(柄本時生)、童貞をみんなに隠して強がっている峯(遠藤雄弥)、そんな彼らに乳を揉まれる安パイこと安藤(草野イニ)。 ある日、ちづ(安藤サクラ)が生理で困っているのを峯が助けてあげて二人はいい関係に。 安パイは“デブ専”の秋恵ちゃん(水崎綾女)とラブラブになった。 比留間は友野とヤレりゃいいと思って海に誘ってはみたものの、肝心な時に立たなくなって…。 俺たちに明日はないッス - goo 映画 <感想> タナダユキ監督作品ってちょっと毒があるところが好きなんですけど、公開当時上映館が少なくて見逃した作品。 上映時間が78分と短く、気軽に観れそうだったんでレンタルしてきました。 気軽って言う言葉がホントぴったり、というか(笑 ↑のストーリー紹介にもありますけどね。 まあ、この年頃のコはあんな感じなんでしょうから。 「あんたって悲しくなるくらいバカだよね」っていう友野のセリフがもう全て。 ただただしたい一心の男子、でも女子はそうじゃない。 好きじゃないと基本的にはダメでしょー(笑 でも中には複雑な女子もいるからねえ・・・ 友野の背景だって、単純にあいつが好きだからってだけでもないような気もする。 小さい頃に何かトラウマあったのか? とか、そんな余計なことも考えてしまったりする。 もう何もかもどうでもいいやって思うほどの何かが。 でも、それにしても比留間があんなんじゃ萎えるわな。。。 苦笑 ちづは安藤サクラだ。 これにはびっくり。 しかも脱いでる。 本当に彼女は度胸がいいというか、生まれついての役者なんだなと感じる。 この映画でもそう。 とにかく自分に必要と思ったらする、それが彼女のポリシーなんでしょうね。 何にも頼れない不安の中で生きてきた。 そんなちづが峯と出会う。 峯が母親代わりになれるとは思えないけど、今までのちづの人生に欠けていたものを峯はくれた。 だからちづには「よかったね」と言ってあげたい。 やっぱり好きな人とじゃないといけないよね。 秋恵ちゃんみたいなコってたぶん男子からすると「美味しそう」なんだろうなー。 そんな彼女に何となくハメられた安藤だけど、彼の渾身のダイエットにはびっくり。 きっと監督からの厳命だったんだろうとは思うんですが、どうやって痩せたのかが非常に気になった(笑 安パイって・・・ 笑 それがいいって言ってくれる人もいて、でも自分的にはそれじゃダメと思ってたりもして。 何か難しいわー。 まあでも比留間はやっぱり見てて痛い(笑) そしてセリフにもあったけど、女子にしてみれば「あんたバカじゃないの??」と言いたくなる。 そりゃそーでしょあれじゃあ・・・。 あと10年くらいして、散々痛い目見ないと目が覚めないような。 それが彼らの生態というか、本当に今日のことだけ考えてればいいのがあの頃だし。 明日のことなんて考えんのうぜーし。 そういう彼らのつぶやきが聞こえてきそう。 考えたくないけど考えちゃう。 そしてどうしようもなく力のない自分や、どうにもならない現実に落ち込む。 不器用だけど、いつも何かにぶつかりながら生きている彼らはやっぱり若いね(笑
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Last updated
2010.02.13 08:08:32
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